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谷崎泉 陸裕千景子
綾子
ネタバレ
この巻は本田さんの涙が印象的。引っ越しを通して、知らない間に自分の中に巣くっていた久遠寺という存在を少しずつ認識していくのがすごく良かった。 そして今回も久遠寺を始めとする周りの連中のマイペースさ(笑)。引っ越ししなくちゃならない本田さんにみんな思い思いに部屋を提供してくれようとしますが金持ち連中はハンパじゃない。本田さんは本当に人気者だなあ。あんまり羨ましくないけど(笑)。 書き下ろしは落合…
今回は久遠寺家の長男・昴が初登場。彼が間違いなくラスボス。なのにこんな中盤で出てきてわりと早く退場。 そしてまた映さんに押し倒される本田さん。「またかよ」と思いましたが、前の方のおっしゃる通り、この出来事がきっかけで久遠寺は他の男と違うみたいな意識が出てきて良かったです。 私は基本落合さん苦手なんですが、今回は彼女可哀想でしたね。本田さんと二人きりで食事したいと思っていたのに、鈍感な本田さんは…
今回は年末年始ネタ。久しぶりの連休だからゆっくりしようと思ってたのに、久遠寺に無理やりスイスまで連れていかれ、その上そこには三課の連中まで・・・。 久遠寺と二人だけならまだゆっくりできただろうにねえ・・・。 帰ってきたら勝手に部屋の掃除されてたのも同情します。私も嫌だわ。 後半は本田さんの元カノ登場。久遠寺のお兄さんのことで厄介な頼みごとをしてきます。 一難去ってまた一難。本田さんの安息の日…
本当本田さんの周りってろくな人いませんよね(笑)。 今回は失恋で自棄になって家出した義弟の説得と、クリスマスの話です。谷崎作品の良いところは総ホモじゃないところだと思います。 このあたりからだんだん三課の人たちが苦手になっていく私。特に落合さん。本田さん大好きなのは可愛いなと思いますが、いかんせん思い込みが激しくてたまに人の話を聞かない(というか都合の良いように解釈する?)、その上空気読めない…
なんかこの巻が一番本田さんが気の毒だったかも。久遠寺に仕事でもプライベートでも振り回され、さらに義弟まで問題持って現れて・・・。過労死しないのが本当に不思議です。 久遠寺もね、勝手に本田さんの部屋に住み着いて、本田さんが「出てけ」と言えば「またその話か」と呆れ、いやあなたにそんな権利無いよ(笑)。 その上本田さんが締め出そうとして鍵を変えたら窓を割って入ってくるとか世間ずれしすぎでしょマジ電波…
これを読むと、谷崎さんって長編向きの作家さんだなあとつくづく思います。じっくり丁寧に二人の関係を追いつつ、周りの人間関係もちゃんと作っていってくれるのが好きです。 本田さんとくっつくまでの久遠寺は本当電波というか宇宙人で、人によってはイラつくかもしれません(笑)。そして余計本当さんが気の毒に感じる。 元は雑誌に連載されていたのですが、毎回文庫化の際に書き下ろしが収録されています。一巻は本田さん…
谷崎泉 祭河ななを
nekonyanko
この作品は後ろのあらすじをみて 建設現場で働くと記載があったため 購入しました サラリーマンは好きじゃないし 社会人もあまり好きなジャンルではありません しかし、肉体労働の仕事をしている人は 好きです 今回、相手は高学歴エリートなのですが この人のキャラが良かった 嫌味もなく、人間味がある 綺麗な青山さん 青山さんはゲイなのでノンケで テリトリーの違う彼に戸…
谷崎泉 楢崎ねねこ
ねねこさんのイラストに惹かれ 手にしたものの おじさん風な相手であろうことを 連想させるイラスト。 かなら迷いました おじさん、年上、サラリーマン は好きじゃないので。 でも結局購入。 そして、おじさまめちゃ良い人でした 優しく暖かな方。 作品としてはよくある感じはしますが だから嫌という事はなく 全体的に暖かな感じでした 切ない葛藤が好きな私としては …
はじめはじめ
まさか谷崎作品で地雷を踏むとは思いませんでした…。 辛口になりますので、苦手な方はスルーして下さい! どこか投げやりな全く熱が伝わってこない冒頭部分で、まず???頭の中に疑問符が一杯。 アレ?私は一体誰の本を読んでいたのかしら? 確か大好きな谷崎先生だったはずなのにおかしいなぁ…。 この嫌な予感が見事適中!!!!! 仕事と私、どっちが大事なの!? という個人的に最も苦手と…
絵夢
前作からの続きです。 瞳の勤める製作所が閉じられることになり、瞳は就職活動を余儀なくされます。 援助をするので医師になるために大学へ行って欲しいと思う仁と金銭的に甘えられない瞳と想いはすれ違いますが仁の仕事に係わる周囲が騒がしくなり瞳は自分の就職活動だけでなくそれにも振り回されます。 仁の父親も瞳に接触、結果的にはそれが瞳の心を動かします。 仁の事はなんとなく雰囲気は伝わりますが今回も謎の…