村上左知さんのレビュー一覧

木曜日の恋人 コミック

村上左知 

隣人

表題作は歯科医×高校生(いとこ)。
本来は和菓子屋の跡継ぎなのだが、自由に生きたいと思い歯科医になった攻め。そこに実家が隣の家で赤ん坊のころから知っている10歳年下の受けが、「帰ってこないのか」とやってくる。でもその受けは攻めの片思いの相手。
受けが10歳年上の攻めにタメ口で偉そうなんですが、ツンデレっぽくて可愛かったですw攻めも言ってましたが猫みたいですw
歳の差ありますが、絵のせいかあま…

5

非常階段で逢いましょう コミック

村上左知 

かなわない恋はしちゃいけないのか

ゲイで受(ネコ)で趣味は料理・・・を人に食わすこと。
そんな乙女な安積が好きになってしまったのは、その道を自覚し始めたばかりのリーマン朋樹だった。
いかにも村上左知らしいストーリーである。
「ルールそのいち」にハマった方なら、絶対に読んで損はない。
このお話も元来タチではなかった安積が、朋樹に触れたい・可愛がりたい・悦ばせたいと思うあまり、自然と相手を抱いてみたいと欲求にかられてしまうのだ…

8

非常階段で逢いましょう コミック

村上左知 

ネコ×ネコでリバ

ゲイバー勤務、本職デザイナーの安積×同じビルで働く栄養失調気味の朋記。そして安積のセフレの加島。

安積が母性本能をくすぐられ、忙しくて栄養失調気味のフラフラ朋記をかまい始めます。
だんだん餌付けで懐いてきたある日、安積は加島の家で朋記とバッタリ遭遇。加島を挟んで、ライバル関係になってしまった二人。純粋無垢な朋記を、加島の餌食にしたくない安積は、必死に説得します。
朋記にしてみれば、それは…

4

非常階段で逢いましょう コミック

村上左知 

久々に作家買いの予感

 最近は、たまたま買った作品が気に入って作家買いということが少なくて(気に入ったのがあってもほかの作品はいまいちだったり、読みたいのに作品数が少なくてすぐに読むのがなくなったり)、いまいちBL熱に盛り上がりが足りなかったのですが、久々に作家買いしても損はしないんじゃないと、という作家さんに巡り合えた感じです。

 これも面白かった。

 すっかり男同士が障害にならなくなった……というか障害…

2

俺の気も知らないで コミック

村上左知 

本当は抱かれたかった

 新宿三丁目のダイニングカフェ。三丁目なのに、客はゲイばかり。
 表題作は、そこで働くバイトの攻め(ノンケ)と厨房担当の受けのお話。受けが、今までタチで遊んでて、本当は抱かれたかったという人。
 本当は抱かれたいけど、そんなかわいい男ではないし……という受けのジレンマが、可愛いです!

 最初は反発しあっていた二人ですが、徐々に距離が縮まっていくのがドキドキします。



 村上左…

5

夜、君の愛を知る コミック

村上左知 

メガネたっぷりの一冊

表題作のカップルは、以前出た「木曜日の恋人」の中に収録されてた「夜、君の夢を見る」のカップルです。
その時はコトに至ってなかった二人のお初と、その後のお話。
同じ職場のリーマンです。

何においてもスマートで恋人を切らした事のない来島(攻め)に、実はメロメロの皆見(受け)。
だけど、来島の本来の好みがかわいい系と知っていて、かわいげのかけらもない自分では、そのうち捨てられるんじゃないかと…

4

夜、君の愛を知る コミック

村上左知 

本当の可愛げ

ボーイズラブと言う枠組みの中では時々「可愛げ」の
基準が変わってしまう事があります。
例えば誘う様な色気をこれ見よがしに振りまいている
とか、或いは必要以上の媚を身に纏って居たりとか。
でも、この一冊の中に描かれている男の可愛げは、
色気と言うものを上手く扱えない不器用さから生まれて
いるものです。
先手必勝の為の武器を使えない男が、試行錯誤しながら
想いを伝えようとする過程で生ま…

2

夜、君の愛を知る コミック

村上左知 

1作目が手に入らない(泣)

「木曜日の恋人」「夜、君の愛を知る」「僕の知らない恋の話」と、1冊でも十分楽しめるのですが、この順番に一応話はつながってるようです。

 ここのところずっと村上左知先生の作品を集めていたんですが、売ってない!!! 池袋の「まんだらけ」まで行ったのに「木曜日の恋人」は手に入りませんでした。通販で買おうとしたら、そこも品切れ。早く増版かけて欲しいです。もっと探せばあるんでしょうが、力尽きました。

2

夜、君の愛を知る コミック

村上左知 

村上左知さん、ハマってます

最近の大好き作家さんの一人、村上左知さん。
この方のリバが大好きなんですけど、リバなしでもいいんですよ。可愛いんです、この男共。
大きい萌えはないですが、小さな萌えがコツコツ溜まって萌えが爆発するわけであります。
ツンデレというか素直になれないタイプが多いですね。可愛い。

どの作品も好きだけど、特に「本日のメニュー」「雨を待ってる」が好きです。
「本日のメニュー」
ネコミミレストラ…

3

僕の知らない恋の話 コミック

村上左知 

やさしいやさしい恋のはなし

光文社から村上左知3冊目のコミックス。
既刊の「木曜日の恋人」と「夜、君の愛を知る」から3組のカップルたちのその後が収録されている。
ちなみにこれらは初出は殆どが光文社のアンソロからのものになるので、今回もやはり「ネコミミ」と「メガネ」は外せない仕様となっている。

表題作は「木曜日の恋人」より、デザイナー・有間とリーマン・佐伯の物語。
有間の隣人・タナカが佐伯の元恋人だったことで知り合…

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