草間さかえさんのレビュー一覧

はつこいの死霊 コミック

草間さかえ 

ぞくぞくする擦れ違いのストーリー

草間さかえさんの作品を初めて読ませていただきましたが、
これがびっくりするほど私のツボど真ん中を押し捲りで、好き過ぎてどうしよう・・・と悶えてしまいました。
何度読み返しても面白く、ますます深みにはまる自分がいます。

過去を忘れたかった男と、過去を大事に胸にしまっていた男の再会のストーリーで、
お互いの記憶と認識が違う為、最後まで気持ちがすれ違い続けます。
しかけた側である智の裏に隠…

7

いばきょ&まんちー(2) 夏の夜の悪夢 小説

椹野道流  草間さかえ 

いばきょ&まんちーって初めて知った(^^;)

相変わらずの4人(2カップル)でした。
今回は幽霊騒ぎと、商店街のお話。

どこの商店街も抱える問題。
商店街を盛り上げようと決まったのが「働く男たちのカレンダー」
もちろんそのモデルの1人がまんじなのですが…。
のちにそれでヤキモチを焼く人が出てくるのです。
おわかりの通り楢崎先生。
いまだにまんじを恋人と認めていない先生ですが体は正直。
でも先生はこのツンデレがいいのですよv…

1

いばきょ&まんちー(2) 夏の夜の悪夢 小説

椹野道流  草間さかえ 

あの2カップルのある夏の日々

タイトルまで短縮化されてしまった2カップルの日常の日々的な内容です。
双方共に1作目のようなドラマ的な盛り上がる内容ではありませんが、
妙に気になるこの2カップルのその後はご近所さん感覚で楽しみになっていたりします。

楢崎と万次郎との関係は、楢崎の素直でない気質が全然緩和されないなと思いつつ
それでも今回のまんじが働く食堂がある商店街の活性化計画でまんじが頑張って
活躍しちゃうのです…

3

生田さんちのこめ王子 小説

さとみちる   草間さかえ 

主人公を受け入れられるか

趣味じゃないに限りなく近い中立です。

お話は寂れていく農村を立て直そうと頑張る生田(攻)と、そのイメージキャラクターに抜擢された万里(受)のお話なのですが、私はどうしても万里が受け入れられなくて困りました。
最初の数ページで脱落しかけたといっていいくらいです…

このお話に限らずですが、年齢よりも子どもっぽいキャラクターというのが苦手です。
ただ思考が子どもっぽいだけならなんともない…

4

箱の中 小説

木原音瀬  草間さかえ 

期待しすぎた。

う~ん。
これはボーイズラブなの??

一言で言いますと、全然面白くない。


好きになる瞬間、好きだと気づくときって、
ほんとうに単純なのは分かりますけど、
なんか軽いんですよね。

もっと強い何かが欲しかった。
それこそ「分かる!」って思えるほど、共感できるようなものが。

なんで頭なでようと思ったのかも謎ですし。
喜多川の堂野に対する愛情表現も、
インパクトが欲…

7

イロメ コミック

草間さかえ 

メガネ先生にまぐわう学生服!

先生可愛いよ……これがホントのエロかわだよ!
授業中自分だけと目が合う…問い詰めてみたら
自分を引っ掛けようと必死になってくる
メガネ。先生。拙いテクニック。
萌え以外の何物でもないよね!

年上の男性と恋に落ちてく、学園ストーリー。
そんな一冊。
年下攻めってなんでこんなにドキドキするんだろう。
いきなり本能に任せてまぐわう学生服…
なんて面白いんだろう!

難しい心理描…

1

王様のベッド コミック

草間さかえ 

ちょっと期待しすぎてしまった!

ケーブルを修理に山奥の小屋へ行ったら美少年がいたとか
凄くドリーミングな設定でまず面喰ってしまった。
大雪になってしまい帰れなくなり
泊まって打ち解けて結ばれる~~~……
そんな簡単に行くのかな?って思いました。

しかも取って付けたような「太陽光アレルギー」というのが
どうも……(-ω-;)ウーンってなってしまう原因に。

次の読み切りはほのぼの学園系だし
その次はちょっとシ…

1

マッチ売り コミック

草間さかえ 

昭和

きた昭和vvv 大好きな世界観ですよー。
しかも、秘書が社長に横恋慕とかおいしすぐる設定です!じゅる
いつも主人公は(この話の場合、社長)ともかく脇キャラに
目が行ってしまいがちなんですが、今回はバッチシ社長がどんぴしゃ!
(でも秘書さんのお相手もいいよね…先生もいいよね…)

初体験のすりこみで、自分ではイケず何人かとしないとイケない主人公。
初めて恋した相手と交わったときに感じる…

2

檻の外 小説

木原音瀬  草間さかえ 

何かを「愛しい」と思うことの可能性を、信じたくなる一冊です。

挿絵を描いておられる草間さかえさんのファンになり、草間さんが携わられた作品に触れたいと思い、この「檻の外」を手に取りました。

木原さんの紡ぐ言葉も好き。
草間さんの描く景色も好き。
そして、両者が組み合わさったことによるこの作品の雰囲気が、切なくも愛しいです。


前作『箱の中』でおよそ「人間」とは思えなかった喜多川。
そんな彼が堂野の娘・穂花を想い涙する姿、
堂野に愛し愛され…

8

生田さんちのこめ王子 小説

さとみちる   草間さかえ 

癒し系こめ王子

こめ王子の素直な性格と、短文で丁寧に描かれている農村の描写と、草間さかえさんのさし絵と、全てが相まって癒されました。

一気読みではなく毎日少しずつ読み進め、その世界にじんわりと浸っていました。

前作に比べればラブが多めですが、それでも薄めです。

前作も好きでしたが、今作も楽しみました。今後ものんびりと書いていただきたいですね〜。

4
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