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杉原理生 テクノサマタ
御影
ネタバレ
朋紀は、就職活動真っ直中に、その上恋人とけんかしてしまい、今ひとつしっくりこない日々を送っています。朝の電車の中で、高校生を見た時から、朋紀の恋人である先輩との回想が始まります。 毎朝コンビニで見かけた先輩、本気で会えなくなると心配した日々、そして、後ろからずっと見つめていた背中、そして先輩の卒業…。 朋紀と、先輩で恋人でもある俊一は、もしかしたら倦怠期だったのかななんて思っ…
杉原理生 三池ろむこ
marun
従兄弟同士、それも長い間相愛な二人なのに好きだと言う気持ちだけでは 前に進む事が出来ないもどかしさや苦しさ切なさを感じさせる内容でした。 受けになる透は子供の頃に両親を亡くし叔父夫婦に引き取られ従兄弟たちと 分け隔てなく育てられ、それが従兄弟を恋愛感情で好きになってしまい さらに互いが相愛だと知り、彰彦が東京の大学に進学した後に帰郷した時に 二人は結ばれる。 それは叔父夫婦が旅行で…
Krovopizza
静謐な文体で、家族と恋人の間を行き来する二人の10数年越しの微妙な関係が描かれています。 両親を亡くして小学生の頃伯父に引き取られ、ひとつ年上の従兄弟と育った透。 17歳の夏、彰彦から求められる形で二日間だけ関係をもった。 自分との関係を密かに続けるため、伯父家族と疎遠になる覚悟の兄。兄にそんな負担をかけたくない透は、家族に戻ろうと別れを切り出した。 11年後、疎遠だった彰彦が実家…
杉原理生 高星麻子
雀影
前作「薔薇と接吻」は、人間の子・律也とヴァンパイア・櫂の人間界での出会いから伴侶となるまでのお話。 この「夜を統べる王」は、前作で結ばれた二人の、異世界種族との婚姻ファンタジーではお約束とも言える、異世界への新婚旅行話。 そして、当然のように、この二人が異世界にての後継者争い的な物に巻き込まれるのも、お約束パターン。 登場するキャラも、とにかくみんな超絶美形ぞろい。 なんというか、この、全…
杉原理生 高久尚子
blacksima
見た目は寡黙で男前、でも中身は繊細な攻め×優しくて見た目は可愛いけどお兄ちゃん気質で男前な受け。幼馴染の誰よりも可愛く・可憐だった親友が、数年ぶりに偶然再会をしたら「ど・・・どちら様・・・?」になっているお話です(笑) --(以下ネタバレと感想を含みます)-- 一哉(受け)視点で話が進むので、序盤は真帆(攻め)の変貌っぷりや、態度に一緒になって困惑していました。ですが、小さい頃に交わした言…
kirara
個人的には、杉原さんの作品はほぼすべてが『趣味じゃない』んですよ。ただ、個人的に評価としての『しゅみじゃない』はなるべくつけたくないというスタンスですので、なんとか『中立』にできるよう努力していますが、どうしても無理なこともあります。 これもそのひとつで、もう『しゅみじゃない』しかないですね。 淡々としているのは構わない、むしろ好みなくらいです。『ごく普通の日常』も『焦れったい』のも『…
人気作に大変申し訳ありませんが、この評価しか考えられませんでした。 この作品には『杉原さんカラー』が出過ぎていてなんとも鬱陶しかったです。特に冒頭数ページは読みながら飛ばそうかと思ったくらいでした。 正直なところ、これ読みながら『私、杉原さんとは徹底的に波長が合わないんだな・・・』と改めて実感じました。 もともと私は『杉原さんで高評価の作品(=杉原さんらしい作品?)』ほど合…
杉原理生 佐倉ハイジ
『萌え』はこれっぽっちもないので『中立』にしましたが、杉原さんの作品の中ではマシな方です。でもやっぱり『萌』にはできないんだけど。 面白かったかと訊かれれば全然としか答えられません。とにかく、すべてに靄がかかってるというのか『だから何が言いたいの!?』って感じで、何もかもが曖昧でもうイライラしました。 私は『切ない』『焦れったい』『すれ違い』自体は結構好みです。でも、これを『切ない…
杉原理生 穂波ゆきね
杉原さんでは、まだマシな方です。 『中立』ですが『杉原作品の中では』と考えれば多少は『萌』に近いかな?でも決して『萌』までは行ってません。 でも、なんと言っても三人称だし(私は『受一人称』が苦手なんですが、中でも杉原さんの『受一人称』は今まで読んだ中でいちばんダメ)、無駄に長過ぎないし。それだけでも安心して読めました。 それに、文章もいつもの『過剰』なところがあまりなく、わりと読みや…
杉原理生 青石ももこ
杉原さんの他の作品よりはよかったんですが、所謂『萌え』は皆無です。 こういうほのぼの・焦れ焦れなストーリーは結構好きなんです。好みの分かれそうな国巳(受)も、私は別にダメじゃない。 でも、諒一郎(攻)のキャラクターが私の我慢の限界を遥かに超えていました。こんな鬱陶しい男、絶対に無理です。文字通り耐えられない。読みながらイライラが抑えられませんでした。 私、受はどんなに『ネガ…