total review:279072today:24
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
9/13(合計:122件)
DUO BRAND.
茶鬼
この下巻が本当の本編です。 尊敬していた師匠と再会した月夜は、再び師匠に捕えられようとされるのですが、勒歌と草薙の援護により、主人とイヌではなく、草薙本物の恋人となるという展開。 幼い頃師匠に拾われ見出された月夜は、盲目的に師匠を慕っていたのですが、それは月夜の才能があるが故の、師匠の飼いならしだったということ。 師匠はキメラを創りながらも、何でも言うことを聞く自分だけの犬に月夜を仕立て…
上下巻同時発売はよかったです。 この作家さんの続きものは、一巻が序章的あつかいで次からが怒涛の展開を迎えるので、上巻だけだったら不完全燃焼で燻ること間違いなく焦れてしまったでしょうねw 上巻と下巻を並べると、表紙カバーの絵が続きになるようにできていて、雰囲気を伝えています。 自らの意思を持たず、人間に奉仕するためだけに創られたモノ。 主人の命令をどこにいても聞き分けられるように、そして…
ネタバレ
やっぱりこの作家さんの魅力は長い髪の人物にあると思うのですが、その髪をテーマにしたのが表題作。 自分の趣味で長い髪の使用人ばかりを使っているご主人さまが、夜伽をさせるのは庭師。 でもその情事をドアからのぞいているのは真面目で純情そうな執事。 執事のヘタレたツンデレも、チャラそうな庭師が本当は樹木を愛する誠実な人柄だったのも、甘い雰囲気を演出していました。 いわゆるゆるい髪フェチのお話で…
この本は表題は『熱情イノセンス』ですがメインは『螺旋の塔』とその主人公・理央のトラウマを仲間の双子のトラウマとともに綴った学園を舞台にした過去編の『ナインライブス』以下、の話になるようです。 『ナインライブス』は双子の空と海が、トラウマに悩み苦しんでいる理央を、僕たちも一緒だよといって、それを分け合い癒す方法を教えるといった筋になります。 双子で愛し合う姿に禁忌があるのですが、それを温かく…
ますたーど
DUO BRANDさんのコミックとしては、初購入です。 水月真兎さんの『冷たい砂』シリーズのイラストを見ていて、シンと佳威の絵にヤラレました>o< 1冊丸ごと短編集です。他の作品に出ているキャラも登場しているそうなので、何冊もDUO BRANDさんの話を読んでいる方は、更に楽しめそうです。 庭師×執事、召使い×魔法使いのご主人様(&攻め狙いのチビッ子召使い)、画家×モデル、生徒会副会…
一作目「ホワイトガーディアン」の続編というかエピソード編になります。 この題名は一巻の二話目の題名なんですが、多分この巻が透理と旌の馴れ初め話がメインになっていることからこの題名になったのでしょう。 前回は光彩から、今回はオークラからの出版。 この作家さんの特徴で、また謎を残して終わっているのですがこの出版が05年、まだつづくんですよね?出るんですよね、次?と読み終わってヤキモキさせるんです…
刀モノが得意で萌え分野のDUO BRANDさんのちょっと異国籍風ファンタジー。 四方を海に囲まれたランダ国の王子・リンスと将軍・旌の物語。 シリーズものにはこの作家さんの特徴である、含みのある設定で興味を次々と湧かせます。 萌えどころは飄々とした旌の存在そのものでしょうか? 隣国からの留学の帰り、無理を言って旌の乗る艦隊に乗組員としてもぐりこんだリンスが旌に再会する場面から始まります。…
水月真兎 DUO BRAND.
「冷たい砂」シリーズ4冊目です。 王位継承問題が片付いたと思ったら、今度はテロ集団が暗躍。 そのテロ集団のリーダーが、今や王太子となったシンにそっくりだという噂が流れる。 民間人を襲ったテロが起こり、シンと佳威は現場へ向かう。 コスモスウェブ重役のユージーンのボディーガード アランが現場に居合わせており、シンと同じ顔のテロリストを見たという。 テロリストたちの潜伏先の偵察のた…
髭オヤジ攻めアラブ、第3弾ですv シンの祖父である現国王が重篤な状態となり、シンは母国へ戻る。 毎日のように祖父が静養している離宮を訪ねている。もちろん、佳威も付き従っているのだが、ある日、とある部屋へ迷い込んでしまう。 その部屋には、シンに瓜二つな男の肖像画が掲げてあった。その人物こそが、砂漠で父王を庇い、行方不明になった元王太子のアリーだった。 現国王がついに亡くなり、第2…
1作目で一応くっついた2人ですが、自分が自国にいることが緊張を生むのではと思ったシンは、留学先でもあり佳威と出合った国でもあるイギリスの持ち家(元貴族の城)へ。 仕事がらみとはいえ、ハネムーン?と思いきや、顔の広いシンはとても忙しく、一緒のベッドで休むのが精いっぱい。 ある日の取引先主催のパーティ先で、特集訓練校時代の仲間と再会する佳威。彼から”シンは結婚するためにイギリスに来たのではない…