草間さかえさんのレビュー一覧

ヌレル イロメ 2 コミック

草間さかえ 

たくさんの愛に溢れた作品


『イロメ』の続編。
相変わらず素敵な雰囲気の漂うお話たちに、気がつけば虜となってしまう、何度だって読みたくなる!

前作の『イロメ』の野田と『カオス』の白川の過去のお話、関係、そして壬生谷のおおきな愛情。
可愛い幼馴染みカップルの『よい子わるい子』『かたくてやわらかい』を除く作品がリンクしているので、愛らしいキャラクターにいっそう愛着が持てるのではないでしょうか。
壬生谷が白川のため…

0

イロメ コミック

草間さかえ 

読み返すたびに好きになる


表題作が気になって購入した本。
皆さまのおっしゃる通り、表題作は大変短いのですが、一話一話の奥が深い作品でした。

表題作の『イロメ』。
漢字になおすと『色目』。
何度も言うように短編です、短編ですが、なんといっても色っぽい!
こんなに短いお話で、ここまで色気に溢れた作品を読んだのははじめてだったのでとても印象深かったです。

そして前・後編の『カオス』。
一途な年下攻めにな…

2

マッチ売り コミック

草間さかえ 

ストーリーの面白さと草間ワールドと萌え

この作品の好きな所はストーリーの面白さと草間さんの昭和ワールド全開な所です。
ストーリー重視で萌えはないのかと言えばそんなこと全然なくて、主人公4人のそれぞれの萌えポントは必ずあると思います。
私は廣瀬&花城コンビにはあまり萌えなかったのですが、俺様メガネ×幸薄健気の澤&有原に大いに萌えました。
草間さんのメガネキャラは言わずもがなだと思いますが、有原の可愛さの中にあるあの“笑いぼくろ”に大…

3

肉食獣のテーブルマナー コミック

草間さかえ 

いつも不思議な感覚に陥る

草間さんの作品必ず買っているのですが
発売してすぐ購入する事はあまりなく
連載中も、読んだり読まなかったりします。

イラストが独特のため、読む!決めてかからないと
なかなか重いです。

面白くなかった事はなく、作品もBLは全て手元にある。
不思議な距離感です。

好きな作家さんである。
独特のタッチ、顔すらあまり判別できない
それなのに、そこはかとない色気はなんなんだろう…

1
非BL作品

タケヤブヤケタ 非BL コミック

草間さかえ 

火消し、カッコイイ!

「タケヤブはBLではないです。
しかし少女漫画といえる程少女成分もなく・・・」
草間さんのそんなコメントを見て、
少女漫画なのに少女成分少ないの~?と興味がわいて読んでみました。
草間さんのBLじゃない本を読むのは初めてです。

で、少女成分は本当に少なかったw
少女漫画というより、青年コミックの方が合っているような雰囲気を感じました。
でも、匂い系ではないと思います。
(見てい…

6

地下鉄の犬 コミック

草間さかえ 

大切に想うということ

“大人のラブラブ”っていい!!って思った作品でした。
お弁当のおかずに相手への想いがこもっていたり、旅行のアレコレに関して張り切りすぎて荷物が多くなってしまったり、
あからさまにハートは飛んでないけどお互い大好きというのがめちゃくちゃ伝わってきてかわいくて凄く萌えました。
好きな人を大切にすることって素敵だなぁと基本中の基本のことですが、凄く心が温まります。
何かの口直しや(笑)、良い気分…

3

フェア・ゲーム 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

ゲイ・ミステリに開眼

海外小説でゲイ・ミステリと言えば、1980年代から90年代くらいにかけて日本語に訳されていたイメージがあり。海外物に興味はあったのですが、できればもっと最近の小説の翻訳版が出ないかなと思っていたので、今回【モノクローム・ロマンス文庫】として英語圏から二冊bl翻訳小説が出たことは嬉しい限りです。

元FBIで現在は大学教員のエリオットが、学生失踪事件の依頼を受け、
元恋人でFBI捜査官のタッカ…

13

かごめかごめ グッズ

オールカラーの贅沢さ!!

有原の、小さい頃から後悔ばかりの人生。

上京する際、列車で偶然向かいに座り合わせた男に
疑う気持ちもなく決まっていた下宿に泊める事になり、
無理に関係を結ばれ、仕送りも書留も取られ、
勉強しなければならないのに集中出来ない。

大学の敷地内で屈んでいたところ、廣瀬が声をかけてくれ
下心も何も無く、お腹が鳴った有原にお饅頭を差し出してくれます。
思わずこぼれた涙がきっかけで、状況…

11

フェア・ゲーム 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

男同士に意味がある

ミステリー+ロマンスのこの作品。
まず、ちゃんと、ロマンスが男同士であることに、
男同士だからこそ意味があるっていうところがよかったです。

かつて付き合っていた二人は、共にFBIの捜査官で、一人は職務中に銃撃されてFBIを離れ、一人はそのままFBIに残ります。
FBIを離れたエリオットは苦しいリハビリを経て、ようやく大学教授として日常生活を取り戻していますが、父親や大学内での対人関係に…

15

どこにもない国 コミック

草間さかえ 

青の世界

カラー口絵が4枚あって(内2枚は美しい背景です)お得でした(////)表紙のタイトルが雲のように空に溶けていく感じがして、静かな世界を引き立てているように感じます。綺麗・・・

表題作【どこにもない国】とても好みでした。
映像でしか見たことがないセピア色をした戦時中~戦後の何とも言えない、雰囲気が草間先生の絵とマッチしていて、より世界に入っていけました。

竹内(受け)が、戦前の自分と戦…

4
PAGE TOP