石田育絵さんのレビュー一覧

EGOISTE 小説

かわいゆみこ  石田育絵 

わーい地元だ

今の私の生活テリトリーが舞台になってるので、出てくる地名がいちいち嬉しい。
マイナーな地名も、ごく自然にさらっと登場する。

独特の空気感のある作品でした。
これがかわいさんがはじめて出された本かーと思うと、感慨深いです。
クオリティの高さはもちろん、書きたい世界観がダイレクトに伝わってくる。
昨今のBLではなかなか遭遇できない「凄み」みたいなものを感じました。

主人公は医者二人です。
傲慢な俺…

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執事は主人に跪く コミック

石田育絵 

たいそう身持ちの硬い執事の話。

□執事は主人に跪く
雪彦は英国でのビジネス相手の執事として、結城の前に現れました。
客と雇われ執事の関係はそれ以上でも、それ以外でも無かったのだけれど、トラブルが起こったことによって雪彦は雇い主を見限り、結城は「もし帰国するなら連絡を」と雪彦に申し出る。
もちろん下心有りですが、そこはあくまで紳士的に。

帰国した結城の元を訪れた雪彦にバトラースクールの講師を依頼するが丁重に断られる。

2

RUTILE souvenir EMSEMBLE グッズ

番外SSが集まって、ルチルファンには嬉しい

素晴らしい作家さん、漫画家さんの既刊本の番外SSを集めた全サ。
全ての文庫を読んでいないので、SSも読んだものだけ読みました。
episodo Ⅰ&Ⅱ after...(薔薇とライオン):ヤマダサクラコ
 「薔薇とライオン」1巻で出てきた、2つのエピソードの当て馬同士がいい感じになっていくという話。まさか、そんな展開になるとは、とちょっと驚き。総ホモ集団になってます。

乱入者と星の…

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転居しました。マリアージュ編 コミック

石田育絵 

出来上がった落ち着いたカップル。

3冊目も相変わらず仲の良いふたり。
そんなふたりの甘々な生活とは裏腹に、お邪魔虫達も大変元気に活動中で……。
レナートも山之内も、なにかとちょっかい掛けてきます。
しかも、レナートの悪巧みに山之内が面白そうと乗ってしまう、なんで乗るかな!?
そのおかげで、淳之がまたもやひやひやしたり、背筋を凍らせたり。

しかし、淳之はただ泣き寝入る弱い子ではないので山之内にちゃんと仕返しもしてます。…

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転居しました。(2) コミック

石田育絵 

想い想われ。

2巻も相変わらずラブラブ・イチャイチャなふたり。
キスしている姿がとても幸せそう。
そして、どでかいベッドで寄り添うふたりのシーンも幸せでほのぼのしていて、なんと自然に寄り添ってるのかしら~と覗き見しててスミマセンという気分になってしまう。
並んで寄り添ってるだけで、ふたりの気持ちがどれだけお互いに向かい合っているかというのが見えるので、かなり私的にはツボです。
ああ、幸せそうでなによりだ…

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転居しました。 コミック

石田育絵 

なんという玉の輿。

ゲイで社長という肩書を持つ引っ越し魔でちょっと強引な久継さんと、ふつーの会社員で物を溜めこんでしまう性質でちょっとお片付けのできない淳之。

出会いは飛行機の中、引っ越しを考えあれこれ悩みあぐねる淳之に、引っ越し魔の久継が声を掛けたことから始まります。
引っ越し魔で本当はそろそろ引っ越しをしたい、けれど周囲に止められている。
ならば他人の引っ越しを手伝わせてくれないか、と。

大家のお…

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執事は主人に跪く コミック

石田育絵 

恋される執事もいれば、恋する執事も・・・(帯より)

失礼ながら、石田さんの作品で久しぶりにそこそこ満足できました。
ただ、表紙になっている二人のお話は、まだ完結していないですよね。

若き実業家の結城は、英国で友人の執事をしていた雪彦を口説き、自分の執事兼バトラースクールの講師として日本に呼び戻します。
お話の中心は雪彦の完璧で華麗な執事っぷりです。
結城はそんな彼に惚れ込んじゃったわけですが、お仕事最優先の雪彦にとったら、結城との色恋沙…

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はな、さいた 2 コミック

石田育絵 

はな、さきました

1巻にて互いの想いは通じ合った38歳やもめ男村尾[攻]と22歳無表情青年瀬川[受]なんですが、なんだーかんだあってなかなか距離が縮まらんのです。
深夜のオフィスでやっとこさ結ばれる!って時に事務所荒らしが来ちゃうしで、もうふんと間が悪いったら!!
38という年齢もあってがっつき過ぎない村尾、距離を縮めようと頑張る瀬川。
無表情設定なんで感情は小さい吹き出しコマで表現されてた瀬川ですが、その吹…

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はな、さいた 3 コミック

石田育絵 

はな、綻ぶ

なんとなくメンズラブなイメージがある石田さんですが、これは38歳弱小事務所経営のやもめ男村尾[攻]と唯一の従業員22歳、瀬川[受]と18歳年齢差で大人×青年してます。
学生時代、友人の一言で感情が表面に現れなくなってしまった神経症の瀬川くん。
けれど表に出てないだけで内面は喜怒哀楽がしっかりあって、小さな吹き出しで内面の本来の表情が描かれてて、そのせいなのかさして重さを感じさせず、且つ感情の流…

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彼は二度嘘をつく 小説

うえだ真由  石田育絵 

イマイチ

ちょっとご都合主義というか、受けも攻めも受けつけないタイプだった。
イラストも好きじゃないので余計に乗り切れなかった。残念。

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