西炯子さんのレビュー一覧

富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター 小説

秋月こお  西炯子 

これぞBL!

《出版社あらすじ》
悠季は富士見交響楽団(通称フジミ)のコンサートマスター。楽団(オーケストラ)はまだ素人レベルだけれど、彼はリーダー的存在だ。そこにある日、芸大出で留学帰りの二枚目指揮者・圭が就任してきた。ところが初対面時から人を見下ろすようなデカい態度。そんな圭にムラムラと敵意を覚える悠季であったが…。楽団を舞台に悠季&圭コンビが織り成す激しく切ない恋愛模様2編。

収録作
・寒冷前線…

4

富士見二丁目交響楽団シリーズ第2部 サンセット・サンライズ 小説

秋月こお  西炯子 

さらなる段階へと進む2人の関係

シリーズ第2部の5冊目。通しで9冊目になります。

《出版社あらすじ》
富士見二丁目交響楽団でコンサートマスターを務める悠季は、恋人で天才指揮者の圭の影響を受けて日本音楽コンクールを目指すが、伴奏者(ピアニスト)三条薫子と大喧嘩。彼女からぶつけられた、悠季の音楽人生を揺るがす衝撃的(ショッキング)な指摘とは!? (表題作)。また、東京音楽コンクール予選で圭が意外な結末を迎える「夏の嵐」等、オ…

2

富士見二丁目交響楽団シリーズ第2部 金のバイオリン・木のバイオリン 小説

秋月こお  西炯子 

三条さんからの思いがけない言葉

シリーズ第2部の4冊目。通しで7冊目になります。

《出版社あらすじ》
富士見二丁目交響楽団のコンサートマスター・悠季は難関コンクールへの挑戦を決心する。彼を見守る恋人で、天才指揮者・圭の尽力で銘器「まほろば」も入手。そんな中、コンクールのための伴奏者として出逢ったピアニストの三条薫子から、思いがけない侮蔑の言葉をたたきつけられて…。(表題作)その他、圭の里帰りで家族との確執が明らかになる外…

1

富士見二丁目交響楽団シリーズ第2部 ファンキー・モンキー・ギャングS 小説

秋月こお  西炯子 

彼らの野望

シリーズ第2部の3冊目。通しで7冊目になります。

《出版社あらすじ》
かつて悠季が音楽教師の職を追われる原因をつくった教え子で、超問題児の遠藤君。家出中の彼と街中でバッタリ再会してしまった悠季は、成り行きから、自分と天才指揮者・圭の同棲するマンションに彼をひきとるはめに。当然、一騒動が起きて…(表題作)。その他、N・Yでの圭とピアニスト生島の衝撃的な出会いを描いた番外編など、3編を収録。

1

富士見二丁目交響楽団シリーズ リサイタル狂騒曲 小説

秋月こお  西炯子 

シリーズ1部の最終巻

前巻は、自分に自信を持てないことから、
圭の自分への気持ちを疑ってしまう悠季でしたが、
気持ちを確かめあい、
ついに本巻で2人の所属する地元オーケストラの演奏会を迎えます。

勘違いからのゴーカン事件が起こり、何とか両思いにいたり、
でも、すれ違って、やっと2人が1つやり遂げた巻であり、
何とも嬉しい作品です。

なが~~~~い富士見シリーズなのですが、
シリーズ1作目は全4巻…

0

富士見二丁目交響楽団シリーズ マンハッタン・ソナタ 小説

秋月こお  西炯子 

1部で1番好きかな

4冊ある1部ですが、この3冊目が1番好きです。
受としては、かなりしんどい展開ではあるのですが、
この後の展開を期待してしまう1冊です。

悠季は、圭のことは好きとは言えないまでも、
体の関係を持っている状態での事件発生。

悠季は、高校の臨時教師として音楽を教えており、
部活ではブラス・オーケストラの指導をしている。
ところが、部活の生徒にゲイであることが知られてしまい、
ク…

3

富士見二丁目交響楽団シリーズ さまよえるバイオリニスト 小説

秋月こお  西炯子 

無理やりのあと

1巻で、思い余った上に、壮大な勘違いをした圭(攻)が悠季(受)を
無理やりいたしてしまった後の2巻。
圭の苦悩ぶりがいいですね。
そして、2人が所属するアマチュアオーケストラの再生への第1歩。

やはり、万能であろう設定の攻が苦悩するストーリーはとても
好みです。

悠季のアパートが消失してしまい、圭のマンションに転がり込むことに。
その上、圭は、指揮者としての立場から、
悠季…

1
非BL作品

ひとりで生きるモン! 非BL コミック

西炯子 

萌え…とは違うんだろうけども

非BLながら、やっぱり西炯子さんはすごい漫画家さんだなと
改めて思い知らされる四コマ漫画です。
ギャグですが、哀愁漂うようなものもあるので
一括りにしてしまうのも憚られます。

ガツンとBL描いてらした頃も、
私はまだまだ子供だからわからんのだなと思っていて、
今読みかえしたらやっぱり難解……。
ただ単に私の脳がついていかないだけなんですね。
しかし、それでも惹きつけられてしまう…

2

富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター 小説

秋月こお  西炯子 

いつまででも「神」

そろそろ本編もかなり盛り上がってきたので、久しぶりに再読。
私がBLにはまった大きな要因は、本作との出会いと言っても
過言ではありません。

天才指揮者の桐ノ院圭とバイオリニストの守村悠季の
長~~~~い音楽人生の1冊目。

圭が勇み足というか、伝説的強姦をしてしまうのですが、
それが、2人の大いなるエポックと思うと、
感慨にふけることひとしおです。

悠季の繊細すぎる内面と…

3

富士見二丁目交響楽団シリーズ さまよえるバイオリニスト 小説

秋月こお  西炯子 

二度目が唐突……?

 富士見二丁目交響楽団(通称フジミ)のコンサートマスターの悠季が、帰省先の実家から帰ってくると、住んでいたアパートが全焼。
 気前よくお金を実家の両親たちにも渡してきてしまったから、持っているお金もなく、銀行に行くも振り込まれているはずの給料が振り込まれておらず、大ピンチを迎える。
 あちこちに連絡をして、何とか宿を確保しようとするも、折りしもお盆休み。
 連絡を取ろうとした人間はことごとく…

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