清白ミユキさんのレビュー一覧

月夜の子守唄 小説

清白ミユキ  朝南かつみ 

それぞれの思いの果てに

今回は将軍直属配下で最強部隊機動衆の若き頭と
両親の敵である忍び崩れの盗賊団を追う男のお話です。

仇である窃盗団を追っている受様が
全ての始まりである江戸で念願の仇討を果たすまで。

受様は10年前
忍び崩れの窃盗団に両親を殺されて以来
仇討すべく彼らを追っています。

受様が追う窃盗団・九尾の狐は
武家や商家に代々伝わる価値のあるモノを
私欲や依頼によって盗みだすので…

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月夜の子守唄 小説

清白ミユキ  朝南かつみ 

買ってよかった!

この作家さんの作品、読んだことなかったのですが朝南さんのイラ、特に中のカラーイラストに魅かれて購入。
日常のワンシーンというカットがとてもよかったです。

その分物語は、時代劇ファンタジーだし・・・と期待半分、不安半分でした。
しかし購入する時の一つの見極めに、人気絵師を持ってくる場合は「スタッフ一押し」とか「是非読んで!」みたいな暗黙のルールがあると私は思ってます。たまにハズレもあるけど…

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月夜の子守唄 小説

清白ミユキ  朝南かつみ 

朝南イラストが神!

この作家さん初めてなんですが、何と言っても表紙買いですっ!!
表紙がモノトーンぽく一見地味な感じなんですがそれでも充分に色気が、フェロモンが浸み出してますよ♪
表紙を開いたカラーページのイラストなどもう、これだけで神ですっ!!
裸でもない、絡み絵でもない、ただ黒の紋付の月代侍の後姿と、着流しの浪人の2ショットが・・・身悶えしそうなんですがっ!

ところで、肝心のお話デス。
親の仇を討つ…

3

セカンドセックス 小説

清白ミユキ  巴里 

表紙買い

ちょっとアホと言うより、バカな子が受けだったけど、表紙買いのわりには楽しめた。イラストとお話が合っていたと思う。

0

傲慢だけど可愛いあなた 小説

清白ミユキ  桜城やや 

男性なのに、おっかさんみたいな

勤めていた会社が倒産して、職を探すうちにとある会社にスパイとして入社。社長の秘密を握るべく秘書となる。

しかし持ち前のほっとけない精神から熱の出た社長を看病して……。

言っちゃあなんだけど、ベタな展開。

子どものようにわがままな社長に強気に世話を焼く。
普通、傲慢社長になんてそこまで世話焼きませんよ。

しかもお互い初めて同士(男性がですよ)だっつに結構好き放題やらかします…

0

幸せのデセール 小説

清白ミユキ  明神翼 

不器用ながら真っすぐな思いの強さ

今回は巨大企業グループの御曹司で建設会社の社長と
攻様の弟の親友でフランス帰りの出張料理人のお話。

セフレを複数抱えた攻様が受様に惹かれて
スッタモンダの末に受様を恋人にするまでの本編と
本編の初デート前の一コマを攻様視点で収録。

受様は専門の学校で料理を学んだ後に渡仏、
八年間キュイジニエをしていましたが、
半年前に帰国し、出張料理人をしています。

そもそも帰国に至っ…

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幸せのデセール 小説

清白ミユキ  明神翼 

ゆり・えり・まり・・・ってすっごい名前ですね~・・・

「わがまま王子」のスピンオフです。っていうか、挿絵の方の名前を見てスピンオフっていうのは想像出来たんですが・・私はスピンオフなら祐介の先輩?あたりかなぁ~って想像してたのですが・・まさか真理のお兄さんだったとは・・ビックリな展開ですね~・・そんなに本編では出っ張って無かった様な気がするんですが・・勘違いかなぁ~

でも、これは良かったです・・私の中の清白さん久々のヒットでしたね~・・清白さん…

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はじまりは甘い嘘 小説

清白ミユキ  かなえ杏 

思う通りにはいかなくて

今回は大学を休学してバーテンをしているアルバイトと
痴話喧嘩が発展した傷害事件を担当中の弁護士のお話。

二人の出会いからまとまるまでに
攻様の過去と受様の担当事件が絡んで進展します。

受様は29才の弁護士で
常に数件の事件を抱えて忙しい日々を送っています。

今一番厄介な事件は
恋人同士の痴話喧嘩から発展した傷害事件。
被害者の父親が怒り心頭で
加害者の弁護士の受様まで…

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素直でいられる恋の確率 小説

清白ミユキ  香坂あきほ 

賛否はあれど

 私は好きです、こういうの。

 まず受けですが、プライドが高くツンの比率が圧倒的に多い、なんとも攻略が難しそうな(笑)性格をしています。
 あぁもう素直じゃねぇなこの野郎! と叫びたくなる程焦れったく、毎度毎度の間の悪さと見当違いの勘違いにハラハラさせられ、まるで親にでもなったような気分にさせてくれます。

 次に攻め。 年下+パイロット。
 ……狡いぞお前!
 いや、これは反則で…

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素直でいられる恋の確率 小説

清白ミユキ  香坂あきほ 

受のぐるぐる感が愛しいです

シリーズの続き?が新刊で出たみたいなので、先に1冊目を読もうと思って買いました。

プライドの高い、ツンツンなのに実は健気な受、というのがかなりツボだったので、かなりそこを突かれました…。

誤解から来る悲恋ものってその誤解がどれだけ自然に描かれているかが作家さんの腕の見せ所だと思うのですが、あたしが思いついた疑問を端から端から受け視点の描写でぐるぐるしながら打ち消してくれて、「ああ、この…

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