total review:279729today:28
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
122/134(合計:1333件)
草間さかえ
久江羽
ネタバレ
お話そのものが静かに静かに展開されるので、大きく心揺さぶられるような出来事は無いのですが、大人同士の恋ってこんな感じでいいんじゃないかと思うので、おまけで神評価。 離婚したばかりの男・篠田がうっかり入ってコーヒーを注文してしまった朝倉の店は、実は煙草屋兼骨董屋で・・・ そこは、思いのほか居心地が良くて・・・ 朝倉が“女顔”なので、はじめはこの二人の関係がどう展開していくのか不思議だっ…
椹野道流 草間さかえ
しの
ちょっとストーカー寄りなアプローチも、忠犬だと「ワンコ一途!」の一言でおさまるところがBLマジック(笑) 出来上がっている2人の馴れ初め回想なので、これといった緊張感やドキドキはまったくないんですが、その分安心して楽しめました。 ただ…、前シリーズを読んでいない人は眼中にないってかんじの疎外感をヒシヒシと感じてしまい、実際未読の私は終始居心地の悪い思いをしました。 ちょっと不親切…
ミドリ
淡々ほのぼのとした雰囲気の中に滲むエロスが、本当に草間さんらしいなぁと思った作品でした。 草間さんの作品って決して派手ではないのに、沸々と燃え上がるマグマのような萌えが生まれるんですよね~。 今回の作品も、前半が淡々と進む中、中盤からの巻き返しが凄い。 眼鏡オヤジリーマン・篠田の可愛さがどんどん増すんですよ。 そしてそんな篠田を溺愛する朝倉の変態っぷり(?)も際立っていく。 そうこうして…
茶鬼
草間さんの久々のBL単行本、首をながーくして待ってました! 活字にしてしまうようなところも手書きではいる文字とか、手作り感がなんとも味わい深いんですよね。 今回は攻めも受けもメガネと、ご法度でもあるのか?自分は全然気にしないのだが、でもかといってそれでものすごく萌える、ってことでもなく、ごくごく自然に受け入れられます。 W眼鏡でお約束のキスの時眼鏡がぶつかる、とかそんなベタは一切なく、さりげ…
ゴミ蔵
初出が同人誌だけにエロがっつりだし、絵も本来は自分の趣味ではない系統なんですが、良い間があって、心地良いリズムで進むこともあってすごく好きです。 サクっとした独特な絵柄ですが、基礎がないとできない描き方なのもポイント。 あと、この人の書く作品のキャラって変態だし淫靡。浮世離れした感じ。 でもその人物の気持ちの揺れ動きとか葛藤が理解できるのが不思議。 【6・3・3再録】に収録の「てびきの補項…
てんてん
本シリーズは受様の同居人で定食屋の健気なアルバイトと 医大付属病院消化器専門のクールな内科医カプの話です。 本作もメインは前巻同様、 『茨木さんと京橋君』の受様が 二人の過去の一大転機となったを聞き出すお話と 攻様の妹がやってくる短編の二本が収録されています。 二人の過去の転機となった出来事は 攻様が受様のマンションに転がり込んでから 八ケ月が経とうという秋の頃に起こります…
クールビューティー・楢崎先生と一家に一台欲しい、典型的なワンコ・まんじ君のお話です。 スキスキ攻撃しまくりのまんじ君と、好きなクセして認めたがらない先生の相変わらずの日々なのですが、今回は、ある事情でまんじが家出しちゃったからさぁたいへんになっちゃった先生が、襲い受けちゃうことになったお話がメインです。 (あとがきによると、これは先生の人生最大の黒歴史だとのこと。) そこに“いばきょ…
噛めば噛むほど味がでるというか、噛まなきゃ気付けない味わいがあるというか……。 最初読んだとき「う~ん、独特で分かりにくい…」と思ったのに、何の気なく本棚を見ると、ついもう一度手にしてしまうんですよね、あまり好きじゃなかったって思うのに。 んで、何度も読んでるうちに、気付けば本棚の「多分もう読まないゾーン」から「よく読むゾーン」に本自体が移動しているわけです。 え?だってこの本私好きだも…
ユッキ
クールビューティー楢崎先生と大型わんこのまんじ君の日常が愛おしいのです。1巻では出逢いから2人が同棲に至るまで、今回は2人で暮らし始めてからのちょっと行き違いから絆を深め楢崎がまんじ君を大事なパートナーだと気付く迄でとその後に楢崎先生の妹の万里さんの登場で楢崎先生の家族との確執が判明しますが、まんじ君の楢崎先生への思いに雪解けへむかうのでは?という様な優しい締め括りでした。エロ好きには残念過ぎる内…
むつこ
『箱の中』『檻の外』のファンの方には是非ぜひ読んでもらいたい小冊子です。 オマケ的な扱いにするのがもったいないぐらい、完成された一つの作品となってました。 こういう小冊子って、エロや痴話喧嘩的エピソードや小さな萌えエピソードなどで構成されてることが多いと思うんだけど、木原音瀬を舐めちゃーいけない。 号泣必至です。 私は、養子縁組についての会話をしてる場面(具体的には31ページから34ページにかけて…