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52/73(合計:721件)
池玲文
スズキ27
ネタバレ
地上からはみ出た者達の地下街生活。暗いイメージを伴いますが、住人達がみんな明るく懸命に生きていて、魅力あふれる人間ドラマでした。 殺し屋のナガサと息子のテオ、そしてテオの家庭教師・小麦田。 この3人の関係がとても理想的な家族の形になっていて、決して綺麗ではない地下街が愛おしい場所に思えてきます。 殺し屋として父として、テオに身を守る術を教えるナガサ。7歳のテオが母親の仇にナイフ…
cryst
媚の椅子からの続編。 これは絶対続けて読んだ方がいいです。 前作は煮詰まった韮沢が切なくてめっちゃ萌えたので、大喜びで読んでみたら、あら?? こんな話だったっけ?と、もう一度前作から通しで読んでみた感想です。 韮沢の思いにほだされた加賦との蜜月からはじまります。前作は韮沢がかなり可哀そうだったので、幸せになってよかったねぇとほっこり。 そこに跡目問題が絡んできて、いろいろと起こります…
marun
雰囲気的にはBL匂い系にあたる作品なのだと思いますし、男女モノの作品もあり どうしても男女モノは好きになれないと思えばダメだとは思いますが 個人的には是非お手に取って読んで欲しいと思える内容の1冊でした。 架空の世界が舞台で地上と地下に人類が区別されていて今回の話はその地下での日常。 読みはじめからバイオレンスでシリアスで苦しくなるような出だしなのですが、 その後にほっと息がつけてほ…
かえっちょ
「女帝の首狩り」のカラー扉絵は収録にはならなかったのか…!! というのが、非常に残念でありました(涙) とても緻密で素敵な絵でありますから、いつかどこかに再収録してほしいです。 BLではない、とは言われつつも十分BL臭はあると考えていいかと私は思ってます。 流石にHシーンはありませんが、 「花降る地下街」の黒野とペトは出てきますし、 表題作のナガサと小麦田は、テオを介していい雰…
私にとって実は、池玲文さん作品のなかでもダントツにキャラ萌えしてしまう、加賦と韮沢。 無事2冊目が刊行されて、嬉しいです! しかも1冊まるまる二人の話なんですもの、内心小躍り状態です。 メインが『媚の椅子』の後の話になるので、基本は甘々。 痛いシーンも前作よりかは減ってると思います。 加賦がどんな無体なこと言っても、可愛がってるのは丸見えだし、 韮沢の加賦への気持ちはさらに加速w …
Krovopizza
『媚の椅子』続編。 冒頭に二人の出会い編があるので、前作未読でも入りやすいのではないかと思います。 ヤクザ若頭の加賦(攻)と、 加賦の右腕で彼にベタ惚れな韮沢(受)。 加賦も韮沢が可愛くて仕方ないのに、 次期組長候補の佐川に韮沢を差し出すよう言われたら 立場上断れない。 せめて一緒にいられる間だけでもと、 韮沢に目一杯優しくします。 誕生日を祝ったり、温泉で浴衣を着せ…
梅崎組・若頭の加賦(カブ)と、カブが拾ってきた男・韮沢(ニラサワ)の任侠ラブ。 カブが韮沢を殺しそうになるほどのシリアス展開を見せながらも、全体に甘々な雰囲気が漂っています。 どんな痛みにも屈しない韮沢が「好きだ」を連発し、いつも怖い顔をしているカブまでもがあっさり「好き」という言葉を口にしてしまう、これはもうバカップル認定で良いと思います。振り回される組員さん達が不憫ですが、ラブラブ路線…
ドロドロ優位で痛々しい話は苦手ですが、甘々優勢な任侠ものは大好きです。絵とストーリーがシリアス調なので任侠の雰囲気が十分に堪能でき、なんちゃってダークな世界に浸りながら純愛ドラマが見られる、美味しいとこ取りな作品でした。 よくばっちゃって、いいんですね! あとがきで作家さんご本人が「シリアスなのかギャグなのか」とおっしゃってますが、このさじ加減が大好きです。 シリアス色強めだった『媚…
江名
池玲文さんと言うと、 激しいエロをお描きになる方!というイメージが強いので、 その池さんが非BLを描くってどんなかんじ??とかなり興味津々で読みました。 表題作は面白かったですよ~♪ 池さんの既刊コミック「No.99:人間玩具」に収録されている短編、 「花降る地下街」をベースにした作品で、 地上の世界からはみ出た者達が移り住むGeofront(地下街)を舞台とした物語です。 …
上条当麻
あえて、既刊を読まず、続編から読んでみました 1って書いてあるし、なんとかなるかなーと 視点が変わるところはわかりやすく読みやすかったです ひとまず、韮沢って人 性格歪んでるなぁが第一印象 なんで主の加賦に対して”欲しい”という感情を抱くのか 子供時代に、父親からの愛を一切受けなかった描写が、 加賦との誕生日祝いの日に、描かれていたので、加賦本人ではなく、 父親という役割の部分だけ…