池玲文さんのレビュー一覧

媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

美しき極道

『媚の椅子 』既読。
最初の方で、主人公二人の間の経緯のあらすじ程度の振返りがあるので
前作を未読でも分からなくはないが、読んでいた方が面白く読める。


韮沢の狂おしいまでの盲目的な愛は、前作でもよく分かっていた。
前作では、最後あっさりデレちゃった加賦が不満で、
もっと苦悩しながらジリジリいけばいいのに……と思った私。

今作は、そのデレちゃった後の話なので、基本両想いの甘い…

3
非BL作品

Geofront 非BL コミック

池玲文 

説得力のある画力

リブレから出ているクロフネコミックスは、
BL未満という感じの作品を扱っているレーベルのようだが、
これもそんな作品。

なんったって池玲文さん、
その上、黒髪をなびかせた表紙の男のカッコ良さと
そこに赤く書かれたGeofront(=地底都市)というタイトルに、
ワクワクしながら読んだ。

舞台は近未来。
『No.99:人間玩具』に入っていた『花降る地下街』と
舞台を同じくし…

2

青色契約 コミック

池玲文 

難しい部分も…

急な展開で難しい部分ありますが…とにかく紲熔が可愛くて気に入りました。
大事に大事に囲われてる紲熔はオーナーの安藤さんが大好きでちょっと淫乱です。
安藤さんの寝込みを襲ったりしてます。
厳しい父に会いに行くために長かった髪を自分で切ってしまう。
ニット帽で隠していたいたんですが、帽子を脱がされてしまい…ボサボサの頭があらわになり、逆に父さんに怒られます。
「お父さんもボサボサなんだけどね…

0

閑雅なスプーン コミック

池玲文 

閑雅なスプーン

閑雅ってなんだろう?気になって調べました。
しとやかで優雅なって意味らしいです。へぇー。
じゃあ、しとやかってどうゆう意味だっけ?気になって調べました。
性質や動作が物静かで上品。へぇー。
お話を読みはじめて…そんな人いない気がするのは気のせいか?
なんて思いながら、義章の部屋にいたりいなかったりのカスミさんが素敵過ぎてツボでした。
カスミさんの雄っぱい丸見えの衣装がヤバいんですけど!…

1

奥津城村の愉快葬 コミック

池玲文 

あらすじも読まずに

池玲文先生の作品を集めているんで、あらすじも読まずに購入しました。
最初は、本当に幽霊とのお話なんだろうなぁ~って思ってました。
けど、違った!嘘のお葬式をするお話だった。
生前葬、私はやりたくないし参加もしたくないなぁ(^-^;
素直になれない照れ隠しの圭司が可愛い!
昔、玄関先で白雅に弄られて「白 兄ちゃ…!」なんて言ってる圭司も可愛いですが2話の白雅に「重かったろ……?」って聞く圭…

1

媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

過度な優しさが逆に不安を煽る

とにかく加賦が優しくて甘くて、どれほど韮沢を大切にしているのか。
ヤクザものなので分かりやすくはないのですが、韮沢の扱いに戸惑うちょっと溺れ気味な姿がキレキレの雰囲気とのギャップになって癒されます。

韮沢との出会い。そして「媚の椅子」以降の2人の在り方。
ナイスミドルな父親の鶴の一声によって発生する新たな問題。
隙を見せたら刺される。
取り巻く環境が殺伐としているせいか。ちょっとの優…

1

媚の椅子 コミック

池玲文 

会話がまるで痴話喧嘩の様

韮沢が苦悶の声を一つも発しないせいで、拷問のはずがどうしてもプレイにしか見えません。
尚且笑っているような口角の上がり具合に喜んでいる節さえあり、何をされてもイかないくせに加賦の指を味わうだけで達してしまう。
怖い程純粋で真っ直ぐな視線に、想いの強さをさらりと言い切る潔さ。
加賦が「お前が怖い」と抱きしめる姿が既にメロメロにされていると告白しているようにしか見えませんでした。

「暗夜の…

2

媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

ハードなヤクザもの

いいですね、BL外と同時発売になっているこの1冊も狂おしいほどの恋情と
ハードな雰囲気のヤクザモノでしびれます。
イラストの雰囲気が暗部的でエロイのも最高です。
可愛いものは好きだけどヤクザものも大好きなのでとても面白かったです。

受けになる韮沢のどこかピュアにも見えるヒナの刷り込みのような執着が切ないほど
苦しく感じますが、始めはヤクザものとしてぬくもりを求める相手に欲しがるものを…

9
非BL作品

Geofront 非BL コミック

池玲文 

地下街に生きる。

 地上からはみ出た者達の地下街生活。暗いイメージを伴いますが、住人達がみんな明るく懸命に生きていて、魅力あふれる人間ドラマでした。

 殺し屋のナガサと息子のテオ、そしてテオの家庭教師・小麦田。
この3人の関係がとても理想的な家族の形になっていて、決して綺麗ではない地下街が愛おしい場所に思えてきます。

 殺し屋として父として、テオに身を守る術を教えるナガサ。7歳のテオが母親の仇にナイフ…

3

媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

続けて読んだ方が面白かったです

媚の椅子からの続編。
これは絶対続けて読んだ方がいいです。
前作は煮詰まった韮沢が切なくてめっちゃ萌えたので、大喜びで読んでみたら、あら??
こんな話だったっけ?と、もう一度前作から通しで読んでみた感想です。

韮沢の思いにほだされた加賦との蜜月からはじまります。前作は韮沢がかなり可哀そうだったので、幸せになってよかったねぇとほっこり。
そこに跡目問題が絡んできて、いろいろと起こります…

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