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池玲文
楓花
ネタバレ
■奥津城村の愉快葬/奥津城村の不愉快な思い出■ 多々良 白雅(従兄弟・32歳)×圭司(東京で一人暮らし・会社員・23歳) 圭司の育った奥津城村には珍しい風習がある。 数えで33左歳になると行われる生前葬だ。 ある日、圭司は従兄の白雅の生前葬に呼ばれ、5年ぶりに帰郷する。 圭司にとって、白雅は片思いの相手だった。 5年前、圭司は白雅と一線を越えそうになるが、この恋が一方的なものだと思…
reki
あとがきに「コメディですので皆様に少しでも笑って貰えれば」とありましたが、自分は笑えませんでした。 社会的格差、出生率低下、都市部の人口密集、テロ、そして権力者のドロドロなど作品設定に現実味がありすぎて笑えないし萌えられなかった。 攻めは美人、受けは可愛らしく、背景や衣装も綺麗でした。 攻めが受けに惹かれる過程も、受けの葛藤も描かれています。 機械越しのエロも、超潔癖症で人間嫌いなのに…
みみみ。
デビューコミックス(恋病アーカイブ)があまりに暴走してて声にならない衝撃を受けたのですが、2冊目(本作)は、あの1冊目は夢か幻か…と思うくらいに、現在の池作品にも通ずる部分が多い甘キュンの王道BLでした。 洗練された生活空間で閑雅に生きたいエリートサラリーマン〔義章〕と、そんな義章の生活を悪気なくぶち壊しまくる〔カスミ〕が、喧嘩したり仲直りしたり喧嘩したり仲直りしたりしてるお話。 スペック…
もこ
1巻から2巻までにちょっと空きすぎて からっきし忘れポンチのまま読み始めた2巻でしたが 思い出すもんですね(´艸`*) ヤクザな抗争だのなんだの。 ここんところはあんまり興味がないので流し読みで 申し訳ないなと思うのですが なんといっても韮澤さんがエロかった!!可愛かった! もともとの姿はそんなじゃなかったはず。 はずなのに、好きな人が出来、大事にされて そんな中で、他人が見…
スイーツケイ子
綺麗な絵だな〜とだけ思って読み始めたら哲学エッセンスがある作品でびっくりして繰り返し読みました。 最後まで結末が見えず、心中したりしちゃうんじゃないかと怖い思いをしながら読み進めましたが、とりあえずハッピーエンド?。 ずっとシリアスな感じなのですが、1巻最初のハゲ生徒さんが出てくるところや、年齢をサバ読むところで癒されます 笑 でも大麻の伏線は回収されたのですっけ?? そこだけ良く分からず。…
最初は好きではなかった「媚」シリーズ。 本編最終章となる今作を読んで、揺るぎない神シリーズになりました。 恋愛サイドもヤクザサイドも気持ちいいくらいに美しい終わり方です! ヤクザBLの一つの様式美を見た気がします。 発売されて2ヶ月の間、時間さえあればこればっかり読んでました。 ハマり過ぎた… これから始まる二人の未来に思いを馳せられるラストシーンは何度読んでもジーンときます(T_…
どの作品もキャラに萌えて仕方ない池玲文さんなのですが、このシリーズの受キャラ〔韮沢〕だけは前作「媚の椅子」を読んだ時点では全然好きになれなくって、なんでこの作品が一番人気なんだろう?と凄く失礼なことを思っていました。 が、本作より先に買って読んだ「PINK GOLD 5」収録の番外編で韮沢の印象が180度変わりまして。 続けてこちらも読んでみれば、なんだよ韮沢めちゃくちゃカッコいいじゃないか!…
トーゴ
何故か金髪から黒髪に戻った韮沢に戸惑ってしまいました。 加賦に想われている。 その自覚を得たのか。見つめる場所が定まったせいか、みるみる力が漲っていくように感じられます。 ただ、それが微塵の迷いもなく加賦の為に死ぬ。 潔いというか、変わらず未来を見ようとしない韮沢の、優しくされた恩を返したい。その気持ちの重さに苦しさが募るばかり。 なにより殺伐したシーンばかりで、合間の逢瀬も甘さを求…
迷宮のリコリス
池先生の既刊作品で唯一電子化されていない作品です。池先生は大好きで、紙も電子もそろえているのですが、紙も絶版なので中古で手に入れるしか出来ませんでした。 ・『恋病アーカイブ』 絵が違う~!だけど基本的なところは変わっていない、というかデッサンはこの頃から正確ですね。今の作品に比べると色々と物足りないのはあるのだけど、やっぱり池先生の描くキャラって好きだなぁ。受けの表情は可愛いし、攻めの…
香子
ガチ親子ですが、父親が異様に若く見えることもありあまり抵抗なく読めました。寧ろ大変美味しゅうございました。 あらすじを少々… 離婚した母親と暮らす凉が、一人でいる父親の元へ行き、そこでタイムスリップし過去の父親と愛し合ってしまう。 その後、凉は現在に戻る。 息子と関係を持ってしまったことに、愕然とし凉と距離を置こうとする父親果。気持ちを押し殺し、忘れようとするがお互いに惹かれずにはいられな…