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38/50(合計:492件)
谷崎泉 祭河ななを
あむり
ネタバレ
こりゃいい買い物をしたな!の1冊でした。 ルビー文庫というと結構薄い本が多いのですが、 それでも、満足なお話です。 青山は、高学歴高収入のエリートサラリーマンであり、 人からも羨まれる立場であるのに、恋愛については 全く縁のない状態。 そんなある日、落し物を拾ってくれた人に、 一目ぼれしてしまう。 こういったお堅い人が、まさかの恋に落ち、 グルグル恋してしまうというストー…
谷崎泉 楢崎ねねこ
茶鬼
GUSHの谷崎作品は、可愛かったり楽しかったり、他のレーベルの作品にくらべて非常にとっつきやすいですよね♪ 今回はペット絡みの恋の始まりなんですが、なんと!爬虫類♪ 普通犬とか猫なんで、こんな視点がとても新鮮です。 爬虫類好きの人は結構マニアの人が現実にも多かったりするのですが、ここに出てくる受けの会社員も爬虫類が大好きでカメレオンを6頭も飼ってます。 爬虫類好きが爬虫類顔してるとは限らな…
谷崎泉 金ひかる
最初読み始めたときに、この作品は「夜明けはまだか」みたいな感じのちょっと遅々とした展開の作品になるのかな?という予感がしました。 しかし、 こちらは1冊でまとまっております。 主人公達に隠された謎と、巻き込まれた出来事によりどんどんと面白くなっていく♪ 最初、コメディなのかな?と思ったらそんな雰囲気も含めつつそうでもない。 かといってシリアス一辺倒でもない。 単に主人公のちょっとやる気…
谷崎泉 高座朗
M
デザイナーの壱は、毎年、恋人の命日の近い晴れた春の日になると、体調を崩す。 それは、ちょうどその時に恋人が亡くなってしまったから――。 ところが、そんな時、どうしてもそんな最悪な体調を押してでも参加したいと希望したコンペの席で、今は亡き恋人とよく似た声を持つ男・灰田に出会う。 彼は、急遽コンペに参加となった人間で、誰も彼の詳しい経歴を知らなかった。 そんな彼は、実はこのコンペ…
サガン。
ゲイであるがためになかなか恋をする機会もなく。 前の恋が終わってからというもの、このまま枯れていくのかな、とさえ思っていた青山。 そんな青山が偶然に出会った神に突然に恋に落ちる。 自分でも気付かないままにドキドキと胸は高鳴り。 お礼と称して強引なほどの勢いで食事に誘って。 それでも、神がノーマルであることは話していればわかって。 ならば、せめて友人でいられるようにと努力する青山。 け…
marun
旅行会社のトラブル処理係の受け様と外務省勤務の攻め様との何の因果でこんなことに ってしまったのかと言うような淡々としていながらも何処かコミカルでシュールな作品 著者の既刊の「ナアレフの恋人」シリーズに通ずる流れと雰囲気があるお話でした。 受け様は大手の旅行会社の出世間違いナシと思われていたバリバリの営業マンだったのに 有る事が理由で、次第に運気に見放されたようになり、今では左遷先と言わ…
ペットショップで哺乳類のワンちゃんネコちゃん担当だった攻め様が爬虫類部門の 担当者病欠の為に、急きょ部署替えをされて、ヘビが死ぬほど苦手な攻め様は かなり移動に困惑するのですが、渋々ヘビ以外の面倒を見る事になる。 そして爬虫類でもヘビ以外はわりと平気に面倒が見られることに安堵する。 特にカメレオンを可愛いと思うようになり始める。 少しずつ慣れ始めてきた攻め様は、カメレオンの前でじっと…
谷崎泉 陸裕千景子
はじめはじめ
大好きな谷崎先生の作品という事で、じっくり読ませて頂きました。 一冊完結だと思い込んで読み始めたのですが、途中でこれは続き物だなと解りました。 谷崎先生いつもの展開ですよね(笑) 瞳(受)の失業後の身の振り方、仁(攻)の正体、行方不明の父、仁の同僚ポールの存在とその背後の組織。 これらの謎は 勿論続刊で明らかになって行くんでしょうが、謎が多過ぎて続刊でも解決しなさそうですね(笑) でも続くの…
谷崎泉 澤間蒼子
瑠璃国正伝の3作目となる完結篇、海子の八潮と不吉な目を持つとされる弟の緋波。 二人のそれぞれの運命めいたストーリーのラストはやっぱりハッピーエンドでした。 前作で緋波が高熱にうなされて・・・なんて展開で終わったのですが、 八潮の背中に海子の印が現れない事で、もしやなんて思っていたら緋波に出てましたね。 海子の長子に現れる印、兄弟だけれど双子だったからどちらが長子かわからない。 目の事…
谷崎泉 西村しゅうこ
和奏は、新米のイラストレーターで、細々と自分の描いた絵で生計を立てていた。 そんな和奏が、元々勤めていた印刷会社の関係で、新婦の友人の友人くらいの関係の人間の結婚式に出席した際、同じく新郎側で友人の友人の大手広告代理店に勤務する矢吹と出逢う。 初対面で「絵を見たい」と言われ、連絡先を交換するが、和奏は所詮、社交辞令なのだろう、と思っていた。 ところが、その日から毎日、矢吹から連絡が入…