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1/3(合計:30件)
生嶋美弥
みゆ
積読消化。いつ買ったかわからない… ただのBL漫画かと思いきや、意外や意外、日本昔話みたいな人情モノでした。雨月物語とか彷彿とさせる。結構良かったです。 伊勢を目指してふたりで旅しているのですが、途中で鬼に犯されたり、謎の新キャラ登場したり…他の棒に寝取られるの嫌だな… 受も快楽には弱いタチみたいで、なんなら自ら積極的に誘っています。なかなかないよね。 月代(さかやき)ってこれで知りま…
ぷれぱーる
ネタバレ
良かった! ハッピーエンドだ!! ほっとした読後でございます。 靴職人として修行して5年経った渉が八尋の前に現れました。 またまた義兄が散々邪魔してきやがります。 そして、そんな義兄と関係を築くのが渉の叔父・柚。 お互いに背徳を抱えたもの同士、 反発しながらも共鳴していきます。 この二人の関係性には萌えました!! なんやかんやありながら、渉はイタリアへ。 渉の母の故…
とても古い作品ですが、 今読んでも素晴らしいと思います。 銀座の街頭で靴磨きをする渉と、 美しい青年・八尋を主軸とする大正ロマンです。 渉には頼れる親はなく、叔父の家に居候していますが、 生育環境は酷いと言わざるを得ません。 そんな時に出会ったのが裕福な青年・八尋です。 皆が薄汚い渉を蔑む中、 八尋だけは一人の人間として扱ってくれます。 差別なく接してくれます。 渉…
fiona0109
5冊に渡って描かれた天涯xカヲルのカップルもこの巻で完結になります。 1巻から一気に読んできましたが、これでお別れと思うと寂しい…>< 最初は絵柄が好みではなかったので、そんなに読みたいと思って読み始めたシリーズではなかったのですが、時にググッと心にくるものがあって、何度涙ぐんだか分かりません。 「人生って、そうだよね」と共感させられたことが多かったシリーズでした。 この巻は主人公の2人の…
シリーズ4作目です。 表題作は描き下ろしで、主人公は及川君。 この50ページ弱の作品が巻末に収録されているのですが、冒頭に3話シリーズで収録されている「寵人の家」より更に感動しました。 「寵人の家」ではカヲルの生い立ちと少年時代の事が明らかになるのですが、思いがけずなかなか凄まじい内容でした。 普段はあんなに穏やかで優しいカヲルからは全く想像もつきません。 岩田との関係においては増々絆が…
今回は岩田の過去編といった感じでした。 前作で彼の過去が少しだけ垣間見れたのですが、今作には岩田の父親が登場し、ストーリー展開にも大きく関わってきます。 見たところ、岩田の父親は出版界にも影響を与えることが出来るような有力者らしい…自宅もかなりの豪邸です。 その父親と岩田との確執の行方が見どころ。 異母兄弟の灰夜も登場し、男前な所を見せてくれました。 岩田のカヲルに対する執着は相変わらず…
前巻「人でなしの恋」では主人公の2人は既に体の関係があるところから始まったので、実は二人の出会いの事が気になってました。 この巻でその出会い編が描かれているのですが、岩田の性格を考えるとやはり…という展開でした(ある意味期待通り 笑)。 でもそんな岩田にも結構シビアな過去が… この巻は岩田の過去が少し明らかになるので、その意味でも興味深い1冊でした。 激情の人の岩田が身を削って執筆するのを…
初読み作家さんです。 絵柄はちょっと少年漫画っぽい感じがしました。垢抜けないというか、ムサイというか。 でもその絵柄が作品が持つ少しほのぼのした雰囲気には合っていると思います。 ちょっと古い時代(年代は書かれてないのですが、明治の末~大正初めくらい?)の文壇が舞台になっています。 主人公2人は物語が始まった時点で既に恋人同士の関係なのですが、岩田の性格が元々俺様で傲慢なのもあって、カヲルに…
クレタコ
新しく新撰組に元土方の知り合い山崎が新たに加わります。 飄々とした外見とは裏腹な策士的な動きも見せる一癖ありそうな男。 新撰組ストーリーの中でも見せ場として名高い池田屋事件が今回出て来ます。 それと同時に隠してきた沖田の結核がついに発覚。 ただまだそれを知っているのは医師として気付いた山崎と、吐血した沖田を目の当たりにした土方のみ。 山崎は除隊を勧めますが、頑として聞き入れない沖田。 …
ついに彼等は京都入りし、そこで始めて所謂だんだら模様の新撰組でお馴染みの制服が与えられます。 といっても京都の壬生同士との小競り合いもあり、沖田と並んで隊のムードメーカーだった藤堂平助の過去のトラウマも出て来たりと端々にまで読み応えは十分です。 土方と沖田のカップルも良いですが、近藤さんと沖田の恋愛感情抜きでの関係もなかなかいいです。 ラストで成長した菊千代と沖田は久しぶりの再会を交わします…