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谷崎泉 楢崎ねねこ
bonny
ネタバレ
前作、『緑水館であいましょう』のスピンオフ。ペットショップを舞台にした『緑水館』の主人公・江原くんの異動先になった爬虫類部門の主任、上平さんが主人公です。 上平さんはとてもデキル男なんです。でも控えめで優しい人。爬虫類マニア向けの雑誌に、フルネームとバッチリ顔出し写真入りの記事が載っちゃったことから彼の過去が明らかにされていきます。 もともと別のペットショップで犬の担当をしていたところ…
BL小説初心者なので、お薦めいただいた谷崎泉さんの作品の中で、覚悟なしに読めそうなコメディタッチのお話を選びました。 舞台は緑水館(グリーン・アクア・クラブ)という、ペットショップ。もともと本館で犬担当だったバイトの江原くんが、療養中の鰐淵さんのピンチヒッターで別館の爬虫類担当に配置換えになったことからお話が始まります。 江原くんは、爬虫類が大のニガテ。担当だったワンちゃんでもなかなか…
谷崎泉 麻生海
kumachi7
3冊全部読んで神評価とさせていただきました。 最初は同人誌で「ファーストエッグ」とコラボしたお話が載ってるようだから、ちょっと読んでみようかなって、軽い気持ちで電子書籍を購入しました。 電子書籍で読んでいるうちに、なんだか自分でもわからない程のハマりようで。 寝ても醒めても真音状態。 これはもう紙書籍買うしかないと購入。 紙書籍で改めて再読。 好きだー、「真音」! 進藤と一緒になって…
谷崎泉 神葉理世
ココナッツ
町の登場人物たちの名前は皆、カタカナ表記。 東京から来ている編集者だけがきちんと漢字で苗字がはっきり書かれています。 カタカナなのも苗字をあえて出さないのも、この都会とは切り離されたような町の空間をうまく表していると思います。 ********************** 受けは生花店の息子で19歳のヒカル。 母親はヒカルを産んですぐ亡くなったため父親に育てられ、今は生家を手伝ってい…
谷崎泉 祭河ななを
こにしそる
電撃が走ったような一目惚れ、から始まるお話です。 素直で、いい意味で捻りのない読みやすいお話でした。 ゲイでサラリーマンの青山と、鳶職で歳下の神。 年齢も職業も生活環境も違う二人が知り合い、友人として順調に仲良くなっていくのですが青山はゲイだと言えず、言えないままどんどん神の事が好きになっていきます。 それだけ、としかいいようのない、ほんとにそれだけで気持ちが育っていく、恋人になり…
谷崎泉 高座朗
谷崎さんの続きありの作品。 買って持ってはいたのですが、あらすじを読んだ時の受けの印象と挿絵の印象が違っていて長らく積んでおりました。 が、読んでみますとわたしのイメージがどうやら違ったようで(長身綺麗系のクールビューティーだと思っていた)、受けの説明には目が大きくて顔が小さいと。 なのでイメージを捨てて…と思いましたが、性格は男前系でどうしても自分の作ってしまったイメージを引きずってしまい…
縞馬
本を整理していて、思わず本気で再読してしまいました エリートで高学歴の青山(受)が、建設現場で働く、5歳年下の神(攻)との偶然の出会い、一目惚れから恋心を抱いて でもノンケの神に気持ち悪いと嫌われたくなくて離れようとしたり 神の方も、どんな気持ちにしても青山を失いたく無い、傍にいたいと思い、恋人同士になるまでのお話です。 エリート、高学歴の青山ですが、地味な生活を送っているし、神も…
霧笛丸
真音は長い小説です、一巻から三巻まで二段組で書かれていますので相当なボリュームがあります。これほどの長さで描かれているカップルは冨樫と進藤の一組だけです。 真音の中では彼ら以外にセックスしていません。良き相談役の槇原は決して性的な目で進藤を見てはいません。 三巻の長きに至り、二人の関係をブレることなく書き切った作品なのですね。 真音とはつまり、不遇な育ちで孤独な青年、進藤心音が自らの手で自分…
唐突に二巻からレビューです、理由はこの巻の冨樫が圧倒的にカッコ良過ぎでポーッとなってしまったからです。 一巻では進藤は冨樫に反発しながらも、身体では結ばれました。ヤクザの本部長である冨樫という男をどう捉えればいいのか、分からないながらもこの男のためにチーズを切った。でラスト。 二巻は冨樫の雄の魅力が炸裂!進藤は身体はもう陥落、心は後一息というところですね。そして冨樫の方も、進藤に完全に惚れてし…
スピンオフを先に読み、そちらがとても谷崎さんらしく笑えてお気に入りの一冊になっております。 谷崎さんはシリアスと笑える物との差が激しい作家さんで、気分で選べるのでその辺り大好きです。 なのでこちらの作品も随分前に購入していたのに、今までどこにしまってあるかわからなかったという…(汗 ********************** 攻めはペットショップ『緑水館』のアルバイトで、25歳の江原…