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80/134(合計:1333件)
草間さかえ
snowblack
今更ながらに既刊3冊(やぎさん郵便2まで)を一気読みし そのなんともいえない世界に心鷲掴みになっている。 一読目より二読目、二読目より三読目に、味わいが深まる。 舞台背景や話にマッチした絵、個性の際立った登場人物、 戦後の東京の雪景色の中、若くて知性のある4人の男達の想いが 静かに、でも重くなりすぎずに、描かれている。 彼らはどこへ向かうのか……。 廣瀬の学生服にマントとブ…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
葡萄瓜
奇妙に捻じ曲がったミステリでありながら 苦味のきついロマンスでもあるこの作品。 炭に限りなく近い状態でありながら甘味を保つ カラメルソースをかけたチーズケーキを 持て余している心持ちです。 美味しさは充分承知しているのです。 ただ、飲み下す為にはそれなりの体力も 又必要であると言うだけで。 この物語の立役者達はそれぞれ自分の爪先を ペンにして自分と言う物語を綴っています。 …
こにしそる
ネタバレ
1巻で出会い、2巻で愛してると認め、3巻で別れ、4巻で再開…最初から読むと時間がかかるシリーズかもしれませんが、それをおいても読む価値がある作品だと思います。 3巻が突然と混乱と焦りの中での別れなら、4巻はもう1度相手と向かい合い、今度は時間をかけ相手と自分のどこがダメかを改めて考え、何を望んでそのために必要なものと捨てなければいけないものと捨てられないものをもう1度考え直したというところで…
凪良ゆう 草間さかえ
個人的にはあたりはずれがある凪良作品。 どうも、現実離れしたトンでも設定がイマイチらしいと気がついたので この作品にも手を出さずにいたのだが、 あまりの高評価につい我慢できずに読んでみた。 泣いた…… タイトルの使い方はあざとい程に上手いし、 純愛と言える互いの想いは本当に胸をうつ。 良かったか?と問われれば、良かった!と答えざるをえないのだが、 でもやはり高評価をつけられない…
タロんちゅ
今回の題材が凄すぎて感服しました。 近未来の日本のお話しでアンドロイドと人とのお話。 甘く仕上げて頂いているのかと思いましたが、ちょっぴり戦争の事が絡んできていたりで仄暗くもありました。 中盤からはずっと泣き通しで読み終わりもスッキリしていません。 ただ、これはこの終わり方でよかったんだ…って感じです。 純愛とヒトコトで纏めてしまうことはとても難儀な物語だとも思いました。 ショート…
*マリン*
このシリーズは神過ぎてレビュー出来ない作品の1つでした。 この作品を最初読んだ時は、 よっぽど疲れていたのか展開がよくわからず頭に?ばかり思い浮かんで、 これは「マッチ売り」「やぎさん郵便」を読まないとと思い、 レビューもして(これを機会にレビュー出来て良かった!)、 この作品を読んで、今に至ります。 そしてやっと理解出来、萌えまくりました!! この作品は2組のカップルがそれぞれ…
「マッチ売り」でもレビューしましたが、 神過ぎてレビューできなかった作品で、 「やぎさん郵便2」を読んで、 もう一度「やぎさん郵便」を読み返そうと思いました。 今回は澤や花城が印象的でした。 澤の過去が捨て子だったり、 澤の昔の男が有原を駅の階段から突き落としたり。 (てっきり有原の昔の男だと思ったら違った) そのクールさはクールで強がらなければ 生きていけなかったのかなと思…
神過ぎてレビューを書けなかった作品です。 先日「やぎさん郵便2」を買って読みましたが、 「マッチ売り」や「やぎさん郵便」を読んでから時間が経ちすぎてるのか あまりしっくり来なかったので、 「マッチ売り」からもう一度読もうと思いました。 絵がレトロで「マッチ売り」の年代には合ってると思います。 草間さかえさんの他の作品は読んだことがないですが、 どれもこのようなタッチなのでしょうか…
可横
にやにやが止まりません。もはや止める気もありません。 澤、ほんとロクでもない!(ロクでもないは澤の褒め言葉) 相変わらず粛々と物語が見事な流れで繰り広がります。 わたしは特に澤有原組のらぶらぶっぷりが好きで、有原が澤の心配を⇒八つ当たり⇒有原が間違ってお酒あおってか~ら~の、初めてのチウ(!?)⇒エロスは、ほんと芸術ですか!?と思いました。 有原のスーパーデレタイムを拝めますが、澤でな…
ポッチ
凪良さんに草間さんの挿絵。読む前から期待度MAXでした。凪良さんは「どうやってストーリー展開してくのだろう」と思う題材を上手に扱う作家さまだなあといつも感心します。 内容はすでに書いてくださっているので感想を。 性交用に改良されたアンドロイド(通称・裏ドール)との恋。なんかオタクぽい…?と思っていましたが読み始めからすぐに号泣でした。 裏ドールであるシンの生い立ち、過去、そしてマ…