西田ヒガシさんのレビュー一覧

恋をしましょう コミック

西田ヒガシ 

笑って泣ける、オッサンたちの讃歌

短編集です。
やっぱ西田東さんにはハズレがない。

表題作はじめ全部良かったんですが、『連れていってくれ』にガーンとやられました。
ああ、なんでこんなに私は性格の悪い男が好きなんだろう。
嫁と子供がいるノンケな上司を好きになってしまったリーマン。
どういう経緯があったのかはきちんと描かれませんが、冒頭、その上司はアル中で仕事を辞め妻子に逃げられてます。
リーマンは酒に溺れる元上司の部屋に通い、面倒…

4

願い叶えたまえ(3) コミック

西田ヒガシ 

魂が震える最終巻

魂が震えます。
お願いがあります!未読のかたがいるなら是非読んでください!なんてね。いやでもマジで読んで読んでw切ないのが好きなかたなら是非。

この感動を上手く伝えられるでしょうか。頑張ります。
最終巻にしてやっとセックスする二人なんですが、その最初のセックスがあまりにも悲しかった。絶望的だった。
ピアニストがずっと片思いしてたヤクザ。
前二巻ではセックスなんてなく、焦らされて焦らされて、焦らさ…

17

青春の病は コミック

西田ヒガシ 

西田東に夢中

二つ目の短編のために、先に『願い叶えたまえ』を読んでおいて欲しいです。
読まなくても大丈夫なんだけど、より深い感動を味わうためには、読んでおくほうがベターだと思います。

『青春の病は』
再会モノです。
高校時代に好きだった人と15年ぶりに再会する。
相手は完全にノンケで、主人公は、再燃した思慕を持てあましてしまう。
切ない話でした。
とってもいい話。

『天国が見える』
号泣しました。
『願い叶…

8

奪う男 コミック

西田ヒガシ 

ほくほく

この短編集で、リーマンものが大好きになりました。
かなり面白かったです。
生活感のあるきちんとした社会人たちが描かれてます。
不器用だけど一生懸命だったり、登場人物がみんな地に足がついているからこそ、ストーリーに深みが出てるんだと思う。
キラリと光る小品ばかりで、ほくほくしながら読みました。

4

もろとも コミック

西田ヒガシ 

切ない

短編が三つ入ってます。
どれも失敗のない切ないお話ばかりです。

やっぱ表題作が一番良かった。
真面目な会社人間(攻め)と、天真爛漫なその異母弟(受け)の切ないラブストーリー。
性格が180度違うこの兄弟は、とても仲がいい。
弟は兄に迷惑ばかりかけてるんだけど、兄は弟の明るさに救われている。そして、お互いに恋している。
そんなある日、酔った勢いで越えちゃいけない一線を越えてしまう。
最後まで切なく…

6

素晴らしい失恋 コミック

西田ヒガシ 

相変わらずの西田節

この本も、オヤジ好きリーマン好きにはたまらん一冊になってます。
西田さんといえばオヤジ、オヤジといえば西田さん。鉄板ですね。
もう絵が下手なんて思わなくなっちゃったよw
短編集です。

どれも秀逸で粒揃いの真珠のような作品ですが、やっぱり表題作が一番良かったです。
女遊びを繰り返してる主人公が好きなのは、妻子のいるノンケな上司。
ある日、主人公は押しいってきた男にレイプされる。その男は、主人公が遊…

2

願い叶えたまえ(2) コミック

西田ヒガシ 

痛くてヤバイ

かなり痛いシーンが連続して起きる第二巻。痛さも切なさも倍増です。
容赦なさすぎ。

ピアニストの恋したヤクザは、敵対組織のキモクソジジイに拉致され、クスリを打たれて強姦される。
ピアニストくんは身をていして彼を救い出すんですが、クスリの後遺症でボロボロ。
彼が立ち直るために必死でピアノを弾く。それしかできないからだ。

何度か、『このヤクザ、ピアニストくんのことが好きなんじゃないかな…』と思うシー…

3

願い叶えたまえ(1) コミック

西田ヒガシ 

切なすぎてヤバイ

西田東さんの漫画のなかで一番好きな作品がこれです。みんなに勧めてまわりたいぐらい大好きです。

主人公は下手なピアニストです。
そんな彼が、ヤクザに恋してしまったところから物語は始まります。
このヤクザはエキセントリックな性格をしてます。人間として歪つ。ネジがゆるんでるというか、タガが外れてるというか。ヤクザとしての顔のときは鬼畜。命にすら執着心がない。常識もない。けど、時折見せる奇妙な行動の一つ…

5

見つめていたい コミック

西田ヒガシ 

萌えーーー!

なんて面白い!
なんて萌えられる話なんでしょうか!

ボーイズラブってこんなにも素晴らしいものだったんだ~と、腐女子である喜びを感じさせてくれた一冊ですm[g2

それに、
この作家さんはヘタウマな絵と言われてるようですが、普通に上手くないですか?
一コマ、一コマ絵になる構図が多いと思うし、表情とか仕草とか見ても観察力すごいなぁと思います。

もう萌えすぎて、この気持ちをうまくあらわせないけど、とにかく...

7

見つめていたい コミック

西田ヒガシ 

憧れてしまうような愛

表紙を見て分かる通り、とても絵は下手です。
それに華やかなBL作品の表紙と比べて、地味。でも前に見た同じ作家さんのアンソロジーの短編で泣いたことがあったので、思い切って買ってみることに。

表題作の「見つめていたい」「許して欲しくない」「もう苦しめたくない」は、妻子持ちのオヤジ課長・山口と、その会社へ働いていた若い金髪チャラ男・カズキの恋話。
笑顔を見せない型物課長なんですが、恋に対しては…

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