青海信濃さんのレビュー一覧

獣・壊滅 小説

綺月陣  青海信濃 

ファンタジーを超える

こちらまでは図書館にあったので読みましたが…
前作で「うーんこりゃ無いな」と思ってたのを超えてきました(笑)

評価が分かれる作品なのかな。シリーズになっているようなので、一定数のニーズはあるんでしょうが、深刻じゃ無いグロ、というか思わず呆れ笑する感じなのかな。
流石に内臓を引き摺り出されるってのは…
そして九堂もドスを刺されまくって二人血まみれで海に転落という。

なんとも壮絶な展…

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獣―ケダモノ 小説

綺月陣  青海信濃 

キツイなー

いやぁ、色んなネタが入りまくってますが、それそのものは地雷では無いんだけど、ちょっと物語が全く入ってこず(苦笑)
色んなプレイに対してへぇ、そうなのかー、とは思うものの、萌どころを掴めないままラストに至った感じでした。

そもそもの雅彦との関係も嫌々そういう関係だったと誤解してたけど、好きだったのかな??

九堂は廉に思い入れがあったようだけど、その表現があれなのかぁ。
うーん。。

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ホタル 小説

綺月陣  青海信濃 

あとがきに感動しました

1999/09発刊の古い作品、
あとがきに著者の体験が描かれていて、この作品の一番良作はあとがきだと思った。
自分のことをカミングアウトするって、他人から見たら小さなことでも
本人にとっては凄く重いことで、勇気が必要です。
でも書く事、いう事で超える事が出来る何かが有りますから 作品にも表れている筈、
「ホタル」以後の作品をもう一度読んでみようと思いました。

萩尾望都さんも然りでト…

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ホタル 小説

綺月陣  青海信濃 

おじさんと青年

月に一度、自分を買ってくれる「部長」さん。高校生のユウは、秘密クラブで体を売る”バイト”をしている。現代では許されないような設定も、当時はOKだったのかな?1999年と古い作品のようです。

やはり綺月さんは文章力が高くよみやすいです。そんな”バイト”をしている高校生だから、心もすさみそうなものの、ユウはなれたふりをして純情で、「部長」さんと会うのを楽しみにしている。
一方、デパート勤務の課…

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紅蓮の鏈 クリスタルハーレムシリーズ コミック

青海信濃 

シリーズ2冊目

前作『クリスタルハーレム』に引き続くシリーズ2冊目になります。
主人公2人の出会いや過去についても前作で出て来ていた部分があるので、『クリスタルハーレム』を読まれてからこの作品を読まれることをお勧めします。
今回は涼の過去についてのお話がメイン。
なにせ5歳で実の親と別れ、それから9年間同じアパートに住んでいたスリの名人に育てられ、彼女が逮捕されてからは14歳で一人で生きてきた涼なので、それ…

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クリスタルハーレム コミック

青海信濃 

シリアス過ぎず読みやすい

丸ごと1冊表題作シリーズのお話です。
主人公が刑事で事件を絡めてお話が進んでいくのでハードボイルドな感じもするのですが、主人公2人の関係は割と甘々です。
矢島の過去の話もあり、全体の雰囲気としてはシリアスで進んでいくのですが、涼が明るくてワンコな所もあって、所々にコミカルな部分も散りばめられています。
矢島は39歳から40歳になるのですが、全くそんな年には見えないです。
髭を生やしている時…

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秘書の領分 コミック

青海信濃 

セフレから始まる恋

社長に片思いしているパーフェクト秘書の篠原。(社長にはカワイイ土方の恋人がいます)
篠原とセフレの幼馴染、柿沼。
篠原が社長への想いを隠してるのが切なかったです。柿沼だけは傍で寄り添って、支えてあげていた。
くっつくまでの過程がなかなか萌えました。
「ギフト」では自分の誕生日に豪勢な料理を作って待っている柿沼(材料は篠原の家の冷蔵庫からw)
しかも勝手に引っ越し手続きまでして同棲する強引…

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君に舞う甘き夢 コミック

青海信濃 

甘さ控えめ

甘ぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーいっ!!

作品は甘さ控えめじぇなかったですね。
どうしても表紙のイメージから凌辱かw
胸の高鳴りを抑えきれず読み始めたわけですが。
読んでみればなんともスイートなお話でした。

ふたりは幼馴染。
日本舞踊の家元として生まれた受と和菓子屋の子供として生まれた攻。
ずっと思いあっていたのだけれど、受のお爺さんがこれまた厳しいお人。
甘いケー…

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荒野の征服王 コミック

青海信濃 

若者カップルもの

青海さんは、個人的に時々苦手な要素があって、今まであまり単行本は読んでいないのですが、今回は美麗な表紙に惹かれて読んでみようと思いました。
中身の絵も表題作は表紙同様綺麗で、強い攻め様が魅力的でした。
ストーリーとしては王道で期待を裏切らなかったです。

同時収録作品の「GARDEN」と「ご主人様にラブコール」は受け様が意地悪だったりやんちゃだったりするのですが、割とすぐに乙女っぽくなった…

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ショカツの恋 小説

檜原まり子  青海信濃 

ぴちぴち新米刑事と先輩のコンビ

かなーり前に読んだので忘れかけてますが、元気印の新米刑事と、面倒見役の先輩刑事のカプ。

先輩の由岐中が大好きなワンコ駆け出し刑事、ダイスケ。由岐中とは珍しい名前だなと思いましたが、ユキって呼ばせたいから?
ちなみに、イメージ通りというか、ワンコ攻めではなくワンコ受け、渋い先輩刑事の方が攻め。

文章は、作者さん初期の頃のきゃぴきゃぴした雰囲気はなく抑えめで、読んだ当時はなかなか面白いな…

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