西田ヒガシさんのレビュー一覧

エースの休日 コミック

西田ヒガシ 

テッテレー

西田先生って天才ですよね…いや本当に。連日読んで何度も天才っぷりを確認させられています。

表紙から、コメディ寄りかと思いきやしっかり感動作でした。ヒゲホモ野郎の船長、最初危ない奴かと思っていたら…いや、ずっと危ない奴ではありましたが、結構おセンチな人でした。エースは横暴な勘違い男かと思いきや、流石のエースでした。

この作品のハイライトはやっぱり下船する飛高に優人が駆け寄り泣くシーンでし…

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きっと恋に違いない コミック

西田ヒガシ 

気付いたら気になってしょうがない?

この方の描く人物は体型がちゃんと現実的でいいですね。

どこをいつどんなふうに好きになったのか、はっきり描かないのも作風なのかな?

なんだか意識するようになっちゃって、いつも彼のことで頭がいっぱいになって。
どうこうしたいわけじゃないし、男同士どうするのかわからないけど、どうしても気になる感じ?

おまえのいちばんイイ顔を
官僚のお兄さんが強気ですね。偏見や差別意識が次第になくな…

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肉食の部下 コミック

西田ヒガシ 

お騒がせ川西は最高の仕事をした

醤油瓶みたいなネクタイってどんなよ笑
変な柄のネクタイがいくら描けても、醤油瓶みたいなネクタイを思いつくことは絶対ないと思うと、西田先生の才能に恐ろしさすら感じる。勿論男同士の恋愛を描く巧みさにも感じるんですけど。そう、「肉食の部下」ってタイトルと、表紙は右(手前)が部下だよなってとこがリンクせず読み進めたら成る程そうくるかと。西田先生の登場人物は冴えない人も多いですが、今回はお見合いでの冴えな…

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夜が終わるまで コミック

西田ヒガシ 

検事、弁護士、その弟。

レビュータイトルは帯より

一般の刑事物小説を読んだ後で、BLにもハードボイルドさを求めた故の西田ヒガシ先生。しっかり期待に応えてくださった。ストーリーテラーです。特に今作は西田ヒガシ先生お得意のおふざけが少なめ。そしてオカルト的なエッセンスが追加され。
いつものおふざけも勿論大好きですけれど!スーツは胸ポケットからラーメンを食べるんだね!

ちるちるの攻め表記「(幻影の)影山 ,弁護士…

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願い叶えたまえ(1) コミック

西田ヒガシ 

色んな形の愛がある

1巻〜3巻まとめて読みました。
上手いことは言えないのですが、もっと早くにこの作品に出会いたかったです。
しかし、この作品の愛は美しくてもどかしいですね……。
記憶喪失であることを望まないと幸せになれないって中々珍しいし、そうでもしないと上がれない社会で間違えて生まれてきてしまったかのように周囲から思われる深見……。
性的な目では見ているけれど、愛しさが勝ってかただそばでピアノ(下手くそ)…

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まだ愛が足りない コミック

西田ヒガシ 

愛しい男=あがく北原

西田先生の紙のコミックについては読破しました。
で、中でもこちらが私の中のベストです。
ちなみに2番目は肉食の部下 です。
なんとなく二作は似ています。
たぶん肉食の部下の方がとっつき易くて分かりやすいんだと思います。
私はこの北原のひねくれたねじ曲がった根性と愛情が好きです。愛おしく思えます。

にしても先生の描くスーツのリーマンはやっぱりカッコいいんですよねー

最近リーマン…

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恋と刑事 コミック

西田ヒガシ 

恋と刑事の両立?

冒頭の部分でいつも読むのが止まってましたが、やっと最後まで読めました。こんな話だったんだ!

土田がガサツでお調子者で仕事熱心で。
まさかあのハルキが雪村警視で!
冒頭の反応はそういうことだったんですね!

土田に片想いしてた雪村ことハルキ。
土田もハルキの健気さにほだされ…。

乙女なハルキにいじらしくて。土田ももうちょっとデリカシーとかあればなあ。

できる男ならではの勝…

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エースの休日 コミック

西田ヒガシ 

飛高のクズさを乗り越えれば良いお話が待っている

飛高のクズさに半分で読むのを止めようか迷いました。

考えてることを全部口に出すようで、そりゃあ迷惑だわ降ろされるわと納得。

でも船長と知り合ってからは普通に良い人で。
ちびっ子も可愛いし飛高に懐いちゃって。

船長がよく子供作れたね…。
紛争地のトラウマや元妻とのことで傷ついて苦しんで、それでも子供は絶対に渡したくない大事で。

だけど良いお尻には手を出すの早いね!

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君が僕のすべて(2) コミック

西田ヒガシ 

衝動と未知の自分

 もどかしかった2人の関係性はさらに何度もメスを入れられながら、雨降って地固まるようにじっくりと強固なものになっていく。そんな展開の2巻でした。鍋島からの好意を知りつつも、どこかまだ信じきれていないというか、本質的に理解していなかった武田。流されて性行為をしてしまった後、鍋島を突き放してしまったり、女性を連れ込んで一般的な男のように癒されようとしたり。ふらふらして往生際が悪いという印象を受けるかも…

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君が僕のすべて(1) コミック

西田ヒガシ 

かけがえのない出会いになる予感

 西田先生の描く、傲慢な態度なのに実はコンプレックスを抱えていたり危なっかしい精神状態だったりする男性って、不思議な魅力があるなぁと思います。本作の武田も、一見庶民を見下す何もかも手にした男に見えるのだけど、その実態は中卒から行動力で成り上がったため学歴などにコンプレックスを持ち、現在はEDに悩む、どこかまだ子供のような雰囲気が見え隠れする男。突っ張って生きている感じが、なんだか痛々しいのです。彼…

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