谷崎泉さんのレビュー一覧

しあわせにできる(2) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

久遠寺節全開

なんかこの巻が一番本田さんが気の毒だったかも。久遠寺に仕事でもプライベートでも振り回され、さらに義弟まで問題持って現れて・・・。過労死しないのが本当に不思議です。

久遠寺もね、勝手に本田さんの部屋に住み着いて、本田さんが「出てけ」と言えば「またその話か」と呆れ、いやあなたにそんな権利無いよ(笑)。

その上本田さんが締め出そうとして鍵を変えたら窓を割って入ってくるとか世間ずれしすぎでしょマジ電波…

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しあわせにできる(1) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

谷崎作品で一番好き

これを読むと、谷崎さんって長編向きの作家さんだなあとつくづく思います。じっくり丁寧に二人の関係を追いつつ、周りの人間関係もちゃんと作っていってくれるのが好きです。

本田さんとくっつくまでの久遠寺は本当電波というか宇宙人で、人によってはイラつくかもしれません(笑)。そして余計本当さんが気の毒に感じる。

元は雑誌に連載されていたのですが、毎回文庫化の際に書き下ろしが収録されています。一巻は本田さん…

2

あなたの恋人になりたい 小説

谷崎泉  祭河ななを 

高学歴きらいですが面白かった

この作品は後ろのあらすじをみて
建設現場で働くと記載があったため
購入しました

サラリーマンは好きじゃないし
社会人もあまり好きなジャンルではありません

しかし、肉体労働の仕事をしている人は
好きです

今回、相手は高学歴エリートなのですが
この人のキャラが良かった
嫌味もなく、人間味がある
綺麗な青山さん

青山さんはゲイなのでノンケで
テリトリーの違う彼に戸…

1

恋の仕方 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

ほんわり。

ねねこさんのイラストに惹かれ
手にしたものの
おじさん風な相手であろうことを
連想させるイラスト。
かなら迷いました

おじさん、年上、サラリーマン
は好きじゃないので。

でも結局購入。
そして、おじさまめちゃ良い人でした
優しく暖かな方。

作品としてはよくある感じはしますが
だから嫌という事はなく
全体的に暖かな感じでした

切ない葛藤が好きな私としては

1

素直になれなくて 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

御免なさい!!!!!

まさか谷崎作品で地雷を踏むとは思いませんでした…。

辛口になりますので、苦手な方はスルーして下さい!

どこか投げやりな全く熱が伝わってこない冒頭部分で、まず???頭の中に疑問符が一杯。
アレ?私は一体誰の本を読んでいたのかしら?
確か大好きな谷崎先生だったはずなのにおかしいなぁ…。
この嫌な予感が見事適中!!!!!

仕事と私、どっちが大事なの!?
という個人的に最も苦手と…

3

魔法使いの告白 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

いまいちすっきりしないですが・・・

前作からの続きです。
瞳の勤める製作所が閉じられることになり、瞳は就職活動を余儀なくされます。
援助をするので医師になるために大学へ行って欲しいと思う仁と金銭的に甘えられない瞳と想いはすれ違いますが仁の仕事に係わる周囲が騒がしくなり瞳は自分の就職活動だけでなくそれにも振り回されます。
仁の父親も瞳に接触、結果的にはそれが瞳の心を動かします。
仁の事はなんとなく雰囲気は伝わりますが今回も謎の…

1

魔法使いの食卓 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

とりあえず続く・・・

カバーの絵が可愛い♪
新刊が読みたかったのでまずこちら・・・瞳・渚・薫、穂波家の3兄弟の名前が可愛すぎる(笑)
その穂波家の兄弟の前に6年間音信不通だった隣の仁が現れるという再会ものです。
6年は、穂波家を変えてしまうには充分な月日でした。
不慮の事故による両親の死。
長男の瞳は、弟たちのために医師になる夢を諦め高校を卒業して町の製作所で働いています。
対して仁は、所持していた大金、6…

2

素直になれなくて 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

不安なんだよね

前作「緑水館であいましょう」のスピンオフで、前作のヘビ嫌いの江原くんの
上司でもある、爬虫類売り場には不釣り合いな美貌の上平さんが受け様で登場。
この作品は個人的に、爬虫類、主に今年の干支くんが苦手と言うか怖い私には
今回の攻め様の苦悩する感じがやけに共感出来たりしちゃうのですが、
別に受け様が爬虫類大好きで、攻め様が嫌いだから別れたお話ではありません。
単に恋する心が様々な不安や、ネガ…

4

素直になれなくて 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

嫌いで別れたわけじゃない

ペットショップ緑水館を舞台にした『緑水館であいましょう』のスピンオオフ作品。
その店の爬虫類館のチーフ・上平が主人公です。
前作、ヘビが苦手な江原くんが主人公でしたが、今回江原くんは主人公カプの間に挟まれてオロオロと、そして後半では散々な目にあっておりました(笑)
しかし、前作を知らなくても全然OKです♪
3年前に別れた恋人が元サヤに収まる、簡単に言うとそんな話なのですが、その間に環境も変…

6

ドロシーの指輪(5) スニグラーチカの恋 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

溢れそうな想いがたまりません!

毎度、色々な骨董にまつわるエピソードの元に少しづつ進展を見せる恋愛部分が、今回はものすごく表面に出てきたような。
いつも甘さ少なめでカバーと扉絵のラブっぷりはサービスなのね(w)な部分がやっと本ものにみえてきたような、今回の展開は
想いを素直に表に出せない主人公たちの姿が実に胸をくすぐって、三本木の気持ちに、邑の気持ちとさりげない言葉にやられちゃいました!

年末年始は実家へ帰らなければな…

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