池戸裕子さんのレビュー一覧

二響螺旋―愛と熱情のアリア― 小説

池戸裕子  佐々木久美子 

努力型の秀才VS天賦の才能を持つ天才

受けの復讐と復活愛と、秀才攻めVS天才受けの意地と意地のぶつかり合いです。
どちらも才があるが故の悩みと苦しみと戦いながら、愛にも惑わされます。
リバにはなりませんが、攻めに捨てられてから槇が受け攻めどちらもいけるタイプになるので苦手な方はご注意。

声楽家(テナー)・岸本恭輔 自信家攻め×声楽家(ソプラニスタ)・槙一洋 プライドが高いタイプで誘い受け
五年前に一方的に別れを告げていなく…

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夜叉と獅子 小説

池戸裕子  羽根田実 

『女』の情念

刺青を彫る彫師という職業を、受けがしています。
攻めの刺青に興奮するフェチがあって、欲情描写がよくあります。
身体を繋いでヤクザの『女』になってから、男である受けから『女』要素を強く感じるようになりました。
個人的には女以上にどろどろした嫌な感じが出ていてそこが苦手でしたが、情念がつまった濃い目の話です。

ヤクザの若頭・島津辰彦(37)俺様極道攻め×二代目彫神・和久(27)気丈受け

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恋人は三度嘘をつく 小説

池戸裕子  新藤まゆり 

闇の便利屋

騙して、騙されてのどんでん返しがわくわくして、楽しかったです。
現在の関係でリバはなく受けのままですが、国枝は攻めも受けもどちらもいけるタイプです。
攻め以外の男から道具を使っての性的悪戯があるので、苦手な方はご注意。

喫茶店マスターで同業者M・水無月省吾(29)マイペース一途攻め×闇の便利屋K・国枝章(28)クール誘い受け
フリーで便利屋をやっている国枝は、過去に貸しを作った千石から…

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口説き上手の恋人 小説

池戸裕子  高久尚子 

13才の年の差

高校生の潤は、最近ファッションに興味を持ちはじめた。
デコレーターの片桐と西脇はライバル
片桐の恋人、潤は恋して傷ついたり悩んだりする。
社会人と高校生の恋愛は、すれ違いや周りの邪魔に問題ありすぎ、
ただ、二人が信じていてなんとかなる?

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青い瞳のウエスタン 小説

池戸裕子  サクラサクヤ 

国際恋愛

外国人×日本人の国際恋愛で、リアリティーのある恋愛でした。
登校拒否児で頭でっかちだった受けが、外国に行って攻めとの恋愛で大人になります。
受けの人間としての成長物語としての側面もあります。
初めは余裕あり気だった攻めが、自らも恋によって後半では余裕をなくしていくのも、また見物かも。

カウボーイ・ウィリアム・S・ピアソン(25)外国人硬派攻め×登校拒否中の高校生・早瀬晶(17歳)意地っ…

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特別室は貸切中 小説

池戸裕子  ともさか高子 

連続ドラマとして、見たい

老舗旅館再建物語と、別れた男との復活愛の2本立てで、最後の最後まで謎が読めなくて、読み応えがありました。

凄腕再建プランナー・葛西英明 硬派攻め×老舗旅館の跡取り息子で副社長・憲之 真面目受け
父親の急死で後を継いだ旅館だが、傾きかけていた旅館は更に傾いていく一方で。
そんな最中に別れたはずの葛西から連絡があって、親も巻き込んで旅館再建に取りかかることになって。
遊びならまたつきあって…

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ひみつの媚薬 小説

池戸裕子  高群保 

学校生活、生徒会って、なんか起きるって期待する!

フェロモンで男を惹き付ける和貴。
サッカー部の部長でサッカー部のことを考えて、生徒会にお願いするのだが、生徒会会長の羽鳥にいいように振り回される。
和貴にイジワルな生徒会会長に悩みながら、惹かれていく。

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部屋の鍵は貸さない 小説

池戸裕子  鳴海ゆき 

こんな攻め嫌。

夏目清隆 大学生 × 佐々木成寛 大学生

どうも萌えない…てか別れてもサキを抱くなんてどういうこと?いや、いろいろあったのはわかるし、サキがちゃんと好きって言わないのもいけないけどうーんうーん微妙すぎる。
どうせなら、先輩とくっついたらいいんじゃないかと思ったりした。てか逆にくっついてほしいとかねww

2人とも悶々していて切ない気持ちはわかるんだけど…どうもキャラが。内田先輩が一番い…

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部屋の鍵は貸さない 小説

池戸裕子  鳴海ゆき 

ジレンマを抱えた恋

一度別れたのに、受けを抱きにくる攻め。
おまけに、いまの受けがつきあっている先輩の事を、気にするなんてお門違い。
攻めへの怒りを味わおうと思っての購入だったんですが、合ってはいるんだけれど、どこか違いました。
受け攻め両方の複雑な恋愛感情が入り混じった話でした。

大学四年・夏目 硬派攻め×大学四年・佐々木成寛(サキ)ネガティブ健気受け
同居して関係も上手く言っていたのに、夏目からそろ…

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Kissのシナリオ 小説

池戸裕子  宗真仁子 

元気で前向きで努力家

俳優や役者物が好きなんですが、求めている物とは違いました。
受け攻めが最後になるまではっきりとしていないのが、珍しかったです。

実力派シナリオライター・鷹乃真幸 寡黙ヘタレ攻め×若手人気俳優の藤城ユウ 元気誘い受け
初めての連ドラの主役がやって来た上に、いままでの自分の役柄と違ってやりがいを感じて、ユウは大張りきり。
脚本を読んだ感激のまま、挨拶をするのだが、鷹乃は冷たくて。
全く…

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