菅野彰さんのレビュー一覧

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とってもビター

※凪良ゆうさん「美しい彼」の番外編「Cacao 99.9」について

清居視点で書かれたバレンタインデーのエピソードです。登場するチョコレートは普通のものですが、カカオ99.9%ほどにビターで残りの0.1%は甘々な清居の愛情が感じられるSSになっています。あ、平良は引き続ききもうざです。

「美しい彼」は未だにレビューを書けていないほど好きな作品なので、SSとはいえ二人のその後が読めて非常…

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子供の言い分 新装版 コミック

二宮悦巳  菅野彰 

一歩、二歩、三歩

勇太×真弓のターン。

今回は、勇太の脆くて繊細な部分が大いに露見した回になりました。
真弓のトラウマ云々乗り越えてカップルになった二人。
厳しいお兄ちゃんガード故に一線は越えていないものの
一緒のベッドにねたりなんやりで仲良し。
そんな最中、突然勇太が家出!?な回なのであります。
過去~現在までに抱えていたもの、抱えていた気持ち。
爆発\(゜ロ\)(/ロ゜)/というところなのであ…

1

小さな君の、腕に抱かれて 小説

菅野彰  木下けい子 

子供に対してすりこんじゃった

結構年下の受け(執着しまくりわんこ)×びびりーの受け
いちおう再会もの。
やむをえず夜働きに出てる母
その帰りをまつ子供→ピンチになったとき救いの手を差し伸べた昔の受け。
で、10歳の時から執着して探しまくって、とうとう見つかったというわけ。すげー執着にそぐった文章です。ややしっかりめ。
最後がかけあしというかまどろっこしいというか整理しきれてない感じが少々。
子供っぽさをうばっちゃっ…

1

いたいけな彼氏 小説

菅野彰  湖水きよ 

確かにタイトルどおりではありましたが…

大学四年の優人は、内定ももらって
所属しているフリーペ―パーを作るサークルには
締切間近が壮絶な事も知っていて
あまり顔を出さないようにしていました。
荷物を取りに行って後輩に捕まってしまい、
泣き付かれ、使えそうな1年生を探す事を
安請け合いします。
ベンチで本を読む男に近づいて
何を読んでいるのか興味をむけるのですが…。

優人の、人たらしっぷりが私にはよくわからなくて…。…

6

いたいけな彼氏 小説

菅野彰  湖水きよ 

大学生同士の手探りの恋

大学四年生の優人(受け)は、サークルのメンバーから新入生の勧誘を頼まれ、1人ベンチで座って本を読んでいた郁(攻め)に目をつける。なかば無理やり誘ってサークルに押し込んだものの、郁は対人スキルが壊滅的で、サークルから浮きまくってしまう。仕方なく郁が部に馴染むまで面倒を見ることになったのだが、無愛想ながら純粋な郁に予想外に懐かれることになって…。


ピュアピュアな大学一年生の攻めと、ビッチな大…

11

Chara Collection 2015 グッズ

電子配信うれしい!

既刊漫画の巻末おまけを集めた一冊。
漫画も小説も4~8ページのショートストーリーで、カップルにまとまった後の後日譚でいちゃいちゃしてたり、日常のなにげないシーンを切り取っていたり、その作品を知らないと何だかわからないけれど、好きな作品だと短くても読めただけで嬉しい。

『マザーズ・スピリット~その後の日常』
TV局の取材を受けるカルタカ、夫婦だとTV放映されそうになって慌てるリョウイチロー…

2

小さな君の、腕に抱かれて 小説

菅野彰  木下けい子 

無性に何度もラーメンが食べたくなった!

木下けい子さんが挿絵を担当されてるという理由だけで購入した、初読み作家さんでした。

これは軽い気持ちで読めない本だな!と、最初から静かな環境で読む事にするくらい、しんみりとした純愛もの?でした。
歳の差が8歳というのは、今だからこそ気にならない年齢差だけど、2人が出会った頃は攻めさんに当たる年下の祐貴くんがまだ小学生で、その時が彼の初恋でそれから受けさんのかなちゃんに執着してしまったことで…

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小さな君の、腕に抱かれて 小説

菅野彰  木下けい子 

何が言いたかったのだ!

読んでいる途中とか、場面場面は素敵で雰囲気は好きなのですが、読み終わって結局何がどうなったんだ!と思ってしまった。

奏一の葛藤が、頭ではわかるんだけどあんまり共感はできず、結局くっついて、えっそんなに拒絶してたのに簡単にくっついちゃうんだと驚いてしまった。

もう一度読めば、共感できるのかなーと思わないでもないですが、読みたいものは他にもいっぱいあるので、すぐには読まないかな。それぞれの…

1

小さな君の、腕に抱かれて 小説

菅野彰  木下けい子 

愛しい1冊

 昔、少しの間面倒を見た少年が青年となって自分の前に現れる。そして好意を示す。ありがちなBLなら、ただ年下攻めの話が始まっていちゃいちゃして終わってしまうでしょう。でもさすがは菅野先生。そんなありがちな展開などになりません。 
 主人公は昔の自分の行動が少年に与えた影響の大きさを受け止めきれず、過去の自分の行動を悔やむのです。読者としては「そんなことない」と強く否定するのですが。
 主人公の後…

10

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奏一がさよならしたい相手は…

奏一が峰崎とキスしたことを根に持つ祐貴。
ベッドでたびたび甘く責め立てられヘトヘトの奏一は、ある日祐貴に誘われ公園で催されるアイルランドフェスタへ。
そこで峰崎と巴に偶然再会し…という話。

奏一を律儀に「元わたしのパヴァロッティ」と呼び、奏一と峰崎のキスの様子を詳細に祐貴に語る巴がやはり良いキャラ。
峰崎に対抗心むき出しで、峰崎も大人気なく言い返しているところが面白かったです。
峰崎…

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