草間さかえさんのレビュー一覧

やぎさん郵便 コミック

草間さかえ 

嫉妬するほど本気

citoronで毎号コンスタントに掲載があるわけでない作品なのに、この作品は、「あ、2年分の掲載だったんだ!」と思い出すほどにそんなに時間が経ってない感じがします。
それに、以前の草間作品の傾向は登場人物のセリフが、意味ありげで何かを示唆するような言葉を使って、あとで、「ああー!」みたいな部分があって、それが少し難解に思ったりしたことがあったのですが、ここ近年の作品はそういう部分は残ってはいるの…

11

優しいSの育て方 小説

榎田尤利  草間さかえ 

SMで大切なモノは愛ではない。

すっっっっっっっごくよかった。

SMを扱う作品は数あれど、こういったアプローチの作品は少ないんじゃないかな。
SMってSが主であるように見えて、実はMが主導権を握っている。
恥ずかしくてシラフではできないようなことを探り当ててさせるけど、Mが本当に生理的に嫌がることはしない。
そういうSの哲学を感じることができてこの本は本当に素敵でした。
そういった意味で「教授の密やかな愉しみ(剛し…

6

はつこいの死霊 コミック

草間さかえ 

え!?この作品ってこんなに評価分かれるんだ・・・

草間先生の漫画を数冊読みましたがこれは嵌りました。
評価をみたら結構微妙で驚きました。
何回も読み返すほど私には合いましたが・・・
草間先生の絵って独特なので最初は苦手でしたが、木原先生のノベルのイラストで
好きになって漫画も読むようになったらいつの間にか嵌ってました。
読後感がいつも良くて、この作品に関しては凄く純愛に感じました。
攻様が凄く受様が好きなのが行動の所どころにでていて幸…

5

優しいSの育て方 小説

榎田尤利  草間さかえ 

おもしろいっ!!!

わたしが初めて読んだBL小説ですっ!
表紙と題名についつい引かれ読んだのですが…これはおもしろいっ!!!!!栄田くんがかわいい!そして宮さんもかわいい!最高でした!
SMとかいてあったのでちょっとわたしには無理かな?(;´д`)と思ったのですが、
全然大丈夫!!痛くない!!!
なんといっても二人に愛がありますね~!
年のさなんて関係ないっ愛の力すごいっ!

2

きみのハートに刻印を 小説

椹野道流  草間さかえ 

チャラい男の恋

梅枝、チャラいw
でも、そういうヤツが好きな人にふざけたようにちょっかい出していながら
内心すごくわたわたしてたりすると可愛くて仕方ないんですよ!

さりげなく優しくしたり、
こっそり仕事のフォローしていたり。
外見であまりよろしくないイメージが固定されていると、
挽回するのも大変でしょう、とw
でも、周りの人間から愛されているし、頼りにもされている。
こういう攻めはツボです!

2

恋で花実は咲くのです 小説

久我有加  草間さかえ 

ちょっと泥臭いけれど!

 芸人になる夢を捨て、郷里の温泉街で働く隼斗のもとに、元マネージャーの時田が現れた。
 隼人に向かって「迎えに来た」と言った彼は、隼人に新しくできる劇場の専属の漫才作家になってほしいという。
 隼斗はその申し出を、一度は捨てた夢だから、と即答で断るけれど、時田はそんな隼斗を諦められないと言い、温泉街にとどまった。
 そのことから、隼斗が必死になって封じてきた、お笑いへの熱い思いも、時田への密…

2

きみのハートに刻印を 小説

椹野道流  草間さかえ 

お仕事お仕事そして恋

「きみのハートに効くサプリ」の続編、別カップルのストーリーで、舞台はカリノ製薬
「茨木さんと京橋君」の茨木さんの職場でもおなじみですが、その中でも耳慣れない
打錠室勤務なんて言う職に就いてる受け様が登場します。
そして、攻め様は一見すると軽くてちゃらそうな梅枝さんなのですが、
スマートにさらっとこなせるような攻め様が実は意外にヘタレでそのギャップも
なかなか良かったと思える作品でした。

1

きみのハートに刻印を 小説

椹野道流  草間さかえ 

ヘタレ部分もある攻様は好きですが…

小さくて可愛い草太(受様)が、一見すると、軽~いチャラチャラした男の梅枝(攻様)に惚れられてしまって、猛アプローチをされるお話です。

草太は、とーっても可愛い顔をした男子です。小さい頃は、女の子と間違われる程で、その為、散々嫌な思いをしてきました。恋愛に対しても大きなコンプレックスを抱えております。
もちろん、可愛いと言われる事も、大嫌いです。

…でも、そんな草太に梅枝は、会うたびに可愛いを連…

1

楢崎先生とまんじ君 小説

椹野道流  草間さかえ 

「スピンオフ」とあらすじに書いてほしい

裏表紙のあらすじに「スピンオフ」と書いてあったら、購入することもがっかりすることもありませんでした。

まず、カップルの話がほぼ回想シーンだけで構成されていることにがっかり。ストーリー展開にドキドキできず、つまらなかったです。更に、前半は万次郎(攻め)の回想・後半は楢崎(受け)の回想という構成も微妙でした。あらすじで「その後一度も会えないまま楢崎はアメリカへ留学してしまい―!?」とあったので、…

2

イロメ コミック

草間さかえ 

涼やかな空気感

一貫して涼やかな空気感がありました。
タイトルになっているイロメはお話自体が短く何故これがタイトルになったのか
私にはよく分かりませんでした。
響きがいいからかな?
イロメは特に印象的な場面もなく、ここで終わってしまうのかという感じでした。
一番面白かったのがカオスで、私の大好物の年下攻めです。
自分に告白してくる生徒に大きくなってから出直して来いと言うような感じなのですが、
(こん…

2
PAGE TOP