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ネタバレ
雑誌「リンクス2015年11月号」とフェア対象作品の帯にある応募券で申し込みができます。 私は、谷崎泉先生の「願いごとは口にしない」が読みたくて応募したのですが、水壬楓子先生の「エスコートシリーズ「フィフティ」の番外編が想像以上に素敵で望外の喜びでした! 他の作品も素敵で未読の作品も買いたくなる内容だったのですが、書ききれないので感想は3つだけに留めます。 「愛も せいいっぱい」…
谷崎泉 北畠あけ乃
bonny
挿絵で小説を選ぶ決まったイラストレーター(漫画家)さんがおりまして、北畠あけ乃先生はその一人。谷崎先生の小説となりゃ絶対買い!です。北畠先生のイメージなのかしっとりとしたアンニュイなテイストのお話に遭遇する印象がありますが、このお話も例に漏れず。物語は終始切なくて息苦しいトーンに満ちていました。 冒頭、悲しいエンディングかもしれないとハラハラさせるかのような、冬の寒々しく心細いシーンから始ま…
谷崎泉 麻生海
Krovopizza
2009年の作品の文庫版。 続編も順次文庫化されるとのことです。 極道の世界を描いた物語でありながら、この1巻では派手なドンパチは一切なし。 淡々とした筆致の中に浮かび上がる人情の機微、キャラクターの人間味といったものが大変味わい深い作品です。 あらすじ: 失踪した母親の借金を背負わされた溶接工の青年・進藤(受け・21歳)。 工場をやめさせられ、ヤクザの槙原に連れて行かれた先で…
胡桃の女性部下・玉置にスポットライトを当てたSSです。 殺人事件の現場に遅れてやって来た玉置。 キャリーバッグを引きながら現れた姿に、 「ご苦労さん。旅行中だったのか」 と胡桃が尋ねると、 「コミケですよ。今日、初日だったんです」 という返答。 更に、殺人事件の概要を説明しようとする胡桃を遮り、 「戦利品」こと同人誌を安全な場所に置くことを優先しようとしたり、 18禁…
谷崎泉 yoco
谷崎泉さんの商業百冊目の作品。 480ページ近くある長編です。 あらすじ: 捜査一課の刑事・胡桃(攻め)は、父の葬儀の帰り、道に倒れていた謎の外国人・カミル(受け)を拾う。 記憶喪失の彼をなりゆきで自宅に住まわせ、彼が唯一覚えている「ベネディクト」という人物を探す手助けをすることに。 そこに、家出してきた甥っ子・朝生も加わり、胡桃の周囲は一気に賑やかに… 帯に「くせ者揃いのスラ…
谷崎泉 みろくことこ
pakkunn
出来る先輩リーマン桜庭さんに振り回されて、散々な主人公、美馬くん。 でもなんか気持がグッと傾いてきたぞ!てなところで終わってます。 おねえな人、女装の人やら登場人物が多彩で、せっかく立ち上げた会社もこれからで、、、、 明らかに話が途中です。なのに1巻と銘打ってないので、 せっかく色々ちりばめた設定が、消化不良で意味のないものに感じてしまいました。 谷崎先生の作品は長いお話が好きで…
gamis
怒涛の展開を迎えた最終巻。 あれこれ勝手に推理していたものを、答え合わせをしながら読み進めました。 …けれど、思いもよらない展開に驚きつつ、さすがは谷崎さん…と関心。 『ファーストエッグ』直訳で最初の卵。 このタイトル、なんの意味があるのかな?と思っていたのですが…そういうことだったのか。 高御堂の口から発せられたその言葉、そして佐竹の母親が専攻していた学科、母親の野望…ひとつひとつ…
ひとつひとつ、明らかになっていく佐竹の過去や事件。 高御堂に抱いているものも、もう認めなくてはいけないところまできています。 脅迫状を送りつけた犯人の魔の手も佐竹に及び、過去佐竹の手で終わらせた月岡事件の模倣にならい、犯人は直接佐竹に刃をむけてきました。 自分が傷つけられた程度ではまだ冷静だった佐竹。けれど、突然目の前に現れた人物によって取り乱してしまう。 それは、佐竹のトラウマともなった…
相変わらず不真面目な態度と『刑事』としてのやり手具合がチグハグな佐竹。 少しずつですが、佐竹の過去が見えてきました。 今回佐竹が捜一時代に起こした事について触れています。 あぁ、だから佐竹は捜一から外されたのか、と。 そしてその事件を模倣した脅迫状が、佐竹に送られてきている。 佐竹に危険が迫ってきているのを危惧し、黒岩は佐竹の警護につくことになったのだが、佐竹は頑として受け入れない。 …
不真面目な態度から、とても警察官とは思えない佐竹。 そんな佐竹が所属するのは、特命捜査対策室五係。 24時間365日忙しい警察だが、五係はそんな喧騒から外れていた。 そこに新たに配属されてきた黒岩はくせ者揃いの面々に呆気にとられながら、珍しく舞い込んできた仕事のために動く佐竹に同行する。 ゆるい佐竹ですが、いざ捜査となると別人のようにやり手となる。 そして、どうしてか犯人が『分かる』…