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2/3(合計:30件)
生嶋美弥
クレタコ
ネタバレ
シリーズ第2作目。 新撰組の組員達がまだ江戸の田舎にある道場で剣の修行をしている時代です。 土方と沖田以外にもちょこっと恋的な感情が芽生えてるかな?っていうカップルの卵もいたりはしますが、はっきりBLなのはこの2人。 ぶっきらぼうな土方と、子供の様な幼さとしっかしした頭脳を持つ沖田が実にいいカップル。 今は若様の替え玉をしている菊千代は新撰組自体には大きく関わる事はありませんが、沖田と斉藤…
生嶋さんは何描いても読ませるなーと。 派手さはないですがハズレもなく漫画が上手いなーと思う作家さんです。 これは新撰組に一捻り加えたシリーズ物の第一作。 といっても沖田の親友でありその一捻りの「菊千代」は今回ちらっとさわりだけなので今作は土方と天才剣士であるけれどまだ精神的に不安的な面がある沖田との繋がりがメイン。 2人だけではなく新撰組の他の面子も描かれます。 彼等の話もこの先続くので…
生嶋さんは好き作家さんの1人なのですが、どんなジャンル描いても面白いなー。 今作は時代劇ファンタジー。 長髪で山伏姿がかっちょいい白蓮坊[攻]と黒髪を後ろで雑に括った強気で可愛い昇柳太[受]は2人で旅をしているんですが、初っぱなからラブラブしてます、ラブラブカップルです。 霊が出てきたり、亡者が出てきたりと色々事件に巻き込まれたりかかわったりしながら旅を続けます。 エロも短いながら要所…
n0n0n0
青雲編は新撰組になる前でまだ東京にいる頃~京都に行って新撰組になってからで芹沢鴨暗殺までのお話です。 単行本の本の二巻半くらいでしょうか? 内容は新撰組のお話に恋愛が入った感じで土方×沖田です! 他のカップルはいないんですよねぇ~あってもよかったなと思いました。 沖田は土方のことをすごく信頼しているというかかなりなついていますね。 まぁBLだからかもですが!なんかいい関係だなぁ~と(…
久江羽
前作「花のかんばせ」の続編です。 渉が成長して帰ってきます。 それなのに、泉華家の中はすったもんだ状態で、二人の仲はなかなか進展いたしません。ああもどかしい。 私の場合、前作も主人公カップルにいまひとつ入れ込めず、続きを期待!だったのですが、さすが成長した渉は積極的でございます。それなのに、その分八尋がさがってしまうので、悶々としちゃうわけです。 で、気になってしまうのが一臣(八尋…
葡萄瓜
本作は生嶋さんの作品と言う括りで考えるならば 異色作と言えるでしょう。 ヤンチャでワンコと言う受の性格設定もそうですが、 誘い受と言うか襲い受に近い行為への積極性も また異色。それでもなおエロと言うよりは甘々と言う 感触になっているのは生嶋さんの手腕ですね。 昇柳太にとって体を繋ぐと言う行為は安息の気持ちを 満たす為の行為なのでしょう。彼のヤンチャさは 寂しさの裏返しかと。
受攻と主人公二人の位置付けを説明したものの、 サテ仄かな情が通っているだけの状態でその表記は 成立し得るのかどうか。 困窮故に学校へ行かず靴磨きをして日々の暮らしを 賄う渉と名家と言う籠に囚われ、その中でも人間らしく あろうともがく八尋。二人が惹かれあうのは必然で あったのやも知れません。 彼等のそれからは、静かに続編を待つと致しましょう。 番外編は八尋の友人の劣情とその苦…
生嶋美弥と言う作家さんは、絵柄からほのぼのした 作風が一番得意だと解釈されがちですが実はとんでも ない曲者です。 この商業デビュー作からして組み合わせが凄い。 受が32歳の僧侶、片や攻はその友人で檀家筋の造園 業者の息子・14歳。そして攻の受に対する思慕は5歳の 時には既に始まっていたと言う。 更に言えば受の友人である筈の攻の父もまた受に対し 友情の域を少し超えた思慕を彼是17年は…
それはまだ彼等が壬生狼と呼ばれる前の頃の物語。 そして時代のうねりの中で、舞台は京都へ、そして明日へ。 漢なればこそ自らと直向きに闘う事もあるのでしょう。 『そして春の月』第二集、同時収録作はパラレル学園もの。
静かに紐解かれる篠原カヲルの過去。 それは彼と岩田天涯の絆を強固にする為の、 足りない欠片だった。 篠原カヲルは一度は離れ、そして還ってゆく。 彼を愛する友達の元へ。そして、かけがえの 無い二枚貝の一対である岩田天涯の元へ。 護られるだけではなく、自らも闘おうとする 受は誠に美しい。彼も漢である故に。