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17/24(合計:240件)
高遠琉加 雪舟薫
クレタコ
ネタバレ
一言、傑作です。 渋谷の街が舞台。 元刑事で今は一人で探偵事務所をかまえている黒澤〔攻〕の元を一人の少年が訪れたところから話は始まります。 そこから直ぐに少年の話には行かずに、次に元同僚だった刑事・雪人〔受〕が訪れてくる。 そして先刻の少年の依頼内容と、雪人の追っている事件とが一本の糸で繋がるんですなー、その辺のストーリーの持って行き方も上手いです、読ませます。 少年の双子の兄弟…
松岡なつき 雪舟薫
あんり
この作品だけはずーっと読んでいて好き。なんでだか。 まずは凄すぎるの一言です。 世界観がしっかりしていて絶対に飽きることのない作品と言い切れます。 その上キャラにこんなに魅力があるとは・・・。 大体はお気に入りのキャラとか好きなキャラって一人に絞れちゃうんですけど、 それが出来ない。 続きを買わずにいることも出来ません。恐るべしです。 それに情景描写も素晴らしいです。ストーリーを反芻…
義月粧子 雪舟薫
この作品のスピンオフ「溺れる彼の恋心」の主人公、一哉がひじょーに好みな健気受だったので、これは過去話も読まねばーと読んでみました。 うん、やっぱメインカップルより、亨〔攻〕に遊ばれて捨てられる一哉がこちらでも好みでした。 何でこんな健気ないい子を弄んで捨てたかーーー!!って感じです。 一哉可愛いよ!一哉!! まあ今作では一哉は当て馬で、メインカップルは高三の亨〔攻〕と9歳年上の26歳、…
華藤えれな 雪舟薫
たまゆまま
シリーズモノなので一応すべて読みましたが、あまりにも二人の事情がグルグルしすぎていて疲れ果て、何処からレビューしようと悩みましたが一番好きだった巻からレビューしようと思います。 それくらいグルグルグルグルと煮えきらず、一巻終わるごとにまだ思いを伝え合わないの!?まだなの!?の連続でした。 何度、最後から読んでしまいたかったか。 でもそうすると、途中の巻が永遠に箪笥の肥やしになり年代物の漬物状…
この話し、なかなか物語の中に入り込むことが大変でしたが、攻めの若宮さんが極めてポジティブで人間臭いので救われて読み続けられました。 受けが複雑な事情の過去に囚われているためになかなか気持ちを自覚しないのですね。 そんなつんつんしている早瀬がようやく言った一言に若宮さんが 「君にしては上出来だ」 などと言うのですがそれがいい! 信念もあって仕事もできる。 いつも早瀬を大きな大きなとこ…
海星
前半は受視点でストーリーが展開し、 受に感情移入しやすい構成になってるので 一見すると受がものすご~く可哀想で、 攻の仕打ちに怒りさえ感じるのだけれど。 改めて攻の立場になって読みかえすと、 攻の方に【同情の余地あり】と思わせる二重構造になってて、 とてもスバラシイ作品だなぁと思いました。 「主従・聖譚」を読んだ時は、受に同情してたんです。 攻が銃で撃たれた時も、ザマ~ミロと^…
夜空の星
こちらは「秋のリンクスフェア2006 書き下ろし小冊子」の感想になります。 ※ここからはネタバレがありますので、未読の方はご注意下さい。 ■『スレイヴァーズ』シリーズより 「Slaver's Tears」(6ページ) 柊一と冴木は寺院の茶事に出席し、そのまま温泉宿で一泊します。 と言うのも、毎年母と柊一が招待されているのですが、母が熱をだしたため、急…
galoo
いや、ほんとマジでおもしろいです。イギリスの歴史は、あんまり知識がないので、大丈夫かと心配しましたが、ぜんぜん大丈夫でした。とっても勉強になります。(知識があったらもっとおもしろいのかもしれませんが。。。)とにかくぐんぐん惹きつけていく話だし、どの巻も巻末で次が読みたくなるような終わり方なので、ついつい次の巻に手が伸びてしまいます。 登場人物達が非常に魅力的だし、イラストが超がつくほど美しい! …
榎田尤利 雪舟薫
雀影
同じ花が、想う人の心に咲いてくれるとは限らない。もし咲いていても、見えない。 ということで、華族物。 お話の全てのイメージが「百合の花」に象徴されていく展開が素晴らしい。 蕾の百合だった千早が、邦彦の執着と激情に翻弄されて、そして開花する。 ありがちな幼なじみ執着物の王道のようでいて、「百合の花」を核に、すっきりと揺るぎなく展開する物語。 お話のほとんどは攻め視点。 それは攻め…
和食好き
最初この作品に手を出そうかどうか迷っていた自分は愚か者でした…! 試しに一巻を買って読んだらめっっちゃハマり、それから中毒です! 一気に全巻集めました。 歴史モノで長いので ぐだぐだなかだるみするかなーとか思っていましたが全然そんなことありませんでした。 とってもスピーディーに話が進むので読んでいて気持ちいい。 でも一つ一つの描写は細かいし、登場人物の動作もイメージしやすい。 そして驚いたのは…