菅野彰さんのレビュー一覧

色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

やり取りの妙

色んな要素がぎゅぎゅっと詰まっていててんこ盛りで読み応えありな作品です。
二人のやり取りがとても軽妙で、楽しく読了しました。

漫画やドラマ化されて校正者という仕事に馴染みがある方は、結構イメージしやすいかと!
お仕事モノとしても楽しめます。

小説家と校正者ということもあり、この作品には色々な作品や豆知識的なのも出てきます。
「それが楽しめるか、知ってる作品があるか、なくてもその作…

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担当編集者は嘘をつく 毎日晴天!(15) 小説

菅野彰  二宮悦巳 

『昭和のお父さんザマァ』の巻

好きなシリーズなのに出版されたことを見落としていました。不覚。

あとがき以外に4本の短編が入っていますが、一番長いのは表題作。14巻『さあ、今から担当替えです』のその後を描いています。
前作はかなり哀しい気持ちになったんですけれど、今回は笑っちゃった。
そうね、前作の大河は格好良すぎたもの。
それが『秀の編集でなくなるってどういうことか』を解っていなかったから出来たことだったなんて、抜…

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色悪作家と校正者の貞節 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

笑い3割、あとは号泣

私、このシリーズがすごく好きかもしれません!
「好きかも」という、非常にあやふやな曖昧表現なのは「ひょっとして、あたしの読み方は間違っているかも」という不安があるからです。
私、このシリーズで笑えないんです。
むしろ、泣けてくる。
それも泣けてくるなんて穏やかなものではなく、号泣しそう。
最近涙もろくなっている(加齢のためですね)のは認めますが、それだけじゃないと思うんです。

以下…

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夜を走り抜ける 1 コミック

湖水きよ  菅野彰 

続きが気になる!

読後を読んだ感想は、とにかく好きとしか言いようがない作品です。

元々、湖水先生の作品は好きなのですが、特に絵柄やテンポがすごく素敵だと思いました。

原作の菅野先生の作品は、今まで読んだものは自分にはちょっと難しいというか、複雑な心情についていけない印象があったのですが、この作品は何故かすんなり入ってきて、続きがとても楽しみになってます。
お互いルール無視するから最後は殺し合い、とか面…

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色悪作家と校正者の弟の帰宅後「色悪作家と校正者の貞節」ご購入者特典・書き下ろしペーパー グッズ

文字が、文字が、、

B5サイズの用紙を4分割してそこに2段組みでびっしり。
紙の大きさとしては4つ折りにして文庫本に挟み込むにはちょうどいいサイズなんだろうけど、さすがに年寄りには読むのが辛い文字サイズ。
そしてお話は、森鴎外の「高瀬舟」と「舞姫」の文学談義に絡めての、東堂の正祐の弟へのちょっとした嫉妬心やら、正祐の東堂への気持ちやらが詰め込まれた漢字ばかりのお上品な会話文で、これはこれで本編で登場したアバンギャ…

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色悪作家と校正者の貞節 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

この新人作家は勘弁してほしい

今回のこの本は、読むのに結構に苦労した。
主人公の塔野と東堂が、文学の難しい話したりしてる分には全然OKで、この二人の、というか、主に塔野の感情面での未熟さゆえのじれったさみたいなのも、そこがこの小説の核だと思うから、それをしっかりじっくり描いてあるのにもついて行けるのよ。
読むのが辛かった理由は、今回登場した当て馬キャラの方。
最初の方で、これが登場したシーンで思わず読むのやめようかと思っ…

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さあ、今から担当替えです 毎日晴天!(14) 小説

菅野彰  二宮悦巳 

その一言が言えるまで

晴天シリーズも来年で20年との事ですが、ここへ来て、久々に秀と大河の話が、ガッツリと来ましたね。
これまでのシリーズ中では、子ども達の話(明信も一応子どもたちに含めましょう)がほとんどでしたが、この長いシリーズの大元は、何かを曖昧にしたまま離れてしまった秀と大河が、それが恋だと認める話のはずだったのに、舞台が大家族のせいか、この二人(秀だけのせいとは言わせない)の性格のせいか、二人の恋愛関係や肉…

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成仏する気はないですか? 小説

菅野彰  田丸マミタ 

生き残る人たち

charaさんフェアで「コミカルかな?」と思って購入したのですが、ひゃあ重かった。ホラー系は苦手なのですが、当作はおどろおどろしいものがなく、大丈夫でした。とにかくせつないお話が好きな方で、事件ものが絡んでも大丈夫な方にお勧めします。せつないのは大好きなのですが、ちょっと愛が重すぎたので萌にしました。本編のみ320Pほど+先生のあとがき。

お話はある病院に、圭吾が大地を探しにくるシーンから始…

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色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

小説が人生にもたらすものについて書いていると思うんですよね

電子書籍で読了。挿絵、あとがきあり。

出版関係のお話を書くと菅野さんのお話はとても面白いです。
これはやはり、菅野さん自身が小説家というご自分の仕事をすごく好きで、誇りを持っていらっしゃるからだろうと思うのです。

華やかな家族から浮いてしまって、愛されているのに孤独を感じて来た校正者が、やはり孤独を感じざるを得ない生育歴を持った小説家の作品に惹かれ、延いてはその本人にも惹かれていく過…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2018 C キャラ文庫創刊21周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

パブリックスクールファンには嬉しいのでは

2018年のCharaバースデーフェアーでもらえる小冊子。
(既刊のCharaレーベル小説を買うと4種類の中から購入した冊数分選べる)
こちらは以下3編(全て8Pずつ)入っています。
3が個人的に金メダル贈呈したいぐらいなお話でした。先生有難うございます(涙)

1.「毎日晴天!」番外編
   相変わらず喧嘩してます。りっぱな痴話喧嘩。
   本当に割烹着きたお母さんがお玉もって、旦那さんに怒って…

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