石田育絵さんのレビュー一覧

RUTILE SOUVENIR DIAMANT グッズ

コミック11作品、小説29作品の番外編

コミックは「花は咲くか」の番外編「white sleeping」以外は1ページ、小説は5~8ページです。
本編を既読している作品でいうと、本編を未読だと半分も楽しめずもったいない!という印象でした。

「明日屋商い繁盛」番外編は、花の下での二人の話。あともう少しだけ見たかった二人をちょっとだけでも垣間見られて嬉しかったです。

「失恋コレクター」の番外編「言い訳コレクター」は、同棲するこ…

0

四月になれば僕らは 小説

鳩村衣杏  石田育絵 

毎日花言葉を教えてくれる男

鳩村衣杏さんではレア物?の高校生CPもの。
いつもの「お仕事BL」で散りばめられる金言、はあまり見られないかもしれませんが、受けの心理模様が丁寧に描かれていて、年相応の悩み、戸惑い、意気がり、焦り、淋しさ、そんな空気と包んでくれるような恋に揺れ動く感じ。
鳩村作品に余り感じない類いの、いわゆる「胸キュン」を味わいました。

受けの桜井八紘は、幼い頃に両親が離婚し母親の実家で暮らしていたが、…

0

engage 君だけを愛す 1 小説

ふゆの仁子  石田育絵 

よくも悪くも初期のBL

伊関拓朗は、小さな劇団の舞台役者だった。
高校時代に、自らの性癖を自覚し、それ以来周囲と距離をおいて生活してきた。
大学に入ってから演劇と出会い、役者を目指すようになってからは、大学も辞め、そのことが原因で家族とも絶縁状態になってしまった。
そんな伊関の前に現れたのは、大手広告代理店課長・永見潔だった。

永見は、手がけたプロジェクトすべてが成功し、若くして課長の地位を手に入れたやり手の…

1

無慈悲な夜 小説

藤森ちひろ  石田育絵 

三角関係

攻とガチ兄による、受争奪の三角関係です。
攻は強姦の上に脅してくるし、それを知った兄はキレて監禁凌辱に走っちゃうし。
美人は何かと大変ですねぇ。
気持ちはわかりますけどね。反応も清純で可愛いし。征服欲や支配欲をそそるタイプというか。

でもこれ、もし兄が早々に素直になっていれば、兄の方とくっついたんじゃないかなぁ。
政治家なので体面を捨て切れなかったのが敗因でしょうか。
兄弟モノも好…

0

相棒 小説

剛しいら  石田育絵 

強引な展開にビックリ

1冊丸ごと表題作です。
連続殺人犯を捜査する1か月間で、二人は恋人同士になります。

拓人(受け)にとって、川崎(攻め)は交番勤務の頃からの理想の刑事。ペアを組むことになり、喜びます。川崎の同期・鈴木から、川崎は男子高校生に手を出したという過去を聞かされても、鈴木に憤りは感じても、川崎を避けようとしません。一方、ウォーカーと名乗る少年・歩は連続殺人犯に遭遇していて…。

という内容です。…

3

戀人 小説

剛しいら  石田育絵 

拓人がどんどん男前になっていく

1冊丸ごと表題作です。「相棒」の続編になります。

川崎が抱いてしまった被害者・篤弘の登場に、拓人は動揺します。
継父に性的虐待を受けていた過去がある篤弘。そんな継父の姿を見かけ、篤弘はトラウマに苦しみながらも母親を守ろうとします。それと同時期に川崎の娘が誘拐されます。川崎が容疑者の一人に、篤弘の父親をあげたところから、拓人は篤弘と二人きりで会うことになりますが…。

という内容です。篤…

1

デオドラント コミック

石田育絵 

切ない系のお話でした

石田さんの単行本を読むのはこれが2冊目です。
以前読んだ「転居しました。」とは雰囲気が少し違う作品集でした。同人誌からの収録もあるようです。
表題作シリーズの他に短編が1作品、2つのエピソードが収められた「AVALON」のシリーズが収録されています。
全体的には切ない系のお話でした。「AVALON」は既に恋人同士のカプのお話なんですが、受け様がプライドを捨てきれない所があって、幸せな状況のは…

1

転居しました。 コミック

石田育絵 

泣き虫な受け様

表題作シリーズと短編が1作品収録されています。
表題作シリーズは、エリートでお金持ちなエグゼクティブとと平凡なサラリーマンとのお話。
作品の冒頭から受け様は涙腺が弱いという設定で泣いているシーンがあるんですが、中盤過ぎ位まではほんとによく泣いています。
自分の気持ちを伝えなきゃいけないのに、感極まって泣いてしまって言えない…というシーンの時には、はっきり言ってちょっと泣きすぎだろと思ってしま…

0

蕪木町ジュリエット コミック

石田育絵 

シンプルな表紙なんだけど…

本郷さん(腕組んでる方)の顔がカッコよく見えたので買っちゃった(^^)

元ヤクザとおまわりさんのお話で
なんでジュリエットなんだろうと思って読んでたら
おまわりさん(音哉)は両親がすでになく超過保護でブラコンな兄に育てられた。
で、弟が中学の頃ヤンキーとツルみ始めたから
無理やり市立に転向させられたと。
そこからジュリエットってなったみたい。
でもタイトルにするほどの内容ではなか…

1

蕪木町ジュリエット コミック

石田育絵 

ブラコン兄からの卒業

ストーリーも絵も非常にシンプルです。
カバーのデザインもシンプルで、一見普通っぽそうなのですがコミック画にしては珍しいものだと思います。

蕪木町の巡査・音哉は鯛焼き屋の本郷が気になる。
甘いモノが苦手なのに鯛焼きを食べる音哉を見て、彼の兄は本郷は元ヤクザであり彼に近づくなと釘をさすのだが気持ちを抑えられない。
そんな時、本郷は音哉がジュリエットと呼ばれているその由来を知るのです。
音…

2
PAGE TOP