谷崎泉さんのレビュー一覧

しあわせにできる(12) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

ここまでこられた

12巻にわたる長編『しあわせにできる』の、最終巻完結編。
二人の関係はもうずいぶん安定していて、
本田はちっともツンデレじゃなくなっていたが(笑)
前の巻が、久遠寺が本田に退職して一緒に仕事をして欲しいと告げたところまでで
というところで終わっていただけに、どうなる?と言う展開にドキドキしながら読んだ。

強姦から始まった二人の関係。
美形で優秀な商社マン・本田を襲ったのは、とんでも…

6

Chara BIRTHDAY FAIR 2013 キャラ文庫創刊16周年記念 グッズ

ねこじゃらし

毎年おなじみのバースデイフェア小冊子。
ホーリンラブブックスさんでの特典指定では「描き下ろし小冊子A」。
水色表紙の本です。

英田サキ「DEADLOCK」・cat or dog
タイトルのまんま、猫と犬のお話。
「HARD TIME」のルイスとダグの新居の引っ越しパーティに集まった面々。
ルイスの猫が何故かディックにだけは懐かない。
意気消沈して帰宅すると、今度はユウティにまでそ…

3

恋の仕方 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

好きって…好きになるって、素敵だなあと思い出させてくれるようなお話

谷崎先生は大好きなので、だいたいは読んでいる方なんですけど…
どうしても、この作品は自分の中で躊躇されていて、中々手に取れずにいました。
リアルに描かれる、シリアスな部分が好きな作家さんだけに、ちょっと違うほんわか系って聞くと、気にはなるんだけど、読んだ後の感想があんまりだった時のショックを考えたら、冒険心が動かなかったんです。
あと、ねねこ先生の可愛らしい絵柄は好きなんですけど、谷崎先生の…

2

HAPPINESS HAPPINESS 4 小説

谷崎泉 

すっかりしあわせ♡

主人公達の恋模様だけじゃなく、脇役キャラも魅力的で群像劇の面白さもある
谷崎泉の長編「しあわせにできる」。
番外編同人誌も結構出ているが、その総集編第四弾。

「秘密の花園」
ひょんなことから、久遠寺本家のお母様のお誕生パーティに出向く羽目になった本田。
そこでは、例によってモテモテで……

「marry me?」
本編で、ロマンチスト久遠寺が諦めきれずに言っていた「結婚式」。

4

しあわせにできる(5) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

ここら辺から加速度のつく面白さ

シリーズ全12巻+番外1。うおっ!面白いと思って読み進めてきたこのシリーズ。
残すは番外のみとなったところでレビューを書くことにしたのですが、何故か唐突に5巻から(笑)
いや、あれ?これってコメディなのね?と思いながら1巻を読み、
それなりに面白く惹きつけらながら読んだものの、すっかり嵌まったのがこの巻だったから。


舞台は丸の内の一流総合商社の建設部。
クールビューティ本田雪彦は…

4

しあわせにできる(1) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

しあわせになってほしい


お仕事描写が多目のリーマンものです。
仕事がデキる美形な主人公・本田と、同じく仕事のデキる俺様な攻め・久遠寺のお話。

なんといっても、久遠寺の唯我独尊ぶりがいっそ清々しいほどで、とんでもない俺様なのに読んでいて応援したくなるイイキャラをしています(笑)
そんな彼に振り回される本田さんも一癖も二癖もある厄介者ばかりを引き寄せる体質なのか、久遠寺を含めた男たちにこれ以上ないというくらいに…

1

魔法使いの約束 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

穏やかで優しいラストでした

シリーズ3作目で完結です。
仕事を辞め医学部を受験する決心をした瞳とまだ瞳に全てを打ち明けられないでいる仁・・・。
仁をアメリカに連れ戻すために送られてきたのはジェシカという女性の軍人でした(とうとう軍隊まででてきた~という感じ)
荒っぽい話になるのかな?とも思いましたが脅しだけでしたね。
瞳サイドから進むお話は、終始静かに少しの感情の揺れはありましたが穏やかに進みました。
仁のやってき…

2

しあわせにできる(11) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

本田さんが可愛い

正直今回が一番本田さんが可愛いと思いました。主にエッチシーンが。「一緒にいきたい」って本当可愛い。

初っぱなからエロのこと書いちゃいましたが、今回は冒頭から笑わせてもらいました。久遠寺家では自分たちの名前がついた品種改良の薔薇があるらしいです。そして発想に乙女思考なところがある久遠寺は、雪彦という名の薔薇を作ろうとか言い出してマジ寒い(笑)。

書き下ろしは徳永家の良心深雪ちゃんメイン。映さんが…

0

しあわせにできる(10) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

とうとうバレた

今回の見所はずばりまゆりにバレたことでしょう。

二人の距離感が好きなのでどうなるんだろうと思ってましたが、落ち着くところに落ち着いて良かったです。

地味に好きなシーンは、久遠寺が東郷を叱責する→東郷が謝る→(本田さんが)怒るなら俺を怒れの流れですかね。本田さんが男らしくて惚れ惚れしました。

書き下ろしは森田さんメイン。映さんの妻・早紀さんのお見合い攻撃に嫌気がさして札幌まで逃げてしまいます。…

1

魔法使いの約束 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

大団円です♪

魔法使いシリーズ第三作目の最終巻、もっと続いてもそれはそれで美味しいかもですが、
取りあえず、1作目から気になっていたあれやこれが全て明らかになって、
エピローグ的には6年後の穂波家家族や周りの面々のその後までしっかり描かれ、
まさしく大団円の満足内容になっていました。

1作目の魔法使いの食卓で、中立評価をしてしまったのですが、あらためて1作目から
読み返すと評価を変えたくなってしま…

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