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ごとうしのぶ おおや和美
fiona0109
いよいよギイとタクミが高校2年生の最後の時期を迎えます。 この巻では4月から登場した主だったキャラ達が総出演。 初期の作品にしか登場していなかった人達もいるので、記憶が遥か彼方に…(汗)。 密かにメモっていた人物相関図が役に立ちました(笑)。 全部で4つの短編が収録されていて、そのうちの2つがバレンタインデーに関するエピソードです。 バレンタインのお話は、個人的には両方ともう~んと思…
今回はギイとタクミが高校2年生の1月、学校から1学年まとめてスキー合宿へ出かけるお話がメインになっています。 他に約40ページの短編が収録されています。 表題作はギイとタクミがメインのお話で、久しぶりにじっくり2人のお話を読んだ気がします。 4泊5日で北海道という舞台もいい。 もちろんホテルでの部屋は2人で一緒で、他の生徒や大人たちの存在はあるものの、2人のラブラブ度はこれまでの作品の…
タクミくんシリーズもこの作品で8冊目(『ロレックスに口づけを』を含めれば9冊目)になり、前作の『恋文』では高校2年生の冬頃の話だったので、その続きかと思いきや…読み始めて「あれ?これいつの話だ?」と少し混乱しました。 巻末に時系列も含めた作品リストが載っていて助かりました。 今回は5つの短編が収録されていますが、タクミとギイが高校2年生の5月頃、夏頃、そして新年の1月、ラストはギイがまだ高校1…
ひろびろ
ネタバレ
名作として時おり話題に上がるこの作品を、初めて読みました。 爽やかで良かったです。BLとしてもキュンとしました。 現実にはこんな高校生は古今東西どこにもいないって分かってるんですけど、思わず「あぁ…青春だな」と浸ってしまいました。 きっと登場人物たちがいきいきとしているからだと思います。 会話が小気味いいですし、地の文も読みやすいのであっという間に物語に入り込めました。 爽やかな…
タクミくんシリーズの8冊目(『ロレックスに口づけを』含む)ですが、今回の主人公は3冊目の『CANON』に登場した井上佐智と山田聖矢。 時間的にも『CANON』の頃から数年遡る佐智がまだ中学生になった頃、わずか13才の頃のお話です。 聖矢は佐智より15才年上という事なので、28才位だと思われますが、なにせ佐智がまだまだ幼いので、恋愛ものとしては子供の恋愛という感じで可愛いです。 メインとなって…
ごとうしのぶ 沖麻実也
タクミくんシリーズ、これまで発行順に4冊読んで来て、こちらが5冊目なのですが、外伝のような作品でタクミ君とギイは登場していないので、この作品単独で読んでも大丈夫だと思います。 ちなみにこの作品の舞台になっている祠堂学園というのは祠堂学院の兄弟校で、この後のタクミくんシリーズを読んでいけば判明しますが、竹内君はギイより1つ年上です。 作品中の言葉遣いや文体にかなり時代を感じました。 この頃…
カラフル
懐かしのBL小説で名高きタクミくんシリーズの愛蔵版を初読しました。 中学生くらいの時に読んでいたティーンズ文庫のBL版っぽいです。なつかしい。小説というよりは少女漫画の原作風です。ボリュームは多いですが、サラッと読めます。展開は王道中の王道ですが、不思議と惹きこまれました。 色々な人物やカップリングが次々出てきて、視点も場面ごとに変わるので、最初は戸惑いました。漫画に比べ小説は各人…
高久尚子 ごとうしのぶ
chikakumaco
ここまで丁寧に丁寧に二人の心情や周りを取り巻く人々を描いて来たのに…。 どうした事でしょう…、最終巻において、突然の様に。色んなモヤりを残して終結してしまいます⁈ 1年が巡り、去年は彼女と来た高校の文化祭に海野は先生に会う為に一人で出掛けます。 高校には、彼に想いを告げようと決意した女子高生、小野田ちゃんと、何故か渚砂も来ています。 渚砂は小野田ちゃんに「ここの保健医の先生に海野が片想いし…
ごとうしのぶ 高久尚子
私は基本、「受け」の側に横恋慕して来る当て馬くんによって「攻め」が必死になって執着する、という、所謂お決まりのパターンが大好物ですので… 「攻め」側の海野の前に現れた、渚砂さんには不穏な空気しか感じられません‼︎しかも彼、「攻め」である海野を抱きたがってますよね⁈ ひえええ〜⁈ 高久先生の描く、背の高い「ザ・当て馬」「ザ・攻め」のルックスですし。不安しか感じません。 バイトのギャルソン姿も板…
卒業までの「恋人ごっこ」。意外なほどにあっけなく終焉を迎えます‼︎ えええ⁈ そんなに簡単に終わりにしていいの⁈ ずっとこうして居たいのに。海野は無事、第一志望の大学に入学して。人知れず号泣。そんなになるなら、若さゆえの特権なんだから、泣いて縋れば良いものを。 海野はこのときまだ解っていないのです。強姦して始まって、無理矢理ぶつけた熱情だから、これで終わりにしないと。先生の方にはきっと気持ち…