西田ヒガシさんのレビュー一覧

夜が終わるまで コミック

西田ヒガシ 

こんな大人の片想いはどうですか

西田ヒガシさんは完全作家買いなのですが、本作は戸惑いました。すごくミステリアス!
殺人事件が絡むことでの推理・サスペンス要素あり。
死んだと思われる友人とのセックスの夢を夜毎見てしまう、というオカルト的要素もあり。
瓜二つの弟の出現、死体が出ないこと、妄想……
そんな舞台装置で、今までの西田作品の中でも際立ってミステリアスで、ちょっと怪談話のようでもあり。
そういうちょっと怖い話、奇妙な…

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in the cafe グッズ

EDGE COMIXっていいよね。

エッジコミックス自体がそもそも私の中で「お気に入りのカフェで気取って読みたいBLレーベル」的な位置付けのレーベルなので、エッジコミックスさん分かってるじゃん!(上から目線ごめんw)と嬉しくなるような、ここのレーベルの雰囲気によく合ったとてもステキな記念本でした。
作家陣もレーベルファンにはたまらない豪華さで、こうなふうに一堂に会すること次またあるのかな?!なんて思っちゃいます。
これは永久保存…

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in the cafe グッズ

読めて嬉しいオシャレな記念本

OPERA Cafe(コラボカフェ、2018春)記念本。

A5版、156ページ、
ZAKKさんの裏表紙まで続くスタイリッシュなイラストの表紙
真ん中のタイトルの赤い四角はつやのある印刷、という非常にオシャレな作り。
なかなか後日談や番外編を描かれない作家さん達も勢揃い、という
嬉しい1冊です。

最初はOPERAの看板と言えば君たちだよね、という「同級生」の二人から
(エピソー…

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in the cafe グッズ

小冊子というよりも、単行本並みの分厚さ

もっと薄いものを想像してたら、厚さは12mmもあって、これは小冊子というよりも立派な単行本!
ZAKKさんによる表紙がこれまたオシャレ!いかにもBLって感じではないし、中身もエロ度が限りなく低い。(日野さん作品でアナルプラグ挿入したままカフェに来て…という描写があるくらい)
99%電子派なんですが、これなら所持してても家人にバレなさそうだと購入しました。

コミックス既読のものについて掲載…

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肉食の部下 コミック

西田ヒガシ 

ああ、もうこれは

未だかつてないほどグラっとくるカップルを見つけてしまいました。
お願いだから、彼らがどこかにいてほしい。

たとえばサラダだったら、西田作品はレストランクウォリティのサラダ。
……なんだけど、上品に食べるあれじゃあない。アニマル!!
男同士本能的にグラっとするのはどういうときかって、こんなふうに見せてくれる作品を私はほかに知らないのです。何も考えず本の中へ、そして抜け出せない読後の今…。…

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やさしいあなた… コミック

西田ヒガシ 

映画を観たような感動の後のあとがき

中学もろくに行かなかったヤクザと、ヤクザ絡みで転落した医者崩れ。
そう聞いてイメージする荒々しくて激しい恋愛ものとは全く違う世界でした。
表紙の雰囲気そのままの紳士同士の切ない恋。

行きつけのゲイバーもサロンといった雰囲気で、バンドの生演奏に飛び込みでボーカルが入ったりするハイソサエティな空気の中、アクシデントで出会う2人の紳士。
ひとりは谷口会所属のヤクザ。もうひとりは対立する茜新会…

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やさしいあなた… コミック

西田ヒガシ 

オヤジスキー歓喜!!!

やっと西田先生作品が正当評価された\(^o^)/という思いで嬉しい限りです!過去作品ってレビュー少ないんだもの!
って、今も最後の25Pと10Pの書き下ろし
を読んで泣いてるんですがね。そしていつもの西田先生あとがきで笑わせてもらって読後感は最高!

しかし最後の書き下ろしは痺れたー。良かったー。
「やさしいあなた」というタイトルの意味が本当にわかります。
本当に西田作品のオヤジに喜…

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肉食の部下 コミック

西田ヒガシ 

ガッツリ男同士だなぁと。

外資金融系の営業マン時田と、上司の香山。
時田は男の色香と自信に溢れてて、契約を結ぶためには男女問わず枕営業すら厭わない超肉食系の男。
自分の仕事のミスを上司の香山に尻拭いしてもらったので、何かこの借りを返したいと伝えたところ、時田が男もイケることを知ってた香山から「おまえを抱かせろ」と言われて…。

どっちの男にもそれぞれ見せ場&萌え場があってうわっ♡うわっ♡と思える箇所が何箇所…

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何も言うな コミック

西田ヒガシ 

短編集

全部で6つの短編(5つの作品)が収録されています。
今回読み返して思ったのは「あれ?こんなに各短編のページ数が少なかったっけ?」ということ。表題作なんて自分の記憶の中では一冊の半分を占めているような気がしてました。

ということは、どれもお話がしっかりしていて(西田さんですから当然ですが)ページ数以上に内容がみっちり詰まって読み応えがあるってことです。

どれも一応ハッピーエンドなんだけ…

3

肉食の部下 コミック

西田ヒガシ 

大人の恋は苦くて、甘い

一冊に1回は、いきなり胸をわしづかみにされてガタガタ揺さぶられるシーンがある西田さんの本。
今回も3度ばかり、鼻の付け根が痛みました。
タイトルは『肉食の部下』なんだけれど、私が感情移入しちゃったのは『上司』の香山の方。
何度か恋をして、楽しい思いも悲しい別れも経験して、恋をすることから離脱しようと婚活なんか始めちゃっているのに、図らずもまた恋に落ちてしまう。
でも、がむしゃらに突進できな…

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