石原ひな子さんのレビュー一覧

両手に美獣 小説

石原ひな子  北沢きょう 

キャラが立っているだけにものすごくもったいないです

表紙の通りに受け一人を巡る攻め2人の3Pモノ。
この攻めは兄弟。
眼鏡でスーツが兄、美形が弟、真ん中に挟まれている受けは女性用紐パン装着。
レーベルで決めつけちゃいけないけど、ライトなノリであるとはわかっていたけど、
この話、どうもそれぞれのキャラクターありき、というかキャラが立っている。
で、物語の展開とこの組み合わせが好きかどうか、というのと、キャラクターが好きかどうか、というのがマ…

4

兄と弟のおとぎ話 小説

石原ひな子  高宮東 

結局どうなるの?

すみません、結局どうなるの?って雰囲気で終わってしまったような気がします。
8才歳の差のある義兄弟もので、兄は子供の頃に両親を事故で無くし父親の親友に
引取られ生活が始まり、旧家の名門一族なので親戚連中や同居してる祖母に虐げられ
その後8年たって両親に実子が出来るがとても仲の良い兄弟になる。

しかし、兄はゲイで進学と共に上京し弟は休みの度に兄の所へ遊びにいくが、ある日
兄は就職先の上…

0

兄と弟のおとぎ話 小説

石原ひな子  高宮東 

兄の本音が見えるまで

今月は血の繋がらない兄弟モノが2冊発売になりましたが、こちらどちらかというとしっとり大人系の切ない展開。
しかしながら、主人公の温度がものすごく低いのでイラっとするものが。
しかしそのイラつきを呼ぶものこそが、主人公のこだわりであったということだったのですね。
その結末を知るに、それはある種の執着の形でもあるということがわかるのですが、こんな事ならもっと早くに何故?とも思わなくもなく、しかし…

1

狼さん探偵物語 小説

石原ひな子  小椋ムク 

もふもふ

「狼さんがやってきた」のスピンオフ作品で、
人狼(山野辺) × 人間と人狼のハーフ(朋宏)のお話です。

匂いに敏感な朋宏が、探偵事務所の所長である山野辺の匂いに
発情してしまう、という設定自体はよかったのですが、
ただ単に動物的な本能に流され、丸め込まれてやっちゃってるだけで、
恋や愛情ではないように感じてしまいました。

そして受けの朋宏はツンツンしすぎでしたね。
ツンデレと…

1

狼さんがやってきた 小説

石原ひな子  小椋ムク 

挿絵買い

表紙・挿絵に惹かれ、購入しました。

人狼×人間の恋のお話ですが、先がすぐ読めてしまいますし、
結末もあっさりしていて、少し盛り上がりに欠ける気がします。
それならもういっそ、ただのラブラブなお話でも良かったのでは
ないか、と思えました。
おとぎ話的なものとして捉えるにしても、恋や愛情ではない気がして
もやもやっとした気持ちが残ります。
可もなく不可もなく、という感じでしたが、

3

狼さんがやってきた 小説

石原ひな子  小椋ムク 

もふもふ

スピンオフのほうがものすごく好みだったので衝動買い。
雰囲気は好きですが、ん~・・・そこまで盛り上がらなかったかな
それがちょっと残念です(´ε`;)ウーン…

近所を賑わせる黒くて大きな犬。
なんとか捕獲せねばと奮闘する受なのだが・・?!
なお話から始まります。
大きな犬はなんと狼で、しかも人狼。
懐かれて、好きだと言われて、自分も好きになってて
でも狼は自然にあるべきだから・…

0

狼さん探偵物語 小説

石原ひな子  小椋ムク 

におい

読み終えてから「スピンオフ作品」であることを知りました。
ということで、単体でも十分楽しめるこの作品。
好みの問題もあると思うんですが、まさにドツボ(ノ∀`)
メチャクチャ好きです。や、うん。こういうのがイインダヨ。
最初から、人狼設定というのはどーよwwと思いながらの読み進めだったのですが
受攻のキャラ設定、やらかい文章。読みやすくてキュンが詰まってた!
か、、か、、、かわいいんだよ…

0

パパは王子様 小説

石原ひな子  サマミヤアカザ 

受け様の性格が人を選びそうです…

とある国の王子様と平凡な日本人のお話。

子連れものというんでしょうか、正確には甥なのですが。
亡くなった姉の代わりに二歳の甥、譲と生活している受け様。
そこへ突然やってきた攻め様はなんととある国の王子様で、自分の兄が譲の父だと主張します。
攻め様は未来の王である譲を自国につれ帰ろうとするのですが受け様は猛反対。
結局は彼に逆らえず、彼の国までついていってしまう受け様……

どこか…

1

ランウェイで暴君とダンスを 小説

石原ひな子  周防佑未 

中身を好きになる

シンデレラストーリーものです。
モデル世界のものなので、とても眩しい印象です。

地味でネガティブな性格の奏は、外国人のルカと出会う。
このルカは、デザイナーであり、奏のことを
自分のブランドのミューズにしたいというのです。
奏は自分にそんな価値があるとも思えず、
自分のことを信じられないのですが、ルカを信じ努力をします。

この作品で、よりグッときたのは、ルカです。
自信家で…

3

ランウェイで暴君とダンスを 小説

石原ひな子  周防佑未 

マイフェアレディー張りのシンデレラストーリー

有名なファッションデザイナーと地味で冴えないリーマンとのラブなのですが、
この受け様の自己評価の低さは筋金入りで、高身長なのに性格が出ているから猫背で、
他人との面倒事なんてもっての外で、地味で目立たない受け様。
そんな受け様が仕事で京都にいた時に、一目で視線を奪ってしまうようなキラキラオーラの
攻め様を見つけて、目が離せない状態になる、そしていつもなら絶対近寄らないだろう
受け様が、何…

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