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木原音瀬 草間さかえ
Maika
普通なら受けと攻めが幸せに暮らせるように願うのがBL読者。 私ももちろんいつもそうなのですが、これを読み始めたとき、おいおい喜多川やめておけよ~~~と思ってしまったのは読者失格でしょうか? 喜多川の執念が怖くてストーカーだよ。と思えてしまったのです。 そして人間として堂野が住所を教える勇気が持てなかったのがわかる気がしたので、今更とりあえず幸せな堂野を探さなくても……と思ってしまったので…
水原とほる 草間さかえ
える5
作者が作者だからすこし警戒して読みはじめたがじんわりくる話でヨカッタ! 主人公は結婚式を一週間後に控え、婚約者に逃げられたマジメなサラリーマンの受。しかも、女性に預けた大金を持ち逃げされたにもかかわらず、彼女にはなにか理由があって失踪してしまったのだとひたすら信じるような善良な男。 そんな受が婚約者のゆくえを知ろうとした先にいたのが、女性の弟である攻。 ヤクザの下請のような仕事をしていて、出…
梅子
軽い気持ちで読む本では決してない。 どんな話であっても結局BLなんだから!と読み始めた自分に後悔した。 現実とリンクして考えざるを得ない、冤罪をはじめとする犯罪、 犯罪者に対する社会の目、出所を待つ家族の気持ち、 そして人間の弱さ、狡さ。 堂野の怒りの矛先のないやるせなさに拳を握り、 喜多川の生い立ちに胸を震わせた。、 それでも自分とはかかわりが薄い刑務所内の出来事。 共感でき…
前巻が重く深い内容だったために、この本を手に取るのにも勇気が必要でした。 でも読んで良かった!!!やっとふたりの幸せそうな姿を見れたから。 そこまでの過程がさらに辛く切ないんだけれど、 今までが辛かった分、些細な二人の幸せがどんなに大きいことかを感じます。 しかし、前巻では共感することへの怖さがあったのに対して、 今回はどの人物の気持ちにも共感できてしまう恐ろしさがありました。 そ…
草間さかえ
Alice
まず、表題作の「イロメ」が短くてびっくりしました。 他の作品を表題作にしてもよかったんじゃ…(^_^;) イロメってなんのことだと思ったら「色眼鏡」のことだったんですね~ 全体的に学園ものな1冊です。 一番気に入った作品は「花いちもんめ」という後輩×先輩のお話です。 先輩が三年休学で4歳年上にはびっくりしましたw実際そんな留年する人いるんですかねw ちょっとツンデレな先輩、そして年…
水上
この独特の草間さんの雰囲気をあまり好きになれずいたのですが、 今回はあらすじに惹かれ購入。 年がたって趣向が変わってきたのか、それともDEAR+の趣向に沿うように書いたのか判りませんが、以前より万人受けするようになった気がします。初期の作品が好きな方は不満なんだろうけど、私は今の線が細くわかりやすい方がすきです。 変わったといっても、あの独特のえろい雰囲気は健在。 苦手といいつつ気づけ…
satoki
刑務所の中で出逢い……別れてから6年。 平和な家庭を築いていた堂野の前に姿を現した喜多川。 あの時と変わらない一途な想いをぶつけてくる男に妻も子供もいる堂野は応えることが出来ない。 一方で拒絶もできず、喜多川と一家は微妙な距離を保ち続けるが…… せーつーなーい!! 思わずそう叫ばずにはいられない木原マジック。 不器用でまっすぐな喜多川の想いと、堂野が築いていた本当に幸せな(そう見え…
久江羽
漫画でこの厚さですから、どうしても薄っぺらくなるのは仕方がないかなと思います。 評価が低いのはいまひとつ分かりづらかったからです。 「赤ずきんの夢」(肉食獣のテーブルマナー)は私の解釈では、岸田の中身がサトシになっているお話と、夢うつつのサトシが誰かに犯されていて、それなら受けられるかもと安藤を誘ってみているお話があって、その二つが繋がっているのですが、どう関連付けられているのかいまひとつ…
もと
2003~2006年まで1年一話描かれた話らしいです。…これは再録買って正解かも! これを毎年待つのは微妙に苦痛だったかもしれないですから。 お話の二人は高校の同級生。吉岡は同じクラスの女たらし本田に密かに片思いをしていたけど、打ち明けるには至らず、しかしあるきっかけで思いが漏れ出てしてしまい、敏感な本田に気付かれてしまいます。 吉岡はその場を逃げて、その後二人は全く別々に生きるのですが、どん…
もこ
表紙では思わなかったけど・・・草間先生の漫画のタッチって独特だよね?? あんまりBL臭くないって言うか・・・。 話としましては、作家×少年。 話のネタを探しに火事の野次馬に出かけることが多くなった。 そこでいつも見かける不振な少年。 まさか犯人!?と、追いかけてみたものの・・。。 そして彼は犯人ではなく、火を見ると異常に興奮するという人物でした。火を見ると勃つんですってよ? …