谷崎泉さんのレビュー一覧

俺がいなきゃダメだろ? 小説

谷崎泉  神鏡智 

煌く青春ストーリー。

他作品のレビューでも書いてますが、谷崎泉はずっと避けていた作家でした。←言うまでもないですが、単に私の苦手系統の作風だからというだけですので、念のため。

とにかく『無理矢理から始まるラブ』ってのが個人的にものすごく苦手なんですが『無理矢理から~』が標準装備というくらいに多い(らしい)のが第一、もうひとつはやっぱり苦手な『お仕事もの』が多い作家だということなので。さらには(これもお得意らしい)…

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魔法使いの告白 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

まだ引っ張る気ですか・・・?

『魔法使いの食卓』の続編です。
まさに『続編』ですので、こちらだけでは読めないと言ってもいいんじゃないかと。

前作でうんざりさせられてもう読みたくないというのが本音ですが、纏めて買ってしまったので仕方なく読みました。

とにかくキャラクターが誰ひとりとして好きになれません。

特に仁(攻)が、文字通り気分が悪くなるほど苦手なんです。まだ仁の正体(仕事)も明かされてませんが、そん…

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魔法使いの食卓 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

ハァ!?

私は、基本的に天才型の攻キャラクターがものすごく苦手なんですが(タイプによってはOKな場合もなくはない)、この仁(攻)はかなりダメな方でした。
もう読むのがツラくて堪りませんでした。

まあ、こちらは瞳(受)のキャラクターも好みじゃないので、ホントになにひとついいところがなかったですね。

とにかく、仁は『いるだけで他人(しかも大事なハズの相手にも)に迷惑を掛けてる存在』だと自覚してるわ…

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エンジェルノイズ 小説

谷崎泉  あさとえいり 

天使の小言・・・

え~、この作品は『無理矢理から』『お仕事もの』『年下攻』『受一人称』と、どれをとっても私の苦手な要素ばっかりです。←もともと『無理矢理から』『お仕事もの』が多い(らしい)作家だから避けて来たわけですが。

まず、中でもものすごくダメな『無理矢理から始まるラブ』ってヤツですが、天音(受)のキャラクターのせいか意外なくらい最初の『無理矢理』の重みを感じません(ストーリーの中で影も形もないという意味…

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スロウライフ 小説

谷崎泉  唯月一 

こういう攻キャラクターが大ッキライなので・・・

読んでてとにかくイヤ~な気分になってしまいました。ただひたすらに苦痛でした。

よく考えれば五十鈴(受)も決して好みのタイプじゃないんですが(ツン過ぎる受は苦手なので)、そんなの気にならなかったくらい鴇(攻)がイヤで堪らなかったんです。さらに言うなら他の脇キャラクターも全滅。

私はとにかく、どんなに才能がある素晴らしい(という設定の)キャラクターだろうと、こういうあまりにも非常識という…

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瑠璃国正伝(3) 小説

谷崎泉  澤間蒼子 

完結編です。

ファンタジー『瑠璃国正伝』最終巻です。

とにかく最後までメインCP(渡海×八潮)に興味が持てませんでしたね。

前巻まで、Hはあるけどラブは・・・?って感じだったのが、この巻でいきなり(ホント唐突に)ラブになって来たのかな~と思ったらあっさり纏まって終わってしまいました。
『こういう設定のキャラクターなら○○』という型通りの感じで、これも王道の一種なのかな。

イヤもう、メイン…

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瑠璃国正伝 (2) 小説

谷崎泉  澤間蒼子 

メインCPにまったく魅力を感じないんですが・・・

ファンタジーシリーズの2巻です。

う~ん・・・作品としては決して悪くはないんですよ。ただ、メインCPにまったく興味を持てないのはどうすれば・・・
どちらのキャラクターもあまりにも魅力なさ過ぎだと感じるのは、単に私の好みに合わないからなんでしょうか。

前巻(本編)のラストもラストでようやく姿を現した渡海(攻)が、まあ裏というか事情はあるんでしょうが、なんとも思わせ振りで(もちろんキ…

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瑠璃国正伝 (1) 小説

谷崎泉  澤間蒼子 

なんとイレギュラーな・・・

ファンタジーです。

谷崎泉の初ファンタジーだというガッシュ文庫の『華蜜の斎王』と同じ世界観のお話のようですね(ある意味続編というか次世代編か?それについてはのちほど触れます)。

とりあえず『受が本命の攻以外と(しかも継続的に)関係する』のが無理という方にはちょっと厳しいかもしれません、とだけは言っておきます。

作中ではまだそういう説明・描写は出て来ないんですが、あとがきで作家…

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華蜜の斎王 小説

谷崎泉  稲荷家房之介 

こういう雰囲気は好き。

谷崎泉の初読みがこちらでした。
初ファンタジーだそうです。そのわりに結構本格的。

もう冒頭からどうしても(ファンタジーならではの設定の)国や種族の説明が続きますし、地名はじめカタカナ語の多さなど『ファンタジー苦手』な方にはストーリーに入り込む前に拒絶反応出そうだな~とは思いました。

ただ、実際に読んでみたらそれほどややこしくはないんですけどね。カタカナ連発に引かずにさらっと流して読…

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ナアレフの恋人(4) 小説

谷崎泉  藤井咲耶 

最後まで笑える過ぎる愛情に溢れた男達

最終巻まで笑わせてくださり、ありがとうございましたという感じです。
谷崎さんの作品は笑いがある方とシリアス一筋の方とがありますが、こちらのシリーズは笑える方です。
もちろん過去の事件などは大事で笑えないだろと思う内容ですが、それでさえ笑いにしてくれておりましたからねえ。

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受けは魔性で否が応でも男を惹き寄せてしまう清野。
しかしそれは本人的にか…

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