谷崎泉さんのレビュー一覧

恋の仕方 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

ほんわり。

ねねこさんのイラストに惹かれ
手にしたものの
おじさん風な相手であろうことを
連想させるイラスト。
かなら迷いました

おじさん、年上、サラリーマン
は好きじゃないので。

でも結局購入。
そして、おじさまめちゃ良い人でした
優しく暖かな方。

作品としてはよくある感じはしますが
だから嫌という事はなく
全体的に暖かな感じでした

切ない葛藤が好きな私としては

1

素直になれなくて 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

御免なさい!!!!!

まさか谷崎作品で地雷を踏むとは思いませんでした…。

辛口になりますので、苦手な方はスルーして下さい!

どこか投げやりな全く熱が伝わってこない冒頭部分で、まず???頭の中に疑問符が一杯。
アレ?私は一体誰の本を読んでいたのかしら?
確か大好きな谷崎先生だったはずなのにおかしいなぁ…。
この嫌な予感が見事適中!!!!!

仕事と私、どっちが大事なの!?
という個人的に最も苦手と…

3

魔法使いの告白 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

いまいちすっきりしないですが・・・

前作からの続きです。
瞳の勤める製作所が閉じられることになり、瞳は就職活動を余儀なくされます。
援助をするので医師になるために大学へ行って欲しいと思う仁と金銭的に甘えられない瞳と想いはすれ違いますが仁の仕事に係わる周囲が騒がしくなり瞳は自分の就職活動だけでなくそれにも振り回されます。
仁の父親も瞳に接触、結果的にはそれが瞳の心を動かします。
仁の事はなんとなく雰囲気は伝わりますが今回も謎の…

1

魔法使いの食卓 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

とりあえず続く・・・

カバーの絵が可愛い♪
新刊が読みたかったのでまずこちら・・・瞳・渚・薫、穂波家の3兄弟の名前が可愛すぎる(笑)
その穂波家の兄弟の前に6年間音信不通だった隣の仁が現れるという再会ものです。
6年は、穂波家を変えてしまうには充分な月日でした。
不慮の事故による両親の死。
長男の瞳は、弟たちのために医師になる夢を諦め高校を卒業して町の製作所で働いています。
対して仁は、所持していた大金、6…

2

素直になれなくて 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

不安なんだよね

前作「緑水館であいましょう」のスピンオフで、前作のヘビ嫌いの江原くんの
上司でもある、爬虫類売り場には不釣り合いな美貌の上平さんが受け様で登場。
この作品は個人的に、爬虫類、主に今年の干支くんが苦手と言うか怖い私には
今回の攻め様の苦悩する感じがやけに共感出来たりしちゃうのですが、
別に受け様が爬虫類大好きで、攻め様が嫌いだから別れたお話ではありません。
単に恋する心が様々な不安や、ネガ…

4

素直になれなくて 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

嫌いで別れたわけじゃない

ペットショップ緑水館を舞台にした『緑水館であいましょう』のスピンオオフ作品。
その店の爬虫類館のチーフ・上平が主人公です。
前作、ヘビが苦手な江原くんが主人公でしたが、今回江原くんは主人公カプの間に挟まれてオロオロと、そして後半では散々な目にあっておりました(笑)
しかし、前作を知らなくても全然OKです♪
3年前に別れた恋人が元サヤに収まる、簡単に言うとそんな話なのですが、その間に環境も変…

6

ドロシーの指輪(5) スニグラーチカの恋 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

溢れそうな想いがたまりません!

毎度、色々な骨董にまつわるエピソードの元に少しづつ進展を見せる恋愛部分が、今回はものすごく表面に出てきたような。
いつも甘さ少なめでカバーと扉絵のラブっぷりはサービスなのね(w)な部分がやっと本ものにみえてきたような、今回の展開は
想いを素直に表に出せない主人公たちの姿が実に胸をくすぐって、三本木の気持ちに、邑の気持ちとさりげない言葉にやられちゃいました!

年末年始は実家へ帰らなければな…

8

ドロシーの指輪(4) 砂糖細工のマリア 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

邑さん、健気なの

骨董屋「尾形」の店主・邑をはじめとして、一癖も二癖もありそうなキャラが織り成す、骨董にまつわる色々なおはなしの第4作目。
今回はなんと!福引で一等賞=豪華ホテルでのペア宿泊券とお食事券が当たった三本木と邑が、ちょっと甘い雰囲気になる?
いつもよりラブ多め?
邑が三本木が好きで仕方ないんだよ~な男の純情を見せる部分がいつもの飄々とした作務衣にドテラの無精者から想像できない繊細さをみせて、思わず…

5

ドロシーの指輪(3) ヴィオレッタの微笑 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

大ドンデン!!

骨董屋「尾形」の店主・邑と彼にまつわる人やモノ、因縁などが絡んで展開される事件が愉快なシリーズの三作目。
今回は、前回登場していったい?と疑問に思わせた邑の幼馴染でオペラ歌手の雨森弦が引き起こす事件です。
邑の言っていた、かかわりたくないやつ、とんでもないやつ、というその正体が最後の最後、大どんでん返しとなって登場いたしまして、びっくり!
ラブの薄い本作品ですが、今回は愛する三本木のために邑…

5

ドロシーの指輪(2) イゾルデの壺 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

開けてびっくり玉手箱

骨董屋「尾形」の店主・邑を中心として、人のしがらみやなんやを骨董品に絡めて展開されるシリーズの第二作。
キャラクターが実に食えない面々がそろっておりますが、今回新たに登場したのは
邑の幼馴染で、馬が合わないという天然王子キャラでオペラ歌手の弦が登場♪
いったい彼はどうしてここに登場した?www

前作の終わりに導入部分がありました。
女優の楓京子が邑の元に訪れて尋ねた自分の実家に代々伝…

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