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草間さかえ
乱菊
草間さかえと言えばあの硬質な感じの独特の作風が印象的で、勝手にエロくない作家だと思っていたのだが・・・とんでもない、結構丸出しだった。 自分の思い込みのいい加減さにビックリ。 しかしあの版画のようなタッチには少々馴染めない、というのは本当のところで、この初期短編集に至っては描線が太すぎて児童書の挿絵を想像してしまうくらいだった。 でもポロリが多くてモザイク多用(笑) ちょっと不思議な感覚を…
椹野道流 草間さかえ
mimu
シリーズ続編です。 恋人同士となった二人は穏やかで甘~い時間を過ごしますが、茨木の父が亡くなったのをきっかけに、それまで京橋が漠然とは感じつつも表面には出さなかった二人の考え方の違いが明らかに。 “愛し方”の根本的な違いは、二人の間に平行線の溝を築いてしまいます。 好きな人にはいいところを見て欲しい、見せたいという気持ちは理解できるし、反対に、弱った時は頼って欲しい、どんな姿でも自分が支…
える5
2と番号がふってあるだけに、できあがった2人の話。 ボーイズラブ小説にありがちな、当て馬が出てきて2人のあいだをひっくり返すなんて話じゃなくて、2人の性格の違いによるいざこざ話にし上がっていてオモシロイ。 父親の最期を看取りたいというために、病院売店店長代理の仕事についている茨木と、うまくいっている京橋。 が、ここにきてその茨木の父親が亡くなってから、話が大きく動く。 好きだから、恋人が弱…
イサヲ
これまでの草間作品とは、ちょっと違う風味な気がしますが、今まででいちばん好みです。 独特なコマ割や、フリーハンドのみのタッチは変わらずですけど、全体的に力が抜けている感がとてもいいです。空間の美が生きている。 表題作の『イロメ』は、ワンコ生徒×ツンデレ先生。大好物な組み合わせでわくわくして読んでましたら、え。もう終わり?でもこんな短いページ数でしっかり読ませてくれるところは流石です。 2話目…
藤棚
短編集。表題作の「イロメ」はその中でも更にショート! 超短編なのに、ドキドキが満載。先生の色目にゾクゾクしました。 収録されている作品、どれもこれも好みですが。 その中でも特に好きなのは『カオス前後編』。 一途な壬生谷と可愛く愛されたい白川の「運命の出会い」。 登場するどのカップルにも言えますが、 この二人には特に幸せになって欲しいと思いました。
「初恋の祟り」という実際にある教え(この宗教は現在もあるそうですよ)に、過去と現在がミステリアスに交差しながら、最後は綺麗にオチて、私はとても満足しました。 登場人物にあからさまに心情を語らせず、読者に想像させ、 余韻を与えてくれる作品だと思います。 行為の最中に唇へのキスを避けていた智。 初恋に囚われてしまった彼の心情が切なくて、胸がキュンキュン。 ただこの独特の絵とセンス・世…
十架
アパートのお隣さん同士の10年後の話。 初恋ってやっぱり特別で、他の恋とは比べ物にならないぐらいものだったりしますよね。初恋を死霊に例えるって凄い。 一度読んだけど難しい。 面白くないと思ってしまうのが悔しいと思ってしまう。 簡単でないのは、あまり受け入れられる事はないけれど、そこは草間先生。独特の世界観とキャラ、一つ一つの動作はまるでサイレントムービーを見ているようでした。 ですが…
よう
やっぱり私は草間さん苦手でした。 ここでも他でもとても評判の良いこのコミック、 今度こそは私も面白いと思いたかったのに、またしてもです。 やっぱり、多くの方がおっしゃる「個性的な絵柄」が自分の好みにあっていないんでしょう。 だけど過去、全然好きじゃなかった漫画家さんでも、一つ好きな作品が見つかっただけで全く見方が変わったこともあるので、まだしつこく読み続けたいと思います。
がばちょ
タイトルのイロメのとおり、色目を使うのがとても うまいです。 表題作の「イロメ」の野田先生の目は、エロい。この先生、ちょっとサッカーの反町監督っぽい。選手に涙ながらにわびたというから、設定もはまっている。もしかして、話の中のような出来事が!? まぁないでしょうねw 草間さかえさんは、しっかりしたワールドがあって、 どの作品も昭和の香りがします。 平成BL×昭和BL 昭和BLとは、夏は…
高坂ミキ
年下攻め、年の差、幼馴染に、先生と生徒・・・ 私好みの設定が盛りだくさんのコミックスでした。 草間先生の作品は独特の色気が溢れている作品が多くてとても好きです。 他の皆さんも言われているように私もこの中では「カオス・前・後編」が好きでした。 なきそうな顔をして振り返ったのに、無理して笑顔を作ったから、先生を抱きしめるために僕は戻ってきたんです・・・だなんて(*ノωノ) キャ! …