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草間さかえ
もと
近親モノに印ははいってますけど、二人にはなにもありません。 属性や状況には、表題作以外のものも入ってます。 メインは大学生の双子の、兄・弟それぞれのお話です。 表題作は大学生の双子の弟・サトシの話。 サトシはある日、焼肉家で肉を食べます。実はそれまで、ずっと肉を食べてなかったんですが、その理由に後輩・安藤はちょっと不思議なものを感じます。 結局安藤はサトシにお持帰りされ、やられてしま…
木原音瀬 草間さかえ
かにゃこ
ネタバレ
「箱の中」の続編。 喜多川が堂野を見つけ出します。 堂野には妻と娘がいて、そこに喜多川がやってくる。 堂野と妻と娘と、喜多川という図式で お話はすすみます。 BLに出てくる女って、馬鹿な女で本当によかったーって思いました。 心底思いました。 喜多川と堂野は、箱の中(刑務所)からでたのに 高い塀に囲まれた借家でsexをしてるのが なんだかすごく不思議な感じがしました。 …
市役所で働き、普通に暮らしていた男 堂野崇文。 満員電車に乗り痴漢と間違えられ冤罪で服役する。 築き上げたものが壊れ、家族に迷惑をかけ堕ちてしまった先の 刑務所でも騙され打ちのめされる。 そんな堂野の頭をただ撫でてくれた男が喜多川圭。 堂野は喜多川に「ありがとう」と言うんです。 それがきっかけ。 他人に感謝される喜びを知った喜多川は 「ありがとう」のために堂野の世話を焼…
椹野道流 草間さかえ
つかさ
主人公はK医科大学付属病院の耳鼻咽喉科の医師・京橋珪一郎。 一年のアメリカ留学から帰ってきたばかりのお医者さんです。 ハチミツ梅のど飴が好物で、あわてると何もないところでつまずくという特技があります。 対するは病院内の売店の代理店長・茨木さん。名前がなかなかわからないのには訳があるので、ここでは内緒です。皆さんどうぞ見つけてくださいね。 売店で当たり前に出会った二人ですが、それはも…
前作の続きで、K医科大学付属病院の耳鼻咽喉科の医師・京橋珪一郎と病院の売店店長代理の茨木畔とのラブストーリーです。 京橋先生はアメリカ留学時に、世話になった楢崎千里先輩から「チロ」という愛称で呼ばれて可愛がられています。 対する茨木さんは名前を「クロ」と読み、チロとクロでなんとなく可愛いです。 前作では、茨木さんの告白によってめでたく相思相愛が判明し、恋人として仲良しになった二人ですが、…
短編5つとおまけ1つ。 どの話も面白かったです。 草間さんの独特の線が苦手、という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は好きです。 1コマ1コマが、小説の挿絵を見ているような気持ちになります。 最後の最後で「どんっ」って感じにラストシーンを持ってくる演出も好きです。 ほんとに、ラスト1ページで語ってくれます。 読み終わった後ずっしりくるのですが、それが嫌味な後味ではないです。 少し変…
水原とほる 草間さかえ
むつこ
珍しく、痛くない水原とほるでした。 ストーリーの骨格そのものは好きです。 雰囲気も好きだし、文章も好き。 ただ、登場人物が好きになれなかった。 主人公は30歳過ぎのリーマン。性格はおだやかな『いいひと』です。 婚約者にお金を持ち逃げされ、その婚約者の弟と出会い、彼女の行方を一緒に探すことになる。 弟はゲイで、主人公を口説き、主人公もその弟に惹かれていく。 主人公が本当にいいひとなんですよ。人を…
@とら@
になりたい方は是非☆ 短編5つ入っているんですが、特に題にもなっている夢見る星座はオススメです。 新入社員で入った久世が、ノーテンキ気味な柳沼に恋した話です。
久江羽
短編集です。表題作はフ○ラ止まりなので、結局受け攻めハッキリしておりませんが、野田先生の方が受けそうだなぁと。 他の子が嫌いな授業をしっかり受けているから日本史だけ100点取れちゃうってところが・・・さて、どっちが先に気になりだしたんですかねぇ。 同じシチュエーションなら私としては「カオス」のカップルが好みです。自分の性癖と今までの遍歴のせいで、臆病になっている白川先生が、大人であるぶん可…
Maika
いつの間にか堂野の家庭に馴染んでしまっている喜多川。 でもけして幸せじゃない喜多川。 そしてここでも脳天気……鈍感? 「箱の中」で堂野が可哀想じゃない……と思っていたのが、 堂野あんた馬鹿じゃない?に感想が変わってくる。 幸せな家庭が実は見せかけで一気に崩れるなんて、案外普通の話なのかも。 自分が不幸になって喜多川に縋るってどうなのよ?と思ったけれど、この人は箱の中にいたときもそう…