菅野彰さんのレビュー一覧

毎日晴天! 新装版 コミック

二宮悦巳  菅野彰 

素朴であったかい

*シリーズ全般についてレビューさせてください。ぜんぶ当たり外れないと思います!

Amazon Kindle Unlimitedでみつけて、シリーズ全巻読み放題できたので一気読みしました。
やはり15年近く前の作品だけあって、ジョークや言葉が少し古風です。個人的にはそこがまたいいな、と思います。最近はありとあらゆるBLがあって、過激なものも多いのですけど、こちらはその対極でかなり素朴で繊細で…

0

愛がなければやってられない 小説

菅野彰  やまかみ梨由 

愛を確認するお話

答姐トピでご紹介いただいて読みました。17年前の作品で「古さを全く感じない」…と表現するのはところどころ無理がありますが、テーマとしては普遍的な二人の絆が描かれていて面白かったです。

強烈なラブや欲情ではなく、タイトルのとおり二人の間に築かれていた愛のお話です。…というか、愛を確認するお話かな。場面としての描写や台詞はあくまで日常的なもの――多忙な漫画家と編集者としてのやり取りなのですが(大…

1

裸足の夏 小説

菅野彰  今市子 

短編集

表題作は書き下ろしで、あとの二編は連作というか、スピンオフといっていいのかな?二組のカップルを描いたもので、久々に読み終えてしまうのが惜しく感じたお話でした。

「裸足の夏」は昭和初期の日本が舞台。主人公は酒蔵を所有する名家の瓜生游一(りゅういち)。腹違いの弟の浩太、杜氏で幼馴染みの篤、游一を書生にしたいという商人の甲斐、そして游一の実父の浩一郎。游一の存在が周囲の男達を惑わしていく。彼には唯…

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とってもビター

※凪良ゆうさん「美しい彼」の番外編「Cacao 99.9」について

清居視点で書かれたバレンタインデーのエピソードです。登場するチョコレートは普通のものですが、カカオ99.9%ほどにビターで残りの0.1%は甘々な清居の愛情が感じられるSSになっています。あ、平良は引き続ききもうざです。

「美しい彼」は未だにレビューを書けていないほど好きな作品なので、SSとはいえ二人のその後が読めて非常…

7

子供の言い分 新装版 コミック

二宮悦巳  菅野彰 

一歩、二歩、三歩

勇太×真弓のターン。

今回は、勇太の脆くて繊細な部分が大いに露見した回になりました。
真弓のトラウマ云々乗り越えてカップルになった二人。
厳しいお兄ちゃんガード故に一線は越えていないものの
一緒のベッドにねたりなんやりで仲良し。
そんな最中、突然勇太が家出!?な回なのであります。
過去~現在までに抱えていたもの、抱えていた気持ち。
爆発\(゜ロ\)(/ロ゜)/というところなのであ…

1

小さな君の、腕に抱かれて 小説

菅野彰  木下けい子 

子供に対してすりこんじゃった

結構年下の受け(執着しまくりわんこ)×びびりーの受け
いちおう再会もの。
やむをえず夜働きに出てる母
その帰りをまつ子供→ピンチになったとき救いの手を差し伸べた昔の受け。
で、10歳の時から執着して探しまくって、とうとう見つかったというわけ。すげー執着にそぐった文章です。ややしっかりめ。
最後がかけあしというかまどろっこしいというか整理しきれてない感じが少々。
子供っぽさをうばっちゃっ…

1

いたいけな彼氏 小説

菅野彰  湖水きよ 

確かにタイトルどおりではありましたが…

大学四年の優人は、内定ももらって
所属しているフリーペ―パーを作るサークルには
締切間近が壮絶な事も知っていて
あまり顔を出さないようにしていました。
荷物を取りに行って後輩に捕まってしまい、
泣き付かれ、使えそうな1年生を探す事を
安請け合いします。
ベンチで本を読む男に近づいて
何を読んでいるのか興味をむけるのですが…。

優人の、人たらしっぷりが私にはよくわからなくて…。…

6

いたいけな彼氏 小説

菅野彰  湖水きよ 

大学生同士の手探りの恋

大学四年生の優人(受け)は、サークルのメンバーから新入生の勧誘を頼まれ、1人ベンチで座って本を読んでいた郁(攻め)に目をつける。なかば無理やり誘ってサークルに押し込んだものの、郁は対人スキルが壊滅的で、サークルから浮きまくってしまう。仕方なく郁が部に馴染むまで面倒を見ることになったのだが、無愛想ながら純粋な郁に予想外に懐かれることになって…。


ピュアピュアな大学一年生の攻めと、ビッチな大…

11

Chara Collection 2015 グッズ

電子配信うれしい!

既刊漫画の巻末おまけを集めた一冊。
漫画も小説も4~8ページのショートストーリーで、カップルにまとまった後の後日譚でいちゃいちゃしてたり、日常のなにげないシーンを切り取っていたり、その作品を知らないと何だかわからないけれど、好きな作品だと短くても読めただけで嬉しい。

『マザーズ・スピリット~その後の日常』
TV局の取材を受けるカルタカ、夫婦だとTV放映されそうになって慌てるリョウイチロー…

2

小さな君の、腕に抱かれて 小説

菅野彰  木下けい子 

無性に何度もラーメンが食べたくなった!

木下けい子さんが挿絵を担当されてるという理由だけで購入した、初読み作家さんでした。

これは軽い気持ちで読めない本だな!と、最初から静かな環境で読む事にするくらい、しんみりとした純愛もの?でした。
歳の差が8歳というのは、今だからこそ気にならない年齢差だけど、2人が出会った頃は攻めさんに当たる年下の祐貴くんがまだ小学生で、その時が彼の初恋でそれから受けさんのかなちゃんに執着してしまったことで…

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