西田ヒガシさんのレビュー一覧

やさしいあなた… コミック

西田ヒガシ 

この世界観が癖になる

西田さん独特の空気感たっぷりのお話でした。
いや、実に面白かった!
帯の「最高の結末!」どんな結末がwwと楽しみに読ませていただきました。
言葉に表すのがひどく難しいのですが
私が思っていたものとは違っている。
でも、ひとつの物語の締めくくりにはふさわしい言葉だったのかなと思うのです。
ゲイバーで偶然出会った二人。
その場ではただのすれ違い。
偶然の出会いからの必然の出会い。
お…

12

やさしいあなた… コミック

西田ヒガシ 

映画のような恋の結末は?

 西田先生の中年のリーマンものが大好きです。改名されてからの初コミックスはヤクザでした。ヤクザ同士とは想像できない表紙とタイトルの、映画のようにロマンティックなお話でした。
 
 お互いに素性を隠したまま、少しずつ近づく大人の二人が素敵です!先生の描く大人の男はカッコいいな。出会い、モナリザ、再会、デート。二人だけのシーンが美しい映画のように展開して、そこにヤクザである彼らの日常が、現実的に挿…

11

やさしいあなた… コミック

西田ヒガシ 

二人だけの幸せ

ハッピーエンド?アンハッピーエンド?バッドエンドではないだろうけど‥口絵はタイタニックもどきなんでしょうね。足元の虫が何気に面白い!
攻めの水田は公私ともに温厚かな、受けの春本は仕事の時は、いかにも893って感じで無理難題出したり乱暴を働いたり‥‥でも、水田の事を考えている時や逢ったりしているときは純情で(する事はするんですが)、可愛く見えてしまう。
お互いの素性を知らずにデートしている時は幸…

3

やさしいあなた… コミック

西田ヒガシ 

やさしさに満ちたノワールロマンス

西田東さんが西田ヒガシに改名されて初の新刊コミック。
改名されても男臭くドラマティックな作風は健在です。
本作は雑誌で全話既読ですが、タイトルの優しい響きや毎回扉絵に引用される小説のフレーズや格言(コミックには未収録)と、作中で画かれる血生臭い現実とのギャップにいつもギュッと切ない気持ちになっていたものでした。

ヤクザの春本(表紙右)と、背中に刺青のある元医者・水田(表紙左)。
バーで…

33

ラブストーリー コミック

西田ヒガシ 

ひとつのコマも見逃すな

一枚めくったらもう本の中にいました。
そしてなにがこんなにも心を揺さぶるのか。

すごいセリフとか説得力じゃない気がするのです。もちろん素敵なセリフもモノローグもしっかり目に入れていますが、絵だけで伝わるものがまずある、目と目の会話だけで伝わってくるものが、もっとベースにある...たぶんセリフがなくても涙が出てしまうだろうなぁと思います。ホント、何度無言で見つめ合ったらいいの。

やはり…

7

社長 桃井くん コミック

西田ヒガシ 

色んなおもちゃがいっぱいつめこまれたような1冊

な〜る〜ほ〜ど〜
こういうのだったんですね。
ずっと気になってたこの作品、
おもちゃ箱をひっくり返したような1冊でした。
めんどくさい所はあんまりこだわらず、
ギャグやりたい放題、
シリアスもこんなのが書いてみたい、
おやじのせつなさもこんなのが書いてみたい、
っという感じで、
なんというか、気の合う仲間で飲んでる時の居酒屋みたい。
難しい事は考えず、喋りたい事喋って、いっぱい…

2

天国も地獄も コミック

西田ヒガシ 

生きた男たちの恋

「天国も地獄も」、
教師×ヤクザというありがちな正反対のCPを
ドラマチックに描いています。
決して女々しくさせない男同士の恋を描く西田東先生の作品は
どれもリアルに生きているように思えます。
しかし、どこでもえっちしてしまうのはいかがなものか。
えっちだけがBLではないと思うんですよ。
けれど、最後のしめまでおいしいとはこのことですね。
西田先生、ごちそうさまでした、ありがとうご…

3

きっと恋に違いない コミック

西田ヒガシ 

どんでん返しのカップリング

「きっと恋に違いない」、
私の、初めて読んだ西田東先生の作品でした。
きましたリーマンもの、私の大好物です。
内容はよくある思い込みから、恋に発展する話です。
西田先生の作品は、出てくる受けのキャラクターが女性っぽくなくて、
それに会話も男性が話していそうな口調でリアルです。
私的にはこのカップリングは、この二人は作品の中で最後まで致していないので
リバかなと思ったり、いや結局佐々木…

1

恋と刑事 コミック

西田ヒガシ 

ありがたく思え 僕が 男だってことを

「恋と刑事」、
雪村ハルキがかっこかわいかったです。
メガネのときとメガネじゃないときのギャップが萌えました。
彼らの正常位見たかったなあ。
西田東さん個人的に大好きなので、作者買いしてしまいました。
「―ありがたく思え 僕が 男だってことを」
この言葉に萌えました。

1

まだ愛が足りない コミック

西田ヒガシ 

本音の探り合い

「まだ愛が足りない」、
いやー、受けの片思いはおいしいですね。
いわゆる「ノンケに片思い」でした。
心から受けに幸せになってほしいと思いました。
そして本音の探り合い、恋の駆け引きですよ。
読んでいると結構ビターなのに、最終的にはあまかったです。
やはり、かっこいいリーマン二人の恋愛はカッコイイですね。

2
PAGE TOP