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菅野彰 二宮悦巳
abridange
『終わる日は始まりの日』 うだる暑さにバテ気味の帯刀家に、叔母がひょっこりと様子見にやってきた。 夏休みの終わる一日前の日のひとコマ。 『子供は止まらない』 前作で長男・大河と秀が無事(?)カップル成立となったわけだが、そのために今まで保たれていたバランスが微妙に傾ぐことになった。 それまでの自分のポジションを譲り渡す形になったお兄ちゃん子の末っ子・真弓と秀の義理の息子・勇太。大河と…
月夜野亮 菅野彰 南野ましろ
SK2
前半が菅野彰さんの「アンソニーの憂鬱」 :洋館の主人 アシュレイ×転がり込んできた大学生 明生 後半が月夜野亮さんの「メランコリーの繭」 :おおいぬ荘に下宿する事になった大学生 堂嶋×八潮 巻末に南野ましろさんのおまけ漫画があります。 だだっ広い洋館に、誰かと暮らすのはごめんだと1人で暮らすアシュレイと、 人なんて誰かといた方が絶対にいい生き物だ、俺をここに置いて下宿も開け、とある…
帯刀家は早くに両親を亡くし、四男一女の五人兄弟が仲睦まじく(?)暮らしてきた。 一家の長として絶大な権力を有する豪放磊落な長女・志麻 父親代わりで出版社で編集者として勤める長男・大河 帯刀家一の常識人で大学生の次男・明信 幼い頃から長女にハングリー精神を叩き込まれてきたボクサーで三男の丈 そして、一家のマスコット・末っ子の真弓はまだ高校生 そんな彼らの元に、ある日突然、大河の高…
菅野彰 麻生海
Alice
これはラジオドラマやドラマCDが始まりなんですかね。 知らずに読んだのですが、それといった絡みもなく…というかキスすらありませんでした(^_^;) 元高校球児・寅次郎と元料理人・敦と元作曲家の中川の3人でなんでも屋をやっているんですが、いつも麻雀をやったりgdgd過ごしているいわば負け犬たち。 そこに中川の元妻が歌詞に曲をつけてほしいと依頼してきたのですが、中川はもう作曲はしないと断固拒…
菅野彰
乱菊
「毎日晴天!」の同人誌は今のところこの1冊のみしかなくて(恐らく今後も出ない)、ファンの間では大変入手困難な1冊として有名だ。 今回たまたま機会があり読んでみたのだが、内容はいわゆる晴天シリーズとは別のパラレルな世界のお話だった。 真弓が「勇太の初めてが全部自分なら良かったのに」と涙ぐんだ、あの言葉を再現してくれている。 その為か帯刀家が両親の事故後に一家離散となっていたり、大河の足が少…
菅野彰 坂井久仁江
若さというのはある種独特の絶望感や厭世観を抱いてしまう時期なんだと思う。 経験値が低いが故の不安と迷いが、何か自分にとって特別なもののように感じてしまう・・・そういう時なんだろう。 表題作は陸上部員の司馬と八隅のお話。 初めは司馬が八隅を襲うようにして体を繋げたのか始まりだが、そこからずるずると切れないまま、今に至るといった関係のふたり。 陸上で大学の推薦をとり、3年の夏を過ぎた今も走…
前回は大河×秀の大人たちのお話だったが、今回は秀の連れ子・勇太×帯刀家の四男・真弓の子供カプの物語。 世間的にこのカップルが一番人気があるように感じるのだが、やはりそれは一番BLらしく、高校生同士という取り合わせだからかもしれない。 しかし一筋縄ではいかないのが晴天シリーズ。 子供カプと言えど、もちろん簡単に事はすまない。 今回は真弓の内と外での変わりように、妙な違和感を感じた勇太の目…
今回は晴天シリーズの中で一番BLらしいお話かもしれない。 付き合い始めて半年の勇太×真弓カプのちょっとした痴話喧嘩を軸に、真弓の初恋の人やら勇太の秘密のバイトなどのエピソードを交えて、全体的に明るいトーンで進行する。 熱愛期の勇太と真弓。 いつでもどこでもベッタリで、きっと大河の血圧は上昇しっぱなしなんだろうが、当の本人たちはどこ吹く風でいちゃいちゃラブラブの日々・・・かと思っていたの…
菅野彰の同名小説のコミックス化で、もちろん作画は原作で挿絵を担当していた二宮悦巳。 あらすじを読んだだけではただの大家族ものラブコメに見えるのだが(いやそうでもあるのだが)、意外と深く重いテーマを含んだ作品でもあったりする。 東京の下町・竜頭町。 ここに暮らす帯刀家は1女4男+犬という大所帯。 ある日のこと長女・志麻が結婚したという知らせと共に、長男・大河の高校時代の同級生である阿蘇芳…