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池戸裕子 佐々成美
窓月
ネタバレ
イラスト買いした積本でした。 大失恋から本当の愛を手探りで見つけていく物語。時代柄求められていた王道ストーリーではないでしょうか。池戸先生なのでシリアスです。 社会人同士の、一途献身攻め×恋は盲目受け。 大学で出会った国府に好意を持たれて、初めて自分の存在意義を見出した佐野。幼い頃に母親に見捨てられ、祖父母に育てられた彼は、愛情に飢えていました。大学を卒業して数年後、結婚を機に国…
あーちゃん2016
二重螺旋のコミカライズを探しているのでget。CHARA文庫のリクエストあった部分をコミカライズした小冊子で全部で10編。他の小説は読んでいないので、評価は二重螺旋の部分に対するものです。 ここではどんな内容だったかというと。 びくついてフルフルしているナオを一生懸命なだめすかして、ひたすら可愛がってイカセようとしている初期段階のお話でした。禁断の兄弟愛臭、ぷんぷんです。この後どんどん溺愛…
池戸裕子 中田アキラ
東雲月虹
高校を卒業して五年後の再会ラブストーリー、 それまでどれほど切ないんだろうか、どんなふうに二人は想いを伝えあうのかと ときめく気満々で読ませていただきました。 ところがW眼鏡を“メガネーズ”と言ってホットとクールとか…。 “ホット”な藤城がムードメーカーと言いたかったのでしょうけど 私には面白さが伝わらなかったです。ごめんなさい。 瀬戸が、自分にはない社交性を持ってる藤城に想いを寄せる…
池戸裕子 史堂櫂
渋茶
2017年刊。 中世の価値観を土台にした物語。 貴族と商人といった身分違いの隔たりはあるものの、主従ものとは違う。 堅苦しさはなく全体的にあっさり目だが、身分差のしがらみ故に自分の思い通りにできないもどかしさ、相手を引き立てたいって情熱は伝わる。 貴族のクロードと商人のレオンは互いの相手に対する恋愛感情を抑えて、唯一無二の存在として認め合っている間柄だ。 伯爵家とはいえ私利私欲に走っ…
2017年刊。 う~ん…普段甘々とかほのぼのしたハッピーエンド系の話が好きな自分にとって、この話はどの部分を前向きに捉えていいのか難しい。 主人公・津上は容姿、仕事ぶりに過大評価を得ていると内心戸惑っているサラリーマンだ。 異性との付き合いを意識して結婚相談所を介して知り合った彼女が居たが、同僚の高瀬への憧れを断ち切れずに別れてしまった。 津上は意を決してノンケの高瀬に「俺を抱いて…
池戸裕子 浅井西
池戸先生の初モフ作品とのこと。王道と思いますが、切ないところあり、色艶シーンでの耳、しっぽ攻めや、しっぽでの感情表現が好きだったので、萌2より萌にしました。本編230P超+あとがき。 空腹で目覚めて、くちなし山の木のてっぺんから転がり落ちた白狐の化身である森羅(しんら)。何事かと山神様に問うてみると、代々守ってきた東条家当主がどうやら森羅のことを大切に思わなくなったからだと告げられます。この…
ちゅんちゅん
止まった二人の時間が再び動き出す <あらすじ> 瀬戸(受け)は高校の卒業式でずっと好きだった親友・藤城(攻め)に告白し、返事は5年後に聞くからと言って告白逃げします。 本当はそのまま藤城への想いを断ち切るつもりでしたが、結局忘れることができずに約束の場所へと向かいます。 きっと来ないであろうと10分待ったら帰ろうと思っていたのに、思いがけず藤城が先に約束の場所で待っています。もう一…
絵がすごく好みだなあと思って購入したら、この間コミック読んだ中田先生でしたw その辺りにいそうなメガネ日本人男子2人の高校時代から始まるこじれ話で、「本編220P弱+あとがき」です。メガネがキーアイテムなので、眼鏡好きさんにはいいかもと思いました。私は眼鏡萌えはあまりないのと、「うわ、可愛い!」というきゅん殺されるポイントが今一つなかったので中立にしました。 高校最後の日、ネイビーの制服に身…
池戸裕子 佐々木久美子
音大で声楽を専攻する良きライバルだった岸本と槇。 才能に恵まれた二人は意気投合し、やがて恋人として親密になっていく。何事にも情熱的な岸本に自分にはないものを感じて強く惹かれていた槇だったが、卒業後、活動拠点を海外に求めた岸本に捨てられる。それから5年が経過し、退官する恩師のため、門下生主催の祝賀コンサートの準備をしていた槇は、欠席予定だったはずの岸本がコンサートのためにドイツから帰国したことを知…
池戸裕子 黒沢椎
白玉もちクリーム
なんちゃってホラーものかなーと思ってましたが結構読み応えがありました お化けや幽霊が怖い、より人間が怖い方のホラー寄りで 薄暗くて恐ろしくて不気味な描写も結構出てきます 途中までBL的な展開より過疎の村で起こっている事件の行方の方が気になってました 不気味な村とその伝承の設定が凝っていてとても面白かったです 攻めが書いたという小説を真剣に読みたいと思いました(読めないのが残念です) …