杉原理生さんのレビュー一覧

nekoneko (合同誌) 小説

名倉和希  杉原理生  木原音瀬 

oyaji nekoneko いいですね!

受×受がテーマの本です。

『愛を抱く middle oyaji nekoneko』
名倉和希さん、初読みでした。すごい面白かったです。
受×受という設定に忠実にお話が組み立てられていて、「ああ、ゲイの人は本当に自分とぴったりのパートナーを見つけるのが大変なんだな」と思いました。
主人公は35歳、ネコの今村。
彼は逞しい男に力強く抱かれたいというタイプ。
しかし見た目は、自分が運動し…

1

シンプルライン 小説

杉原理生  亀井高秀 

いや、だから結局何したいわけ?w

惚れた相手が血がつながっているかもしれない弟という背徳感なのか、
好きなのに好きと言えないグルグル感なのか、

どっちにウェイト置いてるんだかわかんねー作品。
ここまでくると、主人公の兄・圭一って、いやだいやだ言うわりに、
秘かに「実の弟かもしんないヤツとH!?ムッハー!」と萌えてんじゃないかと疑いたくなる。
それぐらい、一つ一つの事象がいちいち嘘くさい。

元・恋人も、圭一とより…

1

きみと暮らせたら 小説

杉原理生  高久尚子 

このパターンは

ほんとに、どうしようもないくらい好き。
特に杉原さんが書くと、なんか、抗えない感じで好き。

お話は、とっても王道な「幼なじみ再会もの」
一応、子どもの頃は美少女と見まごうようなかわいかった子が、自分よりずっと体格のいい無口なイケメンになっていて、戸惑いながらもシェアハウスでの同居生活をするうちに…。

この、片方は、最初から恋愛感情でいたのに、もう一方はそんなことはまるで考えず、まず…

4

きみと暮らせたら 小説

杉原理生  高久尚子 

なんかツボにはまった

自分でも何でか分からないのですが、なんかツボにはまりました。
あらすじだけなら、「萌」ぐらいなのですが、「萌萌」です。
文体が合ったのかもしれません。

大学生の一哉は、ひょんなことから、シェアハウスに住むことになります。
そこで、子どものころの幼馴染、真帆と再会します。
子供のころの真帆は、女の子みたいに可愛く、
今は、高身長のカッコいい男に成長してしまっています。

一哉はも…

3

きみと暮らせたら 小説

杉原理生  高久尚子 

不器用なツンデレ君は一途です

これと言って大きな変化や盛り上がりがある訳ではない作品ですが全体的に優しい時間が
流れているように感じる作品で、ラストはほんわかしてる感じがしました。

小さい頃に出会った二人、攻め様は無口で引っ込み思案で人見知りが激しい子供で
受け様は攻め様の母親に頼まれ、面倒を見る事になりますが、女の子よりも可愛くて
一緒にいるとホッとできる存在の攻め様といつしか一緒にいる事が大好きになる。
受け…

5

夜を統べる王 小説

杉原理生  高星麻子 

フランちゃんが憐れで切ない

シリーズ2作目で主人公も変わりありませんが、新たな登場人物で切なさアップ。
全体的にライトノベルのノリなのですが、華やかな登場人物ばかり、もちろんほとんど
全てが人外さんばかりのファンタジー作品。
前作で紆余曲折を経て恋人同士になって蜜月状態かと思えば闇の世界でのトラブルで
未だに月に数度しか会えない日々が続いてるのですよ。
それを早くクリアにしたいが為に吸血鬼の長である攻め様が受け様に…

2

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

なんだ!この乙女は

ぐはっ うげっ。
またもや やってしもうた!!
激甘 そうとうくどいです。
爽やか青春ストーリー。
あまりにも眩しくて こんなに腐っていてごめんなさいね。
私 美しい心をどこかに置き忘れてしまったの。
高校生の時代もあったのにねえ・・・。
遠い目をしながら青春について考える。
が 思い出せなかった・・・。
攻めも受けも乙女ちゃん。
ラブラブきゅんきゅんやってます。
イラストが…

2

夜を統べる王 小説

杉原理生  高星麻子 

美形オンパレード

杉原さんの超絶ファンタジー(?)「薔薇と接吻」の続編。
作者さんあとがきで、単体でも行けるとは書かれていますが、主人公や周囲の人物の関係性を具体的に知りたいと思えば、やはり前作を読んでいたほうがいいかも?
ヴァンパイヤに狼男に妖精に、登場する人々は皆超美形ばかり。
高星さんのイラストも生きるというものですが、、、イラストページの少ないこと!この本の厚みですからせめて10pは欲しかったかも。そ…

0

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

青春

やっぱり杉原さんの作品好きだな~としみじみ感じました。
大号泣の感動作!という作品ではないのですが、読んでいる間は自然と涙が流れていました。多分、結構泣いていたと思います。
あとこの作品の雰囲気がたまりません。思わず自転車で学校に行きたくなる。夏の風景を思い描きながら読み耽ってしまいました。

夏服…表題作です。切なくて、甘酸っぱくて、まさに青春。とにかく言葉で言い表せない位良かったです。…

3

羊とオオカミの理由 小説

杉原理生  竹美家らら 

羊さんもオオカミさんも、お花畑で和みましょう♪

某所で出ていた羊話からの連想で読みました(笑)
杉原理生先生、「夏服」「ハニーデイズ」と私的にはイマイチが続いたのですが、
これは三度目の正直というか、三人目の正直というか
(だって、前二作受けがダメだったんだもん)好きな作品でした。

基本的に作者も後書きで述べているように、ラブコメならぬホームコメディです。

章彦(玩具メーカー勤務、担当はぬいぐるみ♡)は、弟の太一(大学生)と二…

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