草間さかえさんのレビュー一覧

理系の恋文教室 小説

海野幸  草間さかえ 

48歳非常に枯れたオヤジ受けv

この本は主人公の48歳・春日先生の一人称で進んで行きます。
48歳って、見回すと本当は働き盛りのバリバリ、そこそこ地位も得て、いいお姉ちゃんがいたら浮気のひとつやふたつくらいしちゃいそうな年齢。
実際結構モテる年齢だったりするんですが(じわりとにじみ寄る加齢臭に怯えつつw)
この春日先生、まるで58歳のように枯れてます~(涙)
一応教授なのに、話ベタで言いたい事が言えなくて、つい自分の都合…

5

理系の恋文教室 小説

海野幸  草間さかえ 

くたびれてる!

以前「40男と美貌の幹部」で、もっと40歳らしくくたびれた感じをと思っていたのですが、やってくれましたね!(まぁ、実際くたびれてない40歳は多いですが)

えーと、何歳でしたっけ。50近かったですよ。しかも童貞!(ほとんど触れられてないが、ここはもっとプッシュして欲しかった)

研究一筋で、女っけなし。なんだか、水気がなくて、カサカサしてる。本当におっさん!

この作品のすごいところは…

3

理系の恋文教室 小説

海野幸  草間さかえ 

歳の差・・・28才

かなりの歳の差カップルのお話でしたね。             
すみません、個人的にこれは流石に萌えませんでした(笑)
だって相手が48歳のヘタレ教授、それに思いを交し合った時は
49歳・・・う~ん、50のオヤジに萌える程まだその域にまで
私は達していないと実感した1冊です。
まだまだ甘ちゃんの私を再認識(笑)
高校2年で受け様に一目ぼれした攻め様。
でも外見とかでは無かったようで…

1

楢崎先生とまんじ君 小説

椹野道流  草間さかえ 

読んでる最中ずっとにやにやしっぱなしでした(笑

私は椹野先生のお話を読むのは初めてだったのですが、購入後に「右手にメス、左手に花束」と「茨木さんと京橋君」のスピンオフだと知り、両方とも知らないけれどだいじょうぶかなと不安だったのですが、両方とも知らなくても全然楽しめるお話でした。
ただ、読んでいたらもっともっと楽しめたのかなと思いました。というのも、突如現れる2作品のキャラクターたちに追いつけないというか、取り残されてしまう場面があったので……

2

地下鉄の犬 コミック

草間さかえ 

地下鉄の犬

私もメガネキャラ好きですが、攻受両方メガネは相当なメガネ愛ですね(笑)

カバー下のあとがきにて『うっとうしい系乙女攻×私生活での積極性に欠ける中年』とありましたがうっとうしいという印象はあまりうけませんでした。
過去の経験から、うっとうしいと思われないように気を張ってる感じなので、逆に謙虚なイメージでした。乙女思考でかわいかったです。

受けは堅物そうな見た目の中年なんですが、不器用さがいいです…

2

箱の中 小説

木原音瀬  草間さかえ 

罪と愛と…

メディアでも問題として取り上げられている『冤罪』
深く考えさせられました。
なにもしていないのに、ある日突然犯罪者になり、有罪判決を受け、自由の欠片もなければ人権すらないような刑務所へ……
それだけでなく、犯罪者のレッテルを貼られ自分自身だけでなく家族まで苦しめてしまう、なにもしていないのに。
その恐ろしさを軽く考えていました。


そして、喜多川の愛に色んな意味でゾッとした。
まともな教育もま…

2

どこにもない国 コミック

草間さかえ 

カバー絵のブルー

このカバーのためだけにでも、入手する価値がある。
そんな、どこにもないような青い空と海。
それでいて、内容は南の島の戦闘地と、復員後の日本の村。
草間さんのごつごつと筋っぽい身体の線って、こういう、ちょっと前の時代にすごくあっている。
ただ、惜しむらくは、この表題作、短すぎて物足りない。
いろいろ削ぎ落とされすぎていて、もったいない。
良く言えば、余韻のあるシャープな作品だけど、せめて…

2

茨木さんと京橋君(2) 小説

椹野道流  草間さかえ 

いい変化球有かな

前作の続編2作目なんですが前作よりパワーアップは                 
残念ながらなかったですねぇ~                        
あの穏やかな二人の好きだからこそのすれ違いは良かったです。          
まんじ君と先生の変わったキューピットの方が心惹かれちゃいました(笑)      
すれ違いが解消されてからの茨木さんの素の感じは
かなり萌え心を擽り…

1

茨木さんと京橋君(1) 小説

椹野道流  草間さかえ 

良い作品ですよね

何故かこの作品より前に楢崎先生とまんじ君を読んでしまって
先の作品が個人的にかなりツボに入りまくったので
神評価まではいかなかったけどこの作品もいい味だしてますよね。
この作者の右手に~にはそれ程惹かれなかったので
何気に避けていた感があったのですけど・・・
ああ~もったいない事しちゃったって思うほど後悔。
もっと早く読んでればなんて思うほど良いお話ですね。
茨木さんのさり気にSちっ…

2

どこにもない国 コミック

草間さかえ 

さすがとしか言いようがない

第二次世界大戦中、南方戦線の隊長と部下。
問題を起こす部下に体罰を与える隊長というシーンから始まるこのお話…とても短いです。
異常な事態での南の島での濃い生活は、戦争が終結して復員兵となり二人で暮らす日々にきっといつまでも影を射し、それがまた二人を支えることにもなるのかなあ。
ちら見せされた感じで、もっと続きを読みたい!
この表紙の空の青さは、なるほど日本じゃあないのですね。
日本は湿度…

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