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2/10(合計:96件)
青海信濃
fiona0109
物語の舞台は大正8年~昭和の初め。 日本にまだ華族制度が残っていた時代で、子爵家の長男と雑誌の記者が主人公です。 あとがきにも書いているんですが、「メロドラマ」を目指したお話で、正に主人公の波乱の人生が描かれていました。 ただ、地雷要素の可能性がある受け様が凌辱されるシーンが結構あるので、苦手な方は注意かと思います。 Hシーンは多めかと思いますが、少し驚くような趣向はあるものの、描写自体は…
青海さんは雑誌では時々読んだことがあるのですが、単行本で読んだのはこれが2冊目です。 タイトルにもあるように、舞台が極道カフェなんですが、予想していたよりもコメディな所があって、面白く読めました。 読み終わってから「もっと続きが読みたい!」と思ってちるちるさんで検索すると、弐巻以降もあるようでよかった!(ってか、読む前にシリーズ物かどうか調べとけって感じですよね?(汗)) 「極道」、とはなっ…
小林蒼 青海信濃
こにしそる
ネタバレ
コンピュータ関連の開発チームで、責任者である市川と新人の光の歳の差ラブストーリーです。 ですが、短編集だからかキャラの性格からか、最初から最後まであまり乗り切れませんでした。 光は社内でアイドルと呼ばれるくらい可愛い男の子なんですが、光の喋り方が、「~ですぅ」とか、「~なんですかぁ」とか、OLさんのようなのが非常~気になりました。 市川に「明日からお弁当作ってきます」とか、市川の友人…
従兄弟の真弥と10年以上愛人関係にあるアユキ。 昔は恋人だったのですが、真弥が結婚してからは愛人として真弥の持つ店で店長として働き、真弥に与えられたマンションで彼が来るのを待っています。 不倫とか愛人とか、人に寄っては苦手にしそうなテーマで、私も不倫はちょっと…と思います。しかし、このお話はちょっと変わっています。 もともと恋人だった二人が、真弥の家が負債を抱えたために半場無理矢理よその…
山藍紫姫子 青海信濃 山本タカト 七瀬かい 舞方ミラ
宮原きの子
表題作は「シシリー」だけど、長恨歌 番外編を読みたくて購入しました。 絶版だったので入手するのに苦労しました……。 長恨歌の番外編 「紫陽花」は新装版にも収録されてますが、こっちにはあらすじに弁天の本名が書かれてます。 舞方ミラ先生のイラストが美しいのです。 新装版では番外編の挿し絵がなかったのでなんか物足りない気がしました。 「天児」という作品では、初めて山本タカト先生…
愁堂れな 青海信濃
M+M
2011年二見書房から木下けい子さんのイラストで発売された「下克上にはわけがある」の旧作です。書き下ろしがあるので、購入にはそちらの方がオススメです。 良いです。 島田(受け)が香川に未練を残して泣くのですが、それを鬱陶しく感じません。失恋したからって、瀬谷(攻め)を襲うのはどうなんだと思わない気もしないのですが、後悔もしていますし、島田の切なさも伝わるので、引くこともありません。 …
Krovopizza
初読み作家さん。 冒頭、眉太めの子どもたちが出てきたときは 一昔前の青年誌漫画のような健全な雰囲気でしたが その子どもたちが中学生、高校生、二十代…と 大人になるにつれ色気が出てくる感じが良かったです! 受けは日本舞踊の宗家跡取り、 攻めは和菓子屋の跡取りで幼馴染み。 昔から仲の良かった二人ですが 子どもの頃は、受けが厳格な祖父に甘いものを 禁止されたことで疎遠になり 中学…
松浦巽 青海信濃
ふゆき
ホラー作家の由利と大学時代の同級生で民俗学専攻の学院生の小此木のおはなし。 7年に一度行われるという奇祭を取材するために、ホラー作家の由利と学術的サポートを依頼された小此木は編集者の山田と共に村に向かった。 由利と小此木は和と洋くらい対照的ですぐにけんかになるが、恋人同士。 この門外不出の祭りの取材のOKが出たのは24歳と若い男性であることだった。村には若い男性はひとりもおらず、村人はな…
綺月陣 青海信濃
茨城納豆
いやーぶっ飛びます。 これBLじゃないだろー極道小説だろーってくらいの容赦のなさ、えげつなさ、ていうか、痛いから!!色んな意味で!! 全編男臭い内容とコッテコテの関西弁にしびれる…自分を「わい」ていうBL初めて見たよ…間違いなく男が恐れ、そして惚れる九堂のアニキにメロメロです。土下座したくなる、本物の鬼畜。鬼。間違いない。 廉も勝気で負けてないんだけど、しかしほんとに九堂の相手は命がけって感…
ピノ
いつも1週間かけてゆっくり小説を読むのが日常的スタイルだったのに、この本に関してはそのスタイルが保てなかった… 自分でも驚くぐらいあっとゆーまに読み終わってしまって、内容は濃いのに物足りなさを感じてしまった……笑 もう、大好きです、この本!!!! 今までたくさんこーゆう系なBL作品を読んできたつもりだったけど、この本は凄かった…! 「そこまでするの!?!?」って何回思った事か……。火鉢…