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4/4(合計:40件)
大竹直子
ニノミィ617
ネタバレ
大竹直子先生の作品は初めてでした。 残酷な描写、NLもあります。 血の小姓 本当にあったお話のようで、火事の中、殿の小姓である数馬は自分は腹を切り殿の掛け軸を守ろうと切り口から腹に入れます。 兄と弟、許されぬ思いを互いに抱き 兄の腹、弟の腹に掛け軸を納め火事の中死んで行くのですが、一緒に逃げる道もあったと思いますが…それは武士の心が許さなかったのでしょうか。 なんとも、悲しいお話です。細川…
茶鬼
「白の無言」の悲劇な話しと打って変わって楽しいコネタを集めた「しのぶれど」に続く同人作品。 ここでも、陸軍士官学校時代の高橋と桐島の楽しい話が沢山♪ 桐島に片想いする高橋の何故か愉快なオチと、生真面目過ぎて天然をもよおす桐島のオチが繰り広げられます。 桐島の日誌はまるでその日の単なる記録、うって変わって高橋の日誌は桐島日誌(爆) これで桐島は高橋に興味もってくれるかな? オチが「バカ…
大谷直子さんといえば時代モノ! 自分は戦国武将萌えはないのですが、萌えに走ったイケメン設定の戦国武将モノより史実に妄想と想像をプラスして世界観を膨らませたこの大竹時代作品が大好きです♪ 少し前にQ&Aスレでも時代モノの云々について触れられていましたが、この作品はどうでしょうか? 表題および、その前振りになる「阿修羅の泪」は毒殺・謀殺などで恐れられた亀山城主・宇喜多直家と、その小姓…
CHIHIROCK☆
一本一本丁寧に描いている感じのする絵です。 あとがきで、担当さんに"BOY'Sというより男色」と指摘されたとか。 うんうん。でも、それがすごくいいんです~。 「白の無言」 昭和初期の陸軍士官学校~その後、のお話。 この時代背景に丁寧な絵がベストマッチ。 白の制服って萌えますv 「古痕」 「白の無言」主人公・桐島の過去、彼と彼の伯父のお話。 最後の1Pが…
もこ
時代物。現代ものばかり読み漁っているとかなり新鮮な印象を受けました。 とはいえ、新解釈の~なお話大目なのですね。 BLというよりも・・・な印象の大きい作品でした。 絵柄も苦手かな~な入りからでしたが、見慣れれば美しく。 これぞ耽美!を感じさせていただきましたウマw □女敵 何者かに追われる美青年。人切りは好まぬという彼が人を切る理由とは・・・!? 酒によって犯してしまう男な気持ちはわ…
大正の時代、浅草大衆演劇の人気役者百々之助が主人公で彼を取り巻く男たちとのお話ですが、百々之助は男にも女にもモテモテなんです。 最初の話は、百々之助に一目ぼれしてお世話係になる志賀勝とのお話。 劇団の人気女形八千代がライバル轟がいる劇団青蜥蜴に行ってしまい、その代役に少年の勝がぴったりと、百々之助がおいしくいただいちゃうお話。 二話目はその後日談、ラブラブ☆ 三話目はその続きになりまし…
「白の無言」の登場人物、高橋と桐島の学校時代と旅行のお話。 「白の~」がとても悲しい終わり方でしたので、これでお口直しをして萌えてくださいね、っていう作者さんのあたたかい親心のお話かと思います。 幸せになってほしかったからなぁ~ エロシーンは高橋の妄想でほとんど進んでいきます。 いまどきの高校生の学生ライフと違って、桐島がとっても礼儀正しい固い性格なので、ちょっと軟派な高橋といいコンビ…
軍ものは数々あれど、日本軍の軍服って菜っ葉色で今一つかっこよくない~色気が余り感じられないのよね、と思っておりましたが、この大竹作品に出会って萌えました! 昭和5年、陸軍士官学校予科の同期となった美男の双璧高橋と桐島。 二人の成績は優秀でいいライバルでした。 高橋は官僚を父に持つ裕福な家の出。 桐島は芸妓の母を持つ、陸軍将校の妾腹の息子。 その自出と母譲りの美貌の上、成績優秀な為、嫉…
久江羽
大竹直子さんは、往年の挿絵画家・高畠華宵とか山口将吉郎とか髣髴とさせてくれる絵柄で漫画を描いてくださるので、こういう時代系のお話はいいですよね。 特に鬢(びん)のほつれ毛であったり前髪のかかり方だったり着物のシルエット一つにしても、もう色っぽいったらない。 そして、若衆たちが女じゃない。ちゃんと男であるところに魅力を感じます。 ほとんどが衆道ものの短編集です。(男女もの、エロなし、もあり…
陸軍士官学校の高橋×桐島ものなので、悲恋だとばかり思って読み始めました。 (もともとの作品「白の無言」は悲恋なんですよ) ところがこれは、ショートストーリーの寄せ集めプラス表題作で、ショートの方はほとんどコメディタッチ。 昭和初期の陸軍幼年学校・士官学校が主な舞台ですが、戦時下の悲壮感はありません。(太平洋戦争はまだ始まっていないしね) どちらかというと古き良き学園もの(軍隊風味)と言…