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5/8(合計:79件)
西炯子
雀影
すごいなぁ、西炯子! こんな作品を「なかよし」に連載してたんだ!! 神×2の勢いで大絶賛! このお話、主人公は両親の離婚問題で、田舎のおばあちゃんの家に預けられていて、田舎の生活になじめずにいる女の子・遠藤香菜。 この子が中学に入学するところから始まります。 冒頭は、中学の新生活への期待や不安、クラスメイトとの子供らしい軋轢、そんな中で言葉を交わすようになったちょっと大人びて一風変わ…
秋月こお 西炯子
なぎっぺ
ネタバレ
伝説の強姦シーンを生み出した名作。 主人公がものすごく平凡でさわやか好青年なんだけれど、実の内心は女のようなうじうじした部分を引きづり歩くくせになかなか実践に踏み込めないという、なんともいう人間じみたというか、人間の「恥」の部分を惜しげも無く(心の中で)語ってくれます。読んでいてかなり恥ずかしいです。読了後は、純粋な人間ってこういう人のことを言うんだろうなぁ、としみじみ思ってしまいます。 …
須和雪里 西炯子
galoo
BLっていうよりも普通の小説の感覚で読みました。 萌という感じではないですが、どの話も話としておもしろいです。 以下3つの短編が同時収録です。 【サミア】 【影法師は泣いている】 【暗珠】 普通のハッピーエンドの話は一つもありません。 全体的にちょっと暗い感じです。 【サミア】と【影法師は泣いている】はファンタジーです。 【サミア】は高校生とエイリアンの話です。 かなり…
葡萄瓜
後書で描く事への愛を言外に匂わせている この方の原点プラスアルファを収めた作品集 です。 表題作以下冒頭4作はほぼ埋もれていた 存在なだけに復刊されたのは良い事かと。 同時収録作の『薔薇姫』『薔薇のスープ』に 至っては…初出がBL誌ではなかった事が 恐らく看過される要因だったのではないか、と。 こうして新旧の作品を並べて視るとこの方の 作品から評者が感じていたJUNEらしさと…
茶鬼
今、一般コミックで人気の作家さんは少なからずJUNEの世界を通っていた、とは必ずしも言えないけれど、でも、現在BLで人気の作家さんが一般青年向けでも活躍、躍進をされているのを見ると、やはりBL表現というのは繊細で人の心の機微の表現がすぐれているんだろうな~と思うのです。 90年代はまるっとマンガから遠ざかっていた身には、その頃の作品がこうして新装版として拝めるのは大変に嬉しい。 この西さんの作…
橘盾
門地作画の新版より、全体的に暗め重めで、またずんと心に残る作品でした。【サミア】の他2編、辛かった・・・! 【影法師は泣いている】 主人公は霊体の過去を忘れた「おじさん」、憑いている「稔」も良い子で、そろそろ成仏出来そうな平和な日々だった。 でも、その稔が1年先輩の「明」に恋をしてしまった時から、おじさんや生きている稔と明の平穏な日常を壊していく。 明に憑いている「洋」には、おじさ…
ボーイズ・ラブ(仮)くらいまでたどり着いた本作品。 主人公の健一君は、弓道部に所属する高校生。 このお年頃なら、お隣のチビな幼馴染みのように、何とかして女の子とどうにかなりたいって常に思い悩んで当然のはずが、恋愛にはとんと鈍感というか、奥手というか、身体は立派に成長しているのに、ほぼ弓道一筋。 そんな健一君、 シリーズ1巻では、男女の双子のどちらに惹かれているのか迷ってみたり 2巻では、…
ゴミ蔵
プチフラワーに掲載された5作、JUNE掲載の1作のあわせて6作の嶽野クンシリーズをまとめて収録した文庫版。 これはとにかく読んでおくべき1冊だと思います。 あまり細かく説明はしません、すみません。
BL濃度の違いかな。 初期短編集「え・れ・が」と「わたしのことどう思ってる?」から再編集した新装版。 「こいあじ」の後に「うすあじ」を読むと、「こいあじ」はそれなりにBL臭のある作品を集めていたのだなあと、再認識。 この本の中で、多少なりとBL臭のある作品は「So much to say」のみ。 他は少女マンガか、レディコミよりの男女間恋愛物。 初出が古いので、絵が変わっているという…
初期の作品集「え・れ・が」「わたしのことどう思っている?」「さよならジュリエット」からの再編集・新装版。 ほぼ、非BL. 一応BLの範疇に入れても良さそうなのは 「密林の二人」「戦場にかける恥」:ベトナム戦争中、部隊壊滅後生き残った幼馴染み二人が密林をさまよう話。アホアホギャグ。 「さよならジュリエット」:高校時代、部活の試合で会った相手に偶然再会したら、ニューハーフになっていて押しかけ女…