水名瀬雅良さんのレビュー一覧

吐息よりも優しい コミック

水名瀬雅良 

萌えです、萌え。

まるでストーカーのような真人だけど、良く言えばその「一途さ」が決めのこの作品。
過去の思い出とその時からの恋心を胸に押し込めて普通に接しようとする真人の健気さはあっぱれです。 でも嘘ついちゃだめよ~。 ま、しょうがない過去の場合。

本作品を読んでいて切ない想いに胸が痛くなることもしばしば。

後、猫ですね。猫。
私は猫アレルギーですが、猫が可愛く思える作品。(BLとは関係ないレビュー…

4

empty heart ~偽りの恋だから~ コミック

水名瀬雅良 

ああ、もう切ない!!

一途な恋ってだけで切ないのに、「身代わりでいいから」で始まった肉体的関係の中で『好きな人に抱かれる喜び」と『愛されて抱かれている訳ではない哀しみ」の狭間に揺れる拓巳の想いがマジ切ない。(涙)

宇佐美の気持ちも複雑だよね。片思いしてきた人が結婚、片思いしてきた人と同じ顔・同じ笑顔を振りまいて自分を誘惑、片思いしてきた人の弟、自分が教える学校の生徒...。

下手すれば重くなりがちなテーマで…

4

部下のくせに生意気だ! 小説

藤崎都  水名瀬雅良 

良くできた後輩ですね

今回は老舗文具店企画部に配属されてきた後輩と
高校時代彼が好きだった先輩社員のお話です。

新製品の情報漏洩事件を絡めて
二人が再会してからまとまるまで。

受様は高校の時に
とても好きだった後輩がいました。

受様は高校三年の時に生徒会に属し、
入学式で新入生に胸章をつける役目を担いますが、
新入生の一人としてその彼に出会います。

二学年も違う彼と接点は無く、
陸上…

1

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

兄弟ものはいいですね

兄弟ものです。が、サスペンス的な要素が前面に出てきているせいもあり、背徳感は思ったよりも薄いですね。過疎の村に根強く残る、人間のエゴが絡んだ因習。村の暗部と言えるそれが悲劇を生み出すという事態が重点的に描かれ、かなりダークな雰囲気を醸し出しています。
兄の尚吾は、そんな醜さが渦巻く村から弟の誠を引き離し、東京で同居しています。尚吾の過保護っぷり、兄弟べったりぶりが素敵。まだ想いが通じ合う前から、…

5

シェフは強欲につき 小説

秀香穂里  水名瀬雅良 

スマートな印象

「場を読まない超絶腕前の強引野郎」飯塚四郎×
「美形でも絶対に甘い言葉になびかないツンデレ」御園克哉(後書より)
ということで、結構コメディチックなお話なのかなと思いきや
やはり秀さん、舞台が高級レストランということもあって
スマートで大人な印象の作品でした。

飯塚のキャラクター的に、ゴリ押しでうざい感じかと思いましたが
そうでもなく、ちゃんと仕事もこなせる男だったし
同い年なの…

2

愛の奴隷 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

無口な男×口下手な男

お姐様方のレビューをすんごい大雑把にまとめると「水原作品は痛い でもこれは(それほど)痛くない」ってことかなぁと予測しつつ読みました
はいっ その通りでした~ヽ(・ω・)ノ
うん ちょっとばっかり激しい暴行シーンありましたけどねん

結局 彰信も宏樹も相手が好きすぎて臆病だったってことかな 十数年も...
なんとも気の長いお兄さんたちだわw
宏樹の自信のなさにはイラつく向きもあるだろう…

4

完全独占計画 小説

藤崎都  水名瀬雅良 

攻×攻?

こちらは「絶対服従契約」で翠にちょっかいを出していた
同会社営業部所属の小田桐唯史が主役となってます。
面白いのが、その時点では攻めだった唯史が今作では受けに…?という所。
こういうの、大好きなんです…笑
攻めになるのが、仕事の契約の為に来日してきた
ハリウッドスターのレオナルド・デュケイン。
レオナルドの通訳を任された唯史は出会ってすぐ口説かれますが
「俺は攻めだ」と主張し続ける……

2

絶対服従契約 小説

藤崎都  水名瀬雅良 

こんな秘書、欲しい…←

社長×秘書ということでなんだかアダルティーな内容かと思ってたんですが
意外にも重くなく読みやすいお話でした。

策士な大企業社長であり姉の元婚約者、高篠将哉(攻)に
長年密かに想いを寄せる秘書榛名翠(受)。
美人で多少むっつり(笑)な秘書受けとあって
どんな風に秘めた想いを露にしていくのか…
もしくは策士な社長将哉にどう暴かれるのか…と読み始めたのですが
なんと前半の早い段階から泥…

1

渇望の部屋 小説

秀香穂里  水名瀬雅良 

綺麗事だけじゃない裏側

トップモデルとして活躍する草一は、売れていることを自覚し、傲慢な態度を取るのは当たり前で、挫折を知らずにいました。
そんなある日、ショップで見かけた1枚の青いシャツに目を奪われました。そのブランドの専属モデルになってやろうと自信たっぷりに望んだオーディションに現れたのは、デザイナー・椎名。
喜んで受け入れられると思っていたのに、椎名はことごとく草一を非難し、「どんな身体をしているか、実際に目で…

1

仮面の下の欲望 小説

バーバラ片桐  水名瀬雅良 

「痛いのが好きか?変態だな」←いや、それほどでも・・・

作者さま後書きに、ドMをドSが調教するお話とはありましたが、読み終えた感想では、さほどMでもSでもなかったような気がします。
しかしながら、数々の羞恥プレイ(痴漢および青姦)は恥ずかしいかな?特に痴漢は周りの人々に迷惑だし、あれは絶対バレますわ!って思ってしまいました。

主人公・検事の河原崎は昔家庭教師にいいようにもてあそばれてから、己の欲望を抑えて検事という仕事に邁進しています。
暴力…

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