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2/4(合計:40件)
早瀬亮 佐々木久美子
Krovopizza
ネタバレ
題材は面白いけど、文章と展開が自分にはちょっと合わなかったです; 一番気になったのは文章。 三人称体で、登場人物の心の声が「」で表現されています。 この手法で攻と受が交互に心中を語ります。 モノローグを「」や()で表すやり方が悪いとは思いませんが、本書は「」使いすぎ。 流れがブツブツ切れてリズムが悪いです(泣) 例を挙げると… (142ページ) 「苅谷さんは、どうしてこんな…
marun
タイトルのフラワーの前についているふんわり、ふんわりな花ってなんだろうと 思って読みはじめたらバルーンのお花だったのです。 バルーンアーティストとフラワーアーティストがリニューアルオープンするホテルで 10年ぶりの再会をして、恋人になるまでの内容なのですが、全体的にほのぼの感があり、 でも、悪役がしっかりいて、トラブルに巻き込まれながらも最後は素敵で可愛らしい 結婚式での仕事を二人で仕上…
茶鬼
フラワーアーティストとバルーンアーティストの出会い。 扱うものは違えど、人々を癒し愉しませるモノを作り出すというアーティストな部分は共通項。 このお話の良いところは、こうした仕事のお話を軸にそれぞれの想いがあり、その気持の成長していく過程で仕事に絡んだ突飛でない日常的なトラブルがそれを促進する要素となり主人公のキャラクターもあり親近感を覚えること。 また仕事に誠実で、各々がまず自分で努力をし…
早瀬亮 陵クミコ
サガン。
なかなか可愛かったです。 お弁当作ったり羊毛フェルトやってたり、こういうのもオトメンてやつですか? 性格はそこまで乙女な感じでもないんですが。 ただ、ゲイで以前付き合ってた人との関係がよろしくなかったがゆえに、恋に晩生になっているというか。 ゲイであるというマイノリティーが肩身を狭くさせてる部分もあるのかな。 確かに、料理や羊毛フェルトとかは一般的な男子ががっつりキレイに出来たらちょっと…
早瀬亮 南国ばなな
M
両親を亡くし、育ててくれた祖母を亡くした光輝は、たった一人の肉親である叔父・和成を訪ねた。 叔父といっても、官能小説家をしている和成は、祖母とは絶縁状態で、光輝と再会するのは十数年ぶり。 幼かった光輝が和成の顔を覚えているはずもなく、和成もまた、成長した光輝を見ても誰かわからないような状況だった。 それでも他に頼るあてもない光輝は和成を頼るしかなかったのだ。 どんな人なのか、好奇…
カイ
前作が結構気に入ってただけに、今回はちょっと… 特に今回は新しいキャラも数人登場で、そちらにイライラさせられた感じ。 今まで自分の趣味を隠してきた成見に ハンドクラフト仲間ができてから、滝本との中がギクシャクして 読んでる私もなんとなくイライラ。 今まで1人地道にしてきた成見にお友達ができるのは嬉しい事なんですが その事によってラブラブ度が少ないのは嫌だなぁ。 3人のハンドク…
既刊『ザクザクザク』の続編で、前作を読んでなくても読めるような内容ですが、 やっぱり攻め様の大好きな赤い『あれ』のこともあるので合わせて読むと楽しさ倍増。 前作では攻め様のザクと受け様のザクを掛け合わせたようなタイトルでしたが、 今回のタイトルは攻め様のモデラーで使うパテを捏ねる『こねこねこね』と 攻め様が受け様に対して抱く願望の一端が掛け合わせてあるようなタイトルです。 前半の攻め…
早瀬亮 金ひかる
橘盾
初・早瀬亮先生。 主人公は「冬」という変わった名の21才。 色白でキレイな顔はハーフの母譲り。 婚外子の冬は小さい時から苛めにあい母からは愛されなかったから、寡黙で他人との関わりが苦手。 祖母に引取られ優しくされても、引掛っている自分。 昼は祖母の駄菓子屋、面倒。夜は男娼、仕方が無い。 そんな冬の所に、神崎という立派な体躯で顔に傷持つ男が引っ越しの挨拶を持ってやって来た・・・ 神…
mou
なんとなく、あらすじを読んで買いました。 挿し絵の金ひかる先生も嫌いじゃ無いので。 けど・・・「なんかな~」っていう感じで物語が終わり、挿し絵も「ん~・・・」と言う微妙な評価でした。 お話も、途中まではトントンと良い感じに進み、受けさんの過去のお話も、スムーズに今に繋げて、「これってどんな風にラストに繋げるんだろう?」 と思ったら、あっという間に終わった。 攻めさんのインパク…
幼い時に母親に捨てられ、半分心を閉ざしたような無口な子供になり、 親がいない為に、苛められ、友人も出来ずにいた受け様は、全てに屈折した感情を抱え 母親が自分を私生児で産み、挙句自分を捨てたのは、同じく母を私生児で産んだ祖母が 全て悪いなんて八つ当たり気味になって祖母を傷つけ、更に誰とも話をしないで 独りきりで暮らす為にはお金が必要だと、学生の時から身体を売ってお金を貯める事を 生きがいに…