total review:278359today:8
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
2/3(合計:25件)
真堂樹 浅見侑
M
ネタバレ
飛は、大龍と尊夫人の間に生まれた子供ではないのか……? その疑惑に気がついたマクシミリアンは、確証を得るために、過去の書類を探り始める。 一方の飛は、自分とマクシミリアンの因縁から、何とか白龍から距離を置こうとする。 それを許せないマクシミリアンが、いくら呼んでも来ようとしない飛の代わりに、今度は東州茶房主人を囲棋の相手に……と呼び寄せる。 それを勘違いした飛は、白龍屋敷へと乗り…
無事に助け出された万里と一緒に、青龍の後見について、『黒龍』と対面したマクシミリアンだが、当代『黒龍』は、のらりくらりと返答を避けるばかり。 先触れの使者の件を引き合いに出して、返事を促すも、その『黒龍』の様子からマクシミリアンは、無能を装っているだけではないかと疑いを抱く。 一方、一足先に白龍に戻った飛は、市街でつまらないいざこざが起きていることを知る。 その噂の内容が、近頃夜市で…
さてさて、何とか朱龍から同意を取り付けたマクシミリアンの今度の狙いは、黒龍です。 『青龍』からの承諾を得るため、今度は黒龍へと使いを送る。 黒龍に使いとして送り出したのは、執事の万里。 ところが、万里は、黒龍へ向かう途中で、何者かに襲われ、拉致されてしまう。 飛は、万里を救出するようマクシミリアンに掛け合うが、マクシミリアンは「二市の間のことを荒立てたくない」とそっけない態度。…
マクシミリアンの婚礼も終わり、表向きは平穏を取り戻した白龍市。 だが、飛の心の中では未だに海に溺れて行った母かもしれない人の面影がよぎり、そういう事態に追い込んだマクシミリアンへの気持ちが行き場のないまま荒れ狂っていた。 また、マクシミリアンの花路を無視するかのような強引な政策に花路からも不満の声が上がっていた。 そんな折、青龍市の大酒庁から白龍に『青龍』の後見を頼みたいという書状が…
今回は、春の盛り、マクシミリアンを主に戴いたばかりの白龍市での話。番外編です。 火付けや盗難騒ぎでごたつく中、本土の領主・伍家の使者が『白龍』就任の祝いに街を訪れることになった。 折しも、本土の染付の壺ばかりを狙っていた壺盗人を探していた飛は、その盗人と伍家の使者の間に関わりがあるらしいと知って……。 というのが今回の話。 まぁ、ネタバレを気にせずに喋るのなら、落ち着かな…
とりあえず、これにて、青龍編はおしまい! な小説でした。 結局、マクシミリアンは、飛に弱音を吐かせたいがために、こんな回りくどいことをしていたのか! と思うと、呆れるの半分。その根性を拍手でたたえたい気持ち、半分……でした。 もう、この時点でネタバレ……かな? 相変わらず、この二人の恋なのか、何なのか、感情はねじ曲がってるなー……と、思いながら、まぁ、それはこの二人の勝手だか…
ヒオリク
中学の時はじめて読んでハマってからずっとバイブルです。 なんたって完全中華ファンタジーの耽美小説です。 銀髪美形のど鬼畜なご主人さま vs 清く優しく美しくも強い色街を守る頭 の街や島の行方を巻き込んだ愛憎劇の一冊目。20冊以上あるシリーズ。 しかしコバルトレーベルなのでエロシーンがほとんどない。 にもかかわらずたとえHなシーンがなくても充分、というより逆に妄想力がUPして究極の…
前巻で、白龍に愛する姉にちょっかいを出されてしまったこが、青龍の逆鱗に触れ、ついに青龍がその牙を剥いてしまう。 白龍を欺き、樹林房主人の命を狙ってまで密かに木材を集めていたのは、白龍を攻撃するための船団を作るためだったのだ。 一方で、青龍と手を結び、街を騒がせ続けた祥船の跡取りである千雲が、青龍と内通していた証拠の書類を残したまま、突然失踪してしまう。 すべてが動き始め、いよ…
母かもしれないと言われた玲泉が、目の前で海に呑まれていくのを、どうすることもできなかった飛。青龍が企んだ海牙の襲撃は食い止めた物の、そのことが飛の心をかき乱していた。 それでもなんとか、自分を叱咤して、今、自分がすべきことだけはしようと、次なる敵・白龍の背後から迫る高楼街を迎え撃つべく、マクシミリアンをおいて飛は天園へと駆け出して行きます。 ところが、たどり着いた先にいた、高楼街の頭は青…
勝手に飛をおいて、敵の総本山である青龍屋敷に行ってしまったマクシミリアンを追って、飛もまた青龍屋敷までやってくる。 しかし、客人として呼ばれた訳でもない飛が中に入るのは容易ではない。 中に入る方法をいろいろ考えた飛だったが、そこにちょうど現れたのが、酔って男たちにいためつけられる酔熊。飛は、酔熊を助けると、青龍屋敷への道案内を頼む。 どうやら、酔熊は青龍の色街の男につてがあったようで…