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松岡なつき 雪舟薫
藤棚
ロンドンの宮廷から、舞台は海へ。 貴族の陰謀策略も面白かったですが、やはり主役は海賊たち。 大海原が舞台となるとイキイキし、読んでいても気持ちがいいです。 フランス国王の使者・アルトヴィッチがお茶目で好きです。 甲板で変色したロープに「これでもか」と水をかけていた場面が、笑えてしまって。 緊迫した場面だったんですけど、何だか和みました~(笑) そしてイングランドチームのトライアングルも、切なさ…
エリザベス女王の晩餐の席で、 マニング主教毒殺の嫌疑をかけられた海斗。 女王陛下のお気に入りから一気に牢獄送りです!! この怒涛のような展開にハラハラ。 牢獄で行われた海斗への仕打ちは、痛くて辛くて(泣) そして意外な裏切り者の存在が… 海斗の無実を証明するために奮闘するジェフリーとナイジェル。 ナイジェルは海斗がジェフリーを好きなことを知っています。 それでも海斗を愛すること…
長い航海を終え、母港プリマスに着いたジェフリーと海斗達。 そんな彼らを待ち構えていたのは、間諜組織の元締めウォルシンガム長官。 女王陛下の召喚命令の元、海斗はジェフリーと一緒に王宮へ赴くことになりました。 策略と陰謀の渦巻くロンドン宮廷編の幕開けです。 華麗な貴族たちのスリリングな駆け引き。 海千山千の侮れないウォルシンガムに、海斗達がどう立ち向かっていくか。 そしてエリザベス女王…
カナリア諸島を航海中、敵国スペインの商船を拿捕したジェフリー達。 捕虜として『グローリア号』に連れて来られた敵船長と話す海斗は、 自分が学んできた歴史と現在の状況に、微妙な食い違いがあるのに気が付きます。 ドレイクの指揮下で無敵戦艦を撃退した船長達の中で、 ジェフリーの名前が歴史に残っていないのはなぜか? 少しずつ歴史が変わっていっているのか? 海斗と共に読者も先行きに不安な影を少…
初めての航海で船酔いに悩まされる海斗を、 優しく介抱するジェフリーが素敵です。 弱っている時にここまでされたら、 ついふらっと身を任せてもいいかな?と思いそうなものですが。 海斗は絆されません(笑)いえ、精神的にはかなりグラついてはいますが、 簡単に落ちないところが、海斗の魅力でもあるわけです。 航海の途中、嵐に見舞われたジェフリー達は、 敵国であるフランスの港へ上陸することにな…
イギリス海賊の英雄キャプテン・ドレイクに憧れる高校生の海斗が、 大航海時代へタイムスリップをして始まる冒険物語。 海斗はドレイクの信頼も厚い、海賊船の船長ジェフリーに助けられ、 彼の船に乗ることに。 英国とスペインの戦い。 歴史の渦に海斗は否応なく、巻き込まれて行きます。 2009年現在も完結しておらず、息の長いシリーズの第1巻なので。 今回は長い長い物語のほんの「序章」とい…
華藤えれな 雪舟薫
M
使用人である冴木に会社を奪われ、隷属を強いられてきた柊一。だが、凌辱された憎しみを経て、冴木の狂おしい愛を知り、新たなふたりの関係を築こうとした矢先、ようやく自らの想いを冴木に告げようとするが、走り込んできた車と事故に遭い、柊一は生死の境を彷徨う。 冴木は、そんな柊一を放ったままロンドンに行く事ができず、大事な、会社の命運をかける会議を欠席してしまう。そのせいで、会社が買収の危機に陥ったとし…
高遠琉加 雪舟薫
激しい濡れ場や愛の言葉が無くても、 溢れんばかりの思いは語ることができると教えてくれる良質な作品。 雪舟薫さんの挿絵も小説の雰囲気とバッチリで、素敵でした。 一度だけの甘い記憶を、あえて忘れたふりをしている二人。 過去と現在が交錯する中、人の情が絡み合い、 なんともいえない芳醇な雰囲気を醸し出しています。 BLというより、JUNEを感じさせる作品ではないかと思いました。 情報…
十架
刑事・櫂谷と元・刑事の探偵・黒澤の話です。 今回は3年前に失踪した双子の兄を弟と一緒に探す話で、まぁこちらの展開は読んでいく内に読めましたけど(笑) 兄・律の心情や潔さは心にしんみり来ました。 二人の関係性が自然だけど不自然な関係で、4年前にこんな事があった、2年前にこんな事があった。3歩進んで2歩下がる様な関係で不思議でした。自然な流れで合意の上に抱き合ったけれど、今はそれにも触れないし決し…
むつこ
ストイック萌え。 オジサン萌え。 二組のカップルが登場するんですが、断然主人公の探偵と元同僚のコンビに萌えました。 過去のたった一度のセックスをお互いに大事に心のなかにしまい、今は友人として付き合ってます。 オトナの葛藤ってなんでこんなに胸を熱くさせるんでしょうか。 続編が読みたい。 あー、木原さんに傾斜しまくってる私ですが、高遠琉加さんも超好きだー。