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菅野彰 山田ユギ
菊乃
「挿絵で楽しむ山田ユギ」フェア初、評価に苦しむ作品でした。 まず、菅野彰さんは初めて読む作家さんだったんですが ちょっとした言い回しや言葉遣いなど 私の勉強不足もあってか、終始違和感が拭えなくて 慣れるのにかなり時間が掛かってしまいました。 それでも、アイちゃんこと愛一郎の 捨てられた犬のような態度とガタイのよさのギャップに萌えたし なにより、高校教師の良明の見事な流されっぷりや…
菅野彰
ミュウ
古き良きJUNE小説です。 ベルベット・ロマンの耽美小説シリーズは、文学と哀愁が漂っていて好きでした。 なんちゃってじゃない本物の極道漢の魂と純愛が、この本にはあります。 無理矢理というか痛めのH有なので、苦手な方はご注意。 極道・竜二 硬派攻め×直人の恋人で元教師・悠一 芯が強い受け 恋人の八尋直人は極道の父親を嫌っているが、暴力事件を起こしては最終的には頼る羽目に。 度重なる事…
菅野彰 二宮悦巳
秀と勇太の過去の京都にいた頃の話です。 読んでいるだけで、痛いです。 登場人物がリアルに息づいているだけに、痛みを想像してしまわずにはいられない。 あの空っぽな人間だった秀が当たり屋をしていた小学生の勇太と出会って養子にしようと思っている頃の過去の話です。 それだけに、まだ救いがないです。どこにもない。 未来を知っているだけに、それがすごく辛いです。 とても痛いので、過去は知らなくても…
人気シリーズ物の第1巻で、家族総ホモ系は苦手系なのでどうしようとか受け入れられないタイプのカップルが出来た時に読むのに悩むだろうしと、恐る恐る手を出しました。 長男・大河(純情硬派攻め)×作家の秀(天然トラウマ受け) 姉が結婚すると言った男は、高校時代に同級生で複雑な思いがある秀だった。 秀が姉に逃げられて、大河の家で同居することになって……、そんな二人と家族をめぐる話。 秀は売れ…
毎日晴天シリーズ第2巻です。 言葉遣いが悪いんだけど根っこでは優しくて受けを守ってくれる攻めがタイプなので、勇太×真弓のカップルが一番好きです。 養い子・勇太(言葉は乱暴だけど根は優しい)×末っ子・真弓(クール無邪気受け) 家族の前では、甘えん坊の末っ子で、しゃべる言葉も女の子らしい。 学校では、普通に男の子の喋りで、ちょっとキツメの性格。女の子にもモテモテ。 暑いから家族の皆は上半…
乱菊
大河×秀カプ前作の続き。 結局、長女・志麻と秀の結婚は、嘘と本当が半々くらいのカラクリであった。 2人の籍が入ってなかったことが判明し、驚愕と不信が渦巻く帯刀家。 しかし本来自由人である志麻にしてみれば、結婚などする気はさらさらなかったようで・・・言うなればそれは人の心に聡い姉が秀と弟・大河のために仕組んだことであり、また自らも帯刀家から飛び出すいい機会としてしまう。 そんな詭弁のような婚…
雀影
ほとんど大河小説と化している「毎日晴天!」シリーズのマンガ化最初の本。 帯刀家へ、長女志摩と結婚したからと、いきなりやって来て阿蘇芳父子。 肝心の志摩は南米で行方不明に。 混乱する帯刀家に、志摩不在のまま、なし崩しに同居する秀たちは、、、 この巻では、お話の主人公はまだ、秀と、大河。 二宮さんの絵が、今よりくっきりしているので、登場人物が随分と若く見える。 秀も大河も、まだお互…
「毎日晴天!」シリーズ、明信編。 明信の留学騒ぎは一段落。 それでも、全く以前のようにとはいかなくて、 いろいろ自分のことで思い悩む明信が、ある朝目覚めたらそこには、、、、 いきなり後朝から始まる龍と明信。 長男夫婦が相変わらずなのに比べると、えらい違い。 でも、こんな性格の次男君だからこそ、そばに甘やかしてくれる「大人の他人」がいて欲しい。 このシリーズ、小説で読んでも結構…
月夜野亮 菅野彰 南野ましろ
えみう
「それが愛」月夜野亮パート:堂島征雄(音大休学中のピアノ専攻)×八潮裕幸(文化人類学科の生徒) 「さあみなさんご一緒に」菅野彰パート:秋吉裕次郎(観音様みたいな人)×相良世津(絶世の美男子) 「何かの気配を愛する風景6」南野ましろパート:全員に近いおおいぬ荘の小咄 6組の組み合わせをオムニバス形式で連載していた「おおいぬ荘」の6巻。個々に思うことがありすぎて中々前進しないペアに決着が着き…
毎日晴天シリーズ 恋人として、つきあい始めた真弓と勇太の、些細なラブラブすれ違い つきあい始めても、「絶対」、「ずっと」が信じられない真弓。 真弓をそんな風に不安にさせる原因を、勇太は探します。 もう一人の幼なじみ、御幸登場。 後半は、勇太が花屋でバイトするようになる経緯。 この先のストーリーで、この花屋と龍兄が重要な舞台となっていきます。