浅見茉莉さんのレビュー一覧

恋愛深度 小説

浅見茉莉  実相寺紫子 

不器用なカメラマン

カメラマン×モデルもの
ケガのせいでショーモデルが出来なくなり仕事が減ってきたことに危機感を覚えるモデルが、素晴らしい作品を出したのに、それきり名を聞かないカメラマンに撮ってもらうことで、もう一度浮上しようと画策するお話。

この設定だけで、はは~ん、、と展開は読めてしまい、あまりの安心感にちょっとドキドキ感は薄いので、可もなく不可もなくな、平坦な作品になってしまったかもしれません。

1

白衣の熱情 小説

浅見茉莉  高永ひなこ 

医者者のはやはりOOO! 萌!!

裏切られたと思い込み、3年間ひたすら我慢をしてきた、敦希。
思いを残して、アメリカで一人前になろうとする、朝倉。

突然また、敦希の前に現れ、病院を手伝い始めた、朝倉。
未練の思いで漕がれる、敦希。
ひたすら、辛抱して尽くす、朝倉。

ライバル登場で、抑えきれずに、告白する、朝倉。
つらかった気持ちが、嬉しい気持ちに、敦希。

2部めの、白衣の熱愛は、二人のその後、
敦希は、…

2

貴人は香る肌を愛でる 小説

浅見茉莉  霜月かいり 

女の子みたいなお人形さんみたいだった。

老舗呉服屋を切り盛りする琉衣。
十数年ぶりに再会したのは、王族のレオン。

頼りない父親によって、作られた借金の為に、レオンに援助をお願いする。
琉衣は融資と引き換えにカラダを差し出す。
身分の違い、カラダを差し出した行為が琉衣を混乱させる。

0

外科医は指先で挑発する 小説

浅見茉莉  海老原由里 

ハートも欲しいって、エッチだけじゃ物足りないって事?

外科医の吹上
麻酔科医の真木

オペ中にネエちゃんと呼ばれ吹上の第一印象は最悪だった。
真木を追いかけ、情熱的に口説く。

過去の男が、真木を追いかけひどい事をする、助けてくれたのは、吹上だった。

1

インプリンティング 小説

浅見茉莉  円陣闇丸 

純粋培養のヒヨコは猪突猛進なのでした

世俗世界を全く知らない御坊ちゃまが、たった一言の刷り込み(インプリンティング)によって染まっていくお話は、榎田さんの「執事の特権」と遠野さんの「茅島氏の優雅な生活」を足して割ったような、でもとても面白いお話でしたよ♪
こういう浮世ばなれしたキャラクターというのは味がありますね。

玲也は1歳にもならない頃、子供のできない資産家の御法川夫妻に引き取られ、息子として育てらます。
しかしそれが普…

7

外科医は指先で挑発する 小説

浅見茉莉  海老原由里 

これを読んでから「麻酔科医~」を読め

「麻酔科医は夢で乱される」をレビューしたので、過去のブログからこちらのレビューを書き写します。

厚めの本でしたが、字が大きい?行間が広い?さっさか読めちゃいました。「外科医に指先で挑発される」が正しい題名じゃないかと思います。

言葉が足りない系の話ですが、最初っから両思いなので、先が読めちゃいます。
しかし、これだけ、積極的な受けも珍しいと思うので、その面ではなかなか楽しめました。

2

麻酔科医は夢で乱される 小説

浅見茉莉  海老原由里 

よみやすかったけど、もどかしかった

不眠症の麻酔科医のお話です。
ストーリー展開は先が読めまくるので、きっとこうなっていくんだという予想をほとんど裏切られずに進むのですが、自分しか見えていない麻酔科医・森田のグルグルぶりを読むのには面白かったなと思います。
医者の無養生と言いますか、自分のことになると客観的に見られなくなる。
不眠症というのはどんな弊害を引き起こすのかよくわかりませんが、きっと疲れきっていて他の事を考える余裕も…

1

緋褥に桜花の散る 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

ストレスなく萌えられる遊郭モノ

見事なまでの王道シナリオ&ラストでしたが
スタートが不幸な事がほとんどの遊郭話だからこそ
こうでなくてはね!とも思いましたw

実は、遊郭モノは
CDではいくつか聴いたことがあったんですが
小説はこの作品が初でした。
妖艶な世界のお話なので
声優さんの声が付くことによって、さらにその艶やかさが増すのでは?
と思っていたけど
いやいや、文章でもその雰囲気や匂いなんかは充分堪能でき…

1

緋褥に桜花の散る 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

げろ甘(´Д`;)

ぎぶぎぶ!甘すぎる~っ。
そんな男娼妓楼モノ。

吉原で伝説の花魁だった母を持つ愁里。
火事とともに、母を失い、莫大な借金を抱え
男娼妓楼・白螢楼に身を置くことに・・・
お職をはる東雲兄さんの下で
“禿”ならぬ“前髪”として働きはじめる愁里は
東雲のなじみ客 成司さんに想いを寄せてしまう。

と、いうお話。

とにかく定番、定番の運びの上に
新人いじめもないし、娼妓同士の…

1

白衣の熱情 小説

浅見茉莉  高永ひなこ 

このシリーズは切ないですね。

切ない、読んでる間に何度胸が締め付けられたか・・・
すごく胸が痛かったです。
浅倉視点じゃなかったけど、どっちも辛いハズ。
しかし朝倉は信じていたという感じがありました。きっと敦希の力になれると思っていたと感じました。
でも、敦希は裏切られたという気持ちしかなくて、しかもその裏切られたと感じたときに強く愛していたことに気付いたという結果。
何度も何度も気持ちを消そうと努力したのに、目の…

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